Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【サッカー×ギターロック】フットボールサウンドトラック・ギター映えるRock Song31①

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500時間聴きながらボールを蹴ってわかったサッカーに合うロックサウンドトラック集 ギターの映えるオルタナロック/パンクソング達‼︎

買い物上手な人っているのだ。

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ふらふらと雑貨とか文房具のお店を渡り歩き、ジャストにバランス良く完璧な買い物をして出て来る。
あ、コレあれに使おうとか、あ、コレあれと交換しようとか、その場で買った後を閃き描ける人。衝動買いですら美しくキマってる。
ちょっと羨ましい、そういう人に私はなりたい。
そういう人を最近見たのだ。
 
そう言う憧れにロックを聴いてて、あ、コレサッカーに合いそう、そう好きなものと好きなものを結びつけるポジティブな閃きがある。
聴きながら蹴って探した結晶のフットボールサウンドトラック
結構こうあるべきだ、こうあって欲しいと願う気持ちもあるかもしれない。
もちろん聴きながら蹴って心地良いものをある程度のルールで集めているが、サッカーと好きなロック音楽を結びつけたいのだ。

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自分が好きだからってのはあるけど、ロックン・ロールの身体を自然に動かし、音が空間に乗るドライヴ感フットボールとリンクする瞬間があると思うのだ。
手軽なBGMになった、アプリで詰め合わせたポップスを何となく聞くのはつまらないし、ズンズンとここはクラブじゃねぇって音楽流してるとこもある。
ストリートなインディー感、紳士なスタイリッシュ感、ロックの肉体的なエネルギーがビッグなメロディーで、センチメンタルにもメランコリーにも映り変わる生の音の揺らぎ。
流れてきて、おっ、と、もうちょっと走れる様な、エネルギーと幸せが湧き上がる様なサウンドトラック。
 
実際に音が鳴る環境がその聞こえ方、響き方と無視できない相関関係がある。
ホワイト・ストライプスセブンネーションズアーミーがそうだった様に、フットボールパークに耳に鮮やかなギターの音は今後もきっと馴染むはず。
スタジアムの開放感とヌケの良さに空高く舞い上がり地鳴りのする震えのくるスケールのデカイ高揚感、ストリートの僕らの箱庭で僕らだけの爽快感を与えてくれ脳内アドレナリンを高速分泌するようなエネルギッシュさ。
瞬間的に電流が流れ、卒倒しそうなくらいカッコよくて、号砲的に響くロックギターはフットボールとただならぬ相関関係があると思うのだ。
今回はW杯イヤーに併せてそんな33曲を個人的にチョイスしてみました!

 

Oasisからフーファイにアクモンにアッシュ、ノーユースにグリーンデイにアリスター、アジカンにハスキンと、洋楽~邦楽までオルタナティヴなロックギターの名曲を、サッカーと掛け合わせて考えて集めたサウンドトラック。の前編。

メロディーもリズムもリフもソロも。

もちろん只ならぬギターアンセムだらけなので、それだけで聴いても聴き応え満天のハズ。

聴きながら読んで頂けると幸いです。

それではいきます。

 

ベストはコチラ!

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1.Oasis 'Stand By Me'


Oasis - Stand by Me Live In Wembley (2000)

世界を揺らしロックを救ったオアシスのギターは、本人たちのフットボール好きも相まってフットボールサウンドトラックにふさわしいものが多いのだ。

春雷の様に美しいギターの轟音がいつまでも空間に残る中、あまりにも自然に鳴るグッドメロディーは、どんな場面でもあまりにも重要な存在になり得る万能で最強のギターアンセムのそれだ。

憂も爽もひっくるめて、自分たちの音がとにかく大きく壮大であろうとするギターサウンドは、どこまでもキャッチーながら重く人々の胸に残り続けるただならぬ1曲。

フットボールスタジアムで彼らのどのアンセムよりも美しく鳴ったこの曲に、どこかフットボールとの相関関係を信じずにはいられない、決定版的な一曲。

 

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2.ASIAN KUNG-FU GENERATION '藤沢ルーザー'


