2016年の新曲とバンドを代表する名曲をPVで振り返り比較する!
ご覧いただいている皆様ありがとうございます!
yellowScaleです!
2016年も終わりが近づいてきました。
今年の中ごろに始めさせてもらったこのブログも自分なりに無理なく進められているのもご覧いただいて目を留めていただいた皆様のおかげです。
ほんとうにありがとうございます!これからも当ブログを宜しくお願い致します。
さて、年末ということで、なにかと振り返りたくなるのが人の性。
そこで今年リリースされたバンド達の新曲をPVとともに振り返ろうと思います。
さらにそのバンドを代表するキラーソング達も一緒に振り返って、想いを馳せていこうかと思います。
素敵なバンド達と時を重ねるのも悪くない、そう思える様な記事にできればと思います。
Greenday
2016 'Bang Bang'
Green Day - Bang Bang (Official Music Video)
1994 'Basket Case'
Green Day - Basket Case [Official Music Video]
2016年のアルバム’Revolution Radio’のリードトラック’Bang Bang’と、彼ら自身長いキャリアでのリードトラックとも言えるポップパンクの金字塔’Basket Case’。
鬼気迫るフラストレーションのエナジーを感じるバスケットケースの表情と、一転してリラックスして余裕のあるバンバンの表情に、表現の違いが感じられて面白い。
ミニマムでもマキシマムに感じるキャッチーなバンドサウンドのパワーが、カラフルなペンキをぶちまける様な爽快感で、バスケットケースが世紀またぎの名曲である理由だし、カラフルさだけでなく濃淡の引き出しも使いこなし、黒さ暗さも含んだ色彩も垣間見せるバンバンは、パンクの成熟も感じる。
SUM41
2016 'Fake My Own Death'
Sum 41 - Fake My Own Death (Official Music Video)
2001 'In To Deep'
奇跡の復活を遂げた2016年のアルバム’13 Voices’のリードトラック'Fake My Own Death'と、メジャーデビューアルバムよりメロディックなアンセム'In Too Deep'。
デリックがちょっと不健康そうなのは仕方ないとして、エネルギッシュなパフォーマンスは変わらない。
アルバムごとに結構方向性が変わるバンドではあるが、ギターのメタル感はより前面に押し出されている傾向。
それでもメロディアスなセンスは変わらず、怒れるパフォーマンスでメロディックに鳴らせるパンクは彼ららしい。
Blink182
2016'Bored To Death'
blink-182 - Bored To Death (Official Video)
2001'The Rock Show'
2016年の新生復活ブリンクの'California' より'Bored To Death'と、2001年のポップパンクユースアンセム’The Rock Show’。
ブリンクらしいギターサウンドは全く色褪せない。
蒼く性急で正確なビートで走るロックショウと、複雑に絡みながら緩急をつけるボードトゥデス。大人のパンクのロマンも感じさせる魅力ある仕上がりの復活。
日本にも来ないかな。
Yellowcard
2016'Rest In Peace'
Yellowcard - Rest In Peace (Official Music Video)
2003'Ocean Avenue'
2016年の'Yellowcard'はバンド活動を締めくくるラストアルバム.。'Rest In Peace'はリードトラック。それと初期の名盤’Ocean Avenue’ よりタイトルトラックの’Ocean Avenue’。
ボーカルが全く歳を取らないのに驚く。
最新PVは編集のつぎはぎなのもラスト感があって寂しい。
衝動と美感を併せ持った最高のエモソングだったオーシャンアベニュー。それに比べて衝動よりも美を、歪みよりも深みを、雲の晴れ間の光の様な光彩よりも、鈍く光る雲の神々しさを。
そんな決意を感じるレストインピースだった。
Goodcharlotte
2016'40 oz. Dream'
Good Charlotte - 40 oz. Dream (Official Video)
2002 'Lifestyles Of The Rich And Famous'
Good Charlotte - Lifestyles of the Rich & Famous
こちらもポップパンクカムバックの2016年アルバム'Youth Authority'より'40 oz. Dream'と、最大のヒットにしてヘビーにかかりまくっていた’Lifestyles Of The Rich And Famous’。
とてつもない見た目の変貌。だけどナチュラルに受け入れる現実的な姿勢が好き。
声は思いのほか変わっていない。
元々グッシャーが持つポップパンクにこだわらず、様々な要素を惜しみなく取り入れる音楽人としての興味が、今バンドをやったらどうなんだろう?みたいに振れて、ナチュラルにできた復活だと思った。
Red Hot Chili Peppers
2016'Dark Necessities'
Red Hot Chili Peppers - Dark Necessities [OFFICIAL VIDEO]
2002'Can't Stop'
Red Hot Chili Peppers - Can't Stop [Official Music Video]
今年をにぎわせた大御所レッチリの2016年アルバム’The Gateaway’から'Dark Necessities' と、個人的にベストオブロックリフの’Can't Stop’。
キャントストップのキレはさすが、ダークネセシティズはやや丸みと優しさを帯びたファンク感。ピアノの音も大きい落ち着いた印象。
それでも全く変わらずに、体を揺らせるのはレッチリならではのどのバンドでも出せない深みみたいなものを感じる。
WEEZER
2016 'California Kids'
1994 'Buddy Holly'
2016年'Weezer(White album)'より'California kids'と、1994年'Weezer(Blue album)'より'Buddy Holly'。
今こそブルーアルバムの煌めきを、ピンカートンの響きを。そんな思いで生まれた渾身のホワイトアルバムのサーフナンバー、カリフォルニアキッズ。
ザクザク刻まれる重く切ないギターメロディーが、軽やかで鮮やかな風の様に吹き抜けて涙はいつの間にか乾いているような、控えめなポジティブさ。
憂鬱を包み隠さず前を向いてきたウィーザーが、少し自信を手に入れたからこその原点回帰。
Hi-STANDARD
2016 'ANOTHER STARTING LINE'
Hi-STANDARD- ANOTHER STARTING LINE- Full ver.(OFFICIAL VIDEO)
1995'New Life'
Hi-STANDARD - New Life [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
ハイスタのNewシングルってだけで事件'Another Starting Line'と、初期のパンクアンセム'New Life'。
音質の差はもちろんあるけど、個々の音楽的なキャラクターは変わっていない。
キャッチーで掴みやすいパンクチューンのニューライフから、ポップロックに近いシンプルさをもつアナザースターティングライン。
変貌を感じたファンもいるそうだけど、ハイスタが戻ってくるという意味の大きさに、わかりやすさを中心に据えた復活劇なんだと思った。
アナザースターティングラインのリリース当初のショートバージョンの映像は過去の編集だったが、フルバージョンになり新しく撮った今の彼らの姿が見れる。
ライトに照らされる3人のトライアングルを見た時、涙がこみ上げる想いに、この優しく響くロックメロディーは、見事にシンクロするのだ。