1987年生まれが選ぶ夏に合うサマーロックソングサウンドトラック!涼の22曲!2019年8月リライト
- 1987年生まれが選ぶ夏に合うサマーロックソングサウンドトラック!涼の22曲!2019年8月リライト
- 前回はコチラ!
- Spotify Playlist
- 1.Jack Johnson 'Monsoon'
- 2.Jason Mraz 'I'm Yours'
- 3.Tahiti 80 'Heartbeat'
- 4.Circa Waves 'T-Shirt Weather'
- 5.Blur 'Parklife'
- 6.Third Eye Blind ’Wake For Young Souls’
- 7.Brendan Benson ’What I'm Looking For (Ad Version)’
- 8.Nada Surf 'Mustang'
- 9.The John Butler Trio 'I'd Do Anything'
- 10.Simple Plan 'Summer Paradaice'
- 11.Sublime 'Santeria'
- 12.Oasis ’Champagne Supernova’
- 13.the HIATUS ’Catch You Later’
- 14.Catfish And the Bottlemen 'Cocoon'
- 15Weezer ’Island In The Sun’
- 16.難波章浩 -AKIHIRO NAMBA- ’LOVIN' YOU’
- 17.NICOTINE 'SUNRISE BEACH'
- 18.東京事変 ’雨天決行’
- 19.Sugar Ray 'Every Morning'
- 20.Incubus ’Summer Romance (Anti-Gravity Love Song)’
- 21.Red Hot Chili Peppers 'Scar Tissue'
- 22.Green Day 'Wake Me Up When September Ends'
- 涼の22曲 もうすぐ夏が終わる
もう一生分暑いって言った今年の夏。いくら暑さを憎んでも僕らを幸せにはしない。
そろそろ慣れてきたし、永遠に続くかと思われた纏わり付く暑さも8月という事は折り返しなのだ。
皆様はどうお過ごしだろうか?
前回の陽の30曲に続き、今回は涼の曲、という事でまとめてみました。
前回はコチラ!
引き続き暑い夏も折り返しを終え、徐々に慣れてくるのもあり、次第にその姿を変えてくる。
焦がす様な太陽、揺らめく熱気の裏には、実に美しい涼感に溢れる瞬間があるのだ。
ビジーな音を一端置いて、オーガニックでアコースティックでダヴな音楽に身を任せたい。
涼しさを感じる良曲達。
Jack Johnson、Jason MrazにTahiti 80もThird Eye BlindもWeezerもOasisも。
1987年生まれの僕的に集めたベストサマーソング今回は涼の22選。
こちらも是非、聴きながら読んで頂き、素敵な暇つぶしになれば幸いです。
Spotify Playlist
1.Jack Johnson 'Monsoon'
サーフ音楽の第一人者的レジェンドで現代最高峰のサーフロックシンガーソングライター、ジャックジョンソン。
頬を撫でるような優しい声と王道のオーガニックなサウンド。月・海・潮の歌詞が言霊みたいに漂う。
跳ねるようなピアノにショウアップされて、ドライヴィンなビートに落ちて行き、穏やかさを心に宿し、一曲聞いたら前を向いて歩き出せそうな涼の名曲だ。
2.Jason Mraz 'I'm Yours'
多彩なメロディーを操るシンガーソングライター、ジェイソンムラーズ。
警戒で超涼的な質感、このダヴさに加えて心に電流を起こせる群を抜いた美しい、まるで小鳥の囀りの様な歌声。
ミニマムでアコースティックな音が歌い手の感情まで巻き込み、歌とともに鮮やかに流れ込んでくるダイレクトさがある。
3.Tahiti 80 'Heartbeat'
フランスの誇る最高のサマーグループ、Tahiti 80。
爽やかに潤う芸術性高めのサウンドは一味も一癖も違うアーティスティックな清涼感。