ASIAN KUNG-FU GENERATION 『藤沢ルーザー』

アジカンの江ノ島シリーズのいろはのい、のみならず彼らのギターロックのいろはのい的なロックチューン。

ひずみのフック満載で、ポップでカラリとした陽光刺さる様なギターメロディー。

爽やかかつ現実的な雑多感を想像しやすいサウンドとメッセージは僕らの生活にも馴染みやすい日本人的なロックチューン。

ド派手でロック溌剌の骨太なリフは、スイッチを切り替えられる起爆的なエネルギーと力の抜けた蒼さが同居した鮮明な色彩だ。

誇らしげに振り回されるギターは、身体を預けられる信頼感すらあるし、フットボールの光景にも抜群に馴染む。

 

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3.No Use For A Name 'Soulmate'


No Use For a Name - Soulmate (Official Video)

世界中で最もコアに愛されたパンクバンドはノー・ユース・フォー・ア・ネームのギターはパンクファンには世界で唯一の美しいギターだ。

彼らの象徴的なキラーチューンは、抑えがたく胸震わされるシンプルなパンクエモーションの美しさの極致だと、彼ら亡き今誰も鳴らせないその蒼さに、色濃くなっている様に思う。

音の輝き歌の輝きはもちろん、目まぐるしく性急なメロディーでも決して僕らを引っ張る訳でなく、疾走感を保ちながら僕らと並走している様な暖かみがあるのもサウンドトラックに必要な要素の一つ。

彼らの持つ根っからのフレンドリーさ・正直さが波長化して見せる音色の綾みたいなものが、愛される美しさが結晶となっている要因があるのだ。

 

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4.Foo Fighters 'Monkey Wrench'


Foo Fighters - Monkey Wrench

いつだってストイックにロックの事を考え、豪快で世界最高にイカしてるロックバンド、フー・ファイターズのパンクギターチューン。

メロディー自体は軽やかでとっつきやすくキャッチーだがそれだけに非ず、グランジを超えてきた滑空するグラインド感・ハードでタフに強靭なエネルギーをそれなりの重たさで維持したまま突っ切る、まっすぐ行ってぶっ飛ばす系のどストレート。

心地いいパンク的な爽快さも、分厚いギターロックでアドレナリンはしばらく止まらないアツく強靭なサウンドトラックに最適。

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5.Arctic Monkeys 'Brainstorm'


Arctic Monkeys - Brianstorm (Official Video)

ロック史において近年最も鮮烈にギターを操った事件的なバンド、アークティック・モンキーズのキラーソング。

ケタ違いの熱量のギターリフ。アクモンはすげぇと決定的な衝撃になった歴史的なリフ。

素朴なスタイリッシュさを貫く事で、暴力的なまでの音の渦を芸術性すら感じさせる魅惑的な色合いも魅せる。

ただ簡単にじゃ理解できないが身体はもれなく反応する逃れようのない引力は、スタジアム向きで時に圧倒の光景を見せるフットボールにもリンクできる。

 

6.Beck 'E-Pro'


Beck - E-Pro

他の何とも似つかない曲を、妙に最高にカッコよく鳴らせるオルタナマジシャン、ベックの至高のギターソング。

あくまでも楽器の一つとして捉えつつも、ギターの持つ肉体性を見事に表現しきるマジカルなアート力を発揮し、曲の中心にスパイラルなギターリフを据え、サイケでトリップな陶酔的なオルタナティブ・ミュージックのど真ん中にはめ込んだ稀有な例だ。

だからこそニッチで閉塞的な浮遊感がありつつ、エッジ立って攻撃的なアンセムとして不可思議に共存する鮮やかな曲になったのだと思う。

ビッグな空間ごと回転させられるようなサイケの狂気も、スタイリッシュさを伴い時にフットボールの魅力になり得る。

 

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7.Green Day 'Welcome to Paradise'


Green Day - Welcome To Paradise [Live]

ポップでパンクに間違いなく世界の彩りを変えた僕らのバンド、グリーンデイの真髄的なポップパンクチューン。

ベースのユニゾンと共に奔る実にインスタントでマキシマムなギターリフ、瑞々しいポップさと結びつきつきながら、そこかしこで爆発を産み出せる瞬間着火力はすごいパワー。

それでも全体通して聞くと淡々とガシガシと弾かれ続けるギターは艶めかしいほどにクールで、それがロックンロール的な魅惑のエネルギーにもつながっているのかもしれない。

ちょうど良い場所、僕らの聖域感を放てるのはやっぱり彼らしかいない。

 

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8.Foxboro Hot Tubs 'Mother Mary'


