今聴かずにいられない時代に残って来た重要なハイスタ20の名曲
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- 今聴かずにいられない時代に残って来た重要なハイスタ20の名曲
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- 1."Stay Gold"-1999年
- 2."Can't Help Falling In Love"-2000年
- 3."New Life"-1995年
- 4."Dear My Friend"-1999年−
- 5."Glory"-1999年−
- 6.'My First Kiss'-2000年-
- 7."Maximum Overdrive"-1995年-
- 8.’Growing Up’-1995年-
- 9.’My Heart Feels So Free’-1997年-
- 10.'Brand New Sunset’-1999年-
- 11.'Please Please Please’-1999年-
- 12.’Fighting Fists, Angry Soul’