シンプルにしっとりと涼感漂うが、どこかグラマラスな美しさすら持ったクールな曲だ。
4.Circa Waves 'T-Shirt Weather'
今最もモダンで涼しいロックバンド、サーカ・ウェイブスのキラーチューン。
太陽に溶けてしまいそうな繊細なギターメロディーが涼しい風を巻き起こし、体感温度は5度ぐらい下がる。
Tシャツを着ようが暑いもんは暑いが、少しでも気分を上げられそうな何処までも繊細で爽やかなエモーショナルは夏には欠かせない。
5.Blur 'Parklife'
オルタナティヴなポップセンスが炸裂したブラーのキラーソング。
噴水のありそうな公園をマイペースに歩けそうな、極めて陽気ながらオルタナティヴなサウンドデザインはどこか涼的。
不可思議さが大輪の華を咲かせたブラーポップネスのカラフルさは、クールに夏を染め上げるセンスがあるのだ。
6.Third Eye Blind ’Wake For Young Souls’
オルタナティブなギターグルーヴを奏でるサードアイブラインドのミディアムなギターロック。
澄みきったグルーヴと甘いロマンシチズムに溢れたナンバー。
波の様なギターメロディーが弾けそうで弾けずキラキラとバンドサウンドに溶けて輝く。
メロディーが眩く跳ね上がるシーンが波しぶきの様に鮮やかに光って、穏やかなメロウは抜群の安定感を感じゆったりと身体を預けられる。
7.Brendan Benson ’What I'm Looking For (Ad Version)’
超実力派パワーポップシンガーソングライター、ブレンダン・ベンソンの涼の名曲。
海ってよりは木の香りがしそうな暖かく優しい声。
優しく賑やかに広がるオーガニックな音の輪が清涼的な空間を作り出してくれるのだ。
割と季節は選ばないかもしれないが、繊細なギターの高鳴りは木陰の涼風を感じさせるので選んだ 。
8.Nada Surf 'Mustang'
NY出身の文学系ロックバンド、ナダ・サーフによるアジカンのカバー。
親交のあるアジカンやスピッツのカバーも同じアルバムでやってるんだが、どちらも超優しいテンダーロックカバーに様変わりしている。
どこまでも繊細な音で、サラリとした抜群の耳触り。
音楽以外では得難い浮遊感を存分に味あわせてくれるのだ。
9.The John Butler Trio 'I'd Do Anything'
ギターレジェンド、ジョン・バトラー率いるジョン・バトラー・トリオのメロウでクールなギターナンバー。
サーフでダブなグルーヴを漂うようなギターから畳み掛ける分厚いサウンドは力強く涼しくもエネルギッシュ。
焼け焦げてしまった心も身体も癒やすようなオーガニックさを保ったまま力を溜めて走り出せそうな強靭さもある。
10.Simple Plan 'Summer Paradaice'
僕らが誇るポップパンクバンド、シンプルプランのヒットサマーナンバー。
オーガニックなサウンドに乗せた極上のキャッチーさ、ピエールのサラッとした抜群の美声が映える。
儚げな歌に反してとてつもなく分厚い音楽的要素に彼らのセンスを感じる。
艶やかに爽やかに、夢心地に浸れるある意味ベタと言っても良い、魔法のポップセンスを前面に出せるアイコニックさこそ彼らの真骨頂だ。
11.Sublime 'Santeria'
数々のフォロワーを持つ殿堂入りのレジェンド、サブライムの名曲。
最強のサマーバンドでサブライム節と呼ばれる後世に続くスタイル。
甘くメロウなサウンドに乗るエキセントリックな魂に響く声。
降り注ぐメロディーの質は夏そのもの。
泣かせるギターソロを跳ね上げるビートに更に上から落ちてくるような声は唯一無二だ。
12.Oasis ’Champagne Supernova’
オアシスのスタジアムアンセムから。
スタジアムロックアンセムでありグッドバラード。これを両立できるのが彼らの凄さ。
無数の泡に包まれる様な幻想のギターメロディーが浮遊する、その曖昧な輪郭を壊すことなくノイジーなパワーに満ちたリアムの信じられないくらい美しい声をその中心に据える。
ドリーミーな超清涼的空間で包む、彼ら屈指の涼の名曲。
13.the HIATUS ’Catch You Later’