Foxboro Hot Tubs- Mother Mary With Lyrics

グリーンデイのファニーな覆面ガレージバンド、フォックスボロ・ホット・タブスのロックンロールギタートラック。

ロックンロールのテンプレートの様なギターを、どこまでも艷やかに色彩豊かに鳴らすギターロックで、タイムスリップした様な引力とともにパーソナルな自分だけの想い出もセピア色に蘇るようなサウンドだ。

こういう原初的なギターの旋律は、今や魔力を帯びている様にあらゆるモノに馴染みやすい。

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9.Third Eye Blind 'Never Let You Go'


Third Eye Blind - "Never Let You Go" [Official Music Video]

90年代、独自のグルーヴなオルタナティブサウンドで世界に響いたサード・アイ・ブラインドのキラーチューン。

限りなく透明に近いブルーなギターのメロディーに、ほんの少しの影も見える情感たっぷりのギターグルーヴ。

ユニークでダンサブルさすらあるサウンドの中で、同じリズムでゆったりと漂い続けるギターは、そのまま永遠に続きそうな儚さも感じるどこまでも伸びやかな一曲。

凄く良質なメロディーは、絶妙な存在感で素晴らしいサウンドトラックになる。

 

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10.All Time Low 'Let It Roll'


All Time Low - Let It Roll

ポップパンク新世代を先頭切って走るオール・タイム・ローの初期のアグレッシブなポップパンク。

鮮やかな切り上げから滑り落ちていく様なギターリフの爽やかさは、彼らのエネルギッシュかつセクシーなムードも相まって、スタイリッシュに収まりがいい。

ラフさもありそれでもクリアなギターサウンドはどこまでも汚れのないエモーショナルさを内包して響き、ポップパンク特有の眩しさを思わせ、実に良く刺さる。

 

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11.Husking Bee 'WALK'


HUSKING BEE / WALK 【HD】

日本が誇る伝説のエモパンクバンド、ハスキング・ビーの大名曲。

かすれたボーカルとリンクする歪み重なる滑るようなギター。

感情の高鳴りを適切に捉え、爽やかながらも情熱的に鳴るギターサウンドは唯一無二の特別感があった。

あともう少しだけ走れる。最初のギターを聴いた瞬間にそう思える曲は、数えるほどしか無いはずだ。

 

12.Fall Out Boy 'A Little Less Sixteen Candles A Little More Touch Me'


Fall Out Boy - A Little Less Sixteen Candles, A Little More "Touch Me"

今やロックバンドとしてしっかりと地位を確保したフォール・アウト・ボーイの初期の一曲。

大ぶりのギターリフ中心のギターロックで、特有のドラマチックなサウンドをこの上なく爽やかにシンプルに鳴らした一曲。

やたら演技じみたPVが絶妙にダサい。

それでもキャッチーに響くリフは耳触りの良いメロディーでしっかりと余韻を持つ。

 

13.Allister 'Somewhere On Fullerton'


Allister - Somewhere On Fullerton

懐かしのポップパンクバンド、アリスターの象徴的なトラック。

今やスコット・マーフィーが所属するモノアイズでもハードにプレイされてる名曲も、パンクギターが実に心地良く、青空のピッチでも映えそうな抜群のメロディックな疾走感。

シンプルなパワーコードは絶対的に色あせないし、常に根底にギターが鳴り続ける信頼感も持てる。

何か今になってポップパンク魂をリチャージできるアツい一曲。

 

14.New Found Glory 'Coming Home'


New Found Glory - coming home

ポップパンクを背負い続けるキラーチューンメーカー、ニュー・ファウンド・グローリーのキラーメロディートラック。

ポップなギターリフが降り注ぐ様に鳴り、リズムギターがジワジワ高揚感を煽るツインギターのうねりは抜群にアンセミックだ。

ミドルビートに相性良くしっかりメロディアスなサウンドで、重厚に響くギターは広いレンジに響くはず。

 

15.Ash 'Shining Light'


Ash - Shining Light (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

激動の時代をUKロックの希望を背負って渡った永遠の恐るべきヤングバンド、アッシュのキラーチューン。

しなるベースラインとは対象的に軽やかで穏やな光量の多い眩いギター。

終始クールに響き続るメロディーワークで、淡く泡のようなサウンドを作り上げ、それがこの途方もなく柔らかい聴き心地につながっている。

 

残りは後編で