音楽を持って箱根に一泊旅行に行って来た その②
その①はコチラ!
宿 「季の湯 雪月花」
今回泊まったのは「季の湯 雪月花」。
前にも泊まった事があって凄く良い宿だったので今回もここだ。
強羅駅の目の前、歩いて1分くらい。
前回に来たときは車だったのでこんなに駅が近いと思わなかった。
粋な小径を通って綺麗な玄関へ。
そして凄くロビーが綺麗。
たくさんの星をもらってる。
落ち着くし、その反面かなり強烈な絵が飾られてて目を惹く。
Motion City Soundtrack’This Is For Real’が彩り良く映える。
チェックインを済ませるとお菓子取っていっていいよ、と言われる。
お土産で買えるものが並べられていて、5個まで部屋に持っていって良いらしい。
すごくいい仕組みだ。気に入ったものは後で買って帰ればいい。
浴衣は自分で好きな柄を選んで持っていく。男女で20種類くらいあって選びがいがある。
女性は嬉しいはずだ。それ以外でも館内着は作務衣があるので浴衣じゃなくてもいい。
食事は早めの18時台と20時台で選べるので、予定を立てやすい。
カフェ的なお休み処では、時間に応じて肉まんとか夜泣き蕎麦のサービスがある。コーヒーとお茶が常に置いてあって、おまんじゅうは食べ放題。
諸説明を受けて部屋へと向かう。
こちらは湯の心得。
部屋は露天風呂付きでテラスも快適だった。
豪華だけど、趣きあって派手過ぎない寛げる空間だ。
取ってきたお菓子を食べて微睡む。いい時間。
Oasis 'Half The World Away'
強羅公園
ちょっと外に出て散歩がてら坂の上の強羅公園に向かう。
雨は降ってなかったが、まだまだ雲が重たく残っていた。
旅館で傘を貸し出していたので一本貰って坂を上がる。
5分くらいだけどかなり急な坂道を登り強羅公園に入る。閉園時間は17:00。後1時間半くらい。
大人1人入場料が550円。後々気づいたけどサービスチケットが旅館にあって見せれば半額だった様だ。
虹は見えないけど、もう雲もいなくなりそうだ。
Hi-STANDARD’Mosh Under The Rainbow’
広めの公園の中、様々なワークショップが開催されてる。
目的の1つでもあったトンボ玉作りに行ってみるとトンボ玉は予約が一杯だった。
ので、同じ工房でやっているビーズを使ったアクセサリー作りをやってみる事にする。
まずはブレスレットかネックレスか、そして革とかシルバーとかベースの素材を選ぶ。
長さを決めたらビーズを選び組み合わせてオリジナルのアクセサリーを作る。
大きさも形も色も違うのが100種類くらい。
自分の紐の長さに合わせて個数を決めて通していく。
ヒント的に誕生日占いみたいな感じで、ラッキーカラーを診断してくれるミニブックがあったり、タイプ別のデモ的な作品があったり。
店員さんは優しく見守る感じで、アレコレと悩むのを楽しんで下さいって感じで集中できた。
他の人も物凄い悩んでた様だ。
結構敬遠がちだったこういう体験。大学生のカップルが主流でやるもんだと思ってたけど、全然楽しいし、われわれみたいな30前後の夫婦がやっても恥ずかしくないし、そんなの気にしない位アツい情熱でいつの間にか作ってる。
この集中力は大学生には出せないだろう。
The Offspring’Why Don't You Get A Job?’Ken Yokoyama’Popcorn Love’とか穏やかでも性急でも楽しい気分のナンバーが合うなーと実感しつつ、1時間位悩んでいた。
The Offspring - Why Don't You Get A Job?
完成品はこんな感じ。上が僕ので下が妻のだ。
1人素材代とかにもよるけど3000円から4000円くらい。
ビーズ増やしたりすればもうちょいいくけど、楽しい時間を過ごして土産もついて感がすごいので全然安いと思う。
フラッと出来るので強羅にいるなら軽くやってみるのもいいかと思う。
いつの間にか1時間が経ったら外は晴れていた。
少し園内を散策してみる。
雨のカーテンが外れて、草花の色も石畳の色も際立って見違える光景。
Green Day ’Oh Love’がかかる。心に染み入る喜びの讃歌だ。
Green Day: "Oh Love" - [Official Video]
すごく綺麗な光景の数々。
細部まで手入れされてる様で、整然と並べられた色取り取りの花は力強さってよりも優しい色どりに溢れてた。花も種類が多くて好きな人は嬉しいと思う。
歌碑があったり、カフェがあったりと、ちょうどいい広さでグルっと回っても15分くらい。
ちょっとした散歩にはいい。
Blur 'Park Life',Third Eye Blind 'Never Let You Go'まさにっていう瑞々しい2曲を選びつつ、ちょうど一周したところで閉演時間を迎える。
坂を下って、旅館へと戻る。
旅の拠点が決まっているだけで、ホッとする様な気分になる。
夕暮れに差し掛かってきた。風呂入ってご飯の時間だ。
その③へ続きます。