ハイエイタスのスタイリッシュロックバラード。
森の中で木漏れ日が差している様なシンセに、堂々としたギターリフ、鮮やかなのピアノとハイセンスなドラミング。
それらを様々な音を、鮮やかな色彩で花開かせるロックバラッド。
常に清涼な風を感じるのは、どんな空間でも中心的存在になれる細美の声が大きい。
14.Catfish And the Bottlemen 'Cocoon'
モダンオルタナティヴロックバンド筆頭のキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンのキラーチューン。
サマーチューンというわけではないが、身を焦がすようで逆にクールにクールに覚ましていく類の深く淡いメロディーは実に涼しく聴ける。
15Weezer ’Island In The Sun’
ウィーザー最高のサマーチューン。
ミディアムなテンポに、幻想的で穏やかな夏の霧雨の様なギター。
リズムをつけるベースの歪みに、ヘッヘッ の特徴的なコーラス。
霧雨をまとい浮遊する様なリバースの声は夏、僕らの目にも彼等の目にも映った奇跡の光景を作った。
ローリングストーン誌の選ぶオールタイムサマーソング50にも選ばれていた名曲。
16.難波章浩 -AKIHIRO NAMBA- ’LOVIN' YOU’
日本が誇るパンクシンガー、 難波章浩のソロナンバー。
南国的なメロディーにダヴなリズムの屈指のサマーソング。
この人にはやはり太陽を感じる。
その朗らかさとか優しさをひっくるめた曲だ。
17.NICOTINE 'SUNRISE BEACH'
日本のメロコア/パンクを担ってきたバンドの一つ、NICOTINEの名曲。
ファニーなメロコアバンドのダヴなサマーチューン。
ギラついてる反面、爽やかな声と太くしなるグルーヴが綺麗なバンドサウンドのハーモニーとなって包む。
18.東京事変 ’雨天決行’
クリエイティブでアンタッチャブルなバンドの最高峰、東京事変の艶やかな曲。
ピアノサウンドの優しさ、艶やかなボーカルが雨に唄えばみたいなファニーさを生む。
幾重にも重なるメロディーのプリズムの鮮やかさ、圧倒的なサウンドの質 圧倒的に爽やかな風が夏に良い。
19.Sugar Ray 'Every Morning'
陽編でも出てきたがもう1つの名曲がまた涼しいサマーバンド、シュガーレイ。
完璧な夏の光景のアウトプット。
カラフルな音が交差する夕陽の中の様なシーン。
ダンサブルにセクシーに、彼らはスマートな夏には欠かせない。
20.Incubus ’Summer Romance (Anti-Gravity Love Song)’
七色の音色を操るロックバンド、インキュバスのサマーチューン。
メロディアスでスタイリッシュに立体的に響く音は都会的だ。
このキャピタルなグルーヴがハイソで至高な夏に映える。
21.Red Hot Chili Peppers 'Scar Tissue'
レッドホットチリペッパーズのミディアムなナンバー。
レッチリは陽とは限らず。
ベースにあるファンキーでフリーキーなライン、清涼さを際立たせるアクアなギター、セクシャルなボーカル。
透明感、どこまでも続いてそうな底知れない夜空の様な、飲み込まれていく抱擁感もある。
22.Green Day 'Wake Me Up When September Ends'
最後はグリーンデイ。彼らの表現する曲の中で最も悲しみに満ちた曲。
美しければ美しいほど哀しみが広がるリフの旋律、暖かいビリーの声に救われる。
ダイナミックなロックサウンドに物語を感じ、夏の終わりのチャイムの様に流れるメロディーは途方もなく美しい。
早く過ぎて欲しい夏もある、そういう教訓で胸を締め付けられるセンチメンタルな曲。
涼の22曲 もうすぐ夏が終わる
以上いかがでしたでしょうか?
毎年毎年早いなと言ってそうだが今年も夏が過ぎつつある。
脳科学的に大切なイイ想い出だけ残っていく代わりに、締め付ける胸の痛みは年々上がっていくのだ。
こういう涼しげな曲を聴くと、そんな痛みが和らいでいく様な清涼感に包まれるのだ。
夏の最後の瞬間はこんな涼の名曲に包まれていたい。
それではまた別の記事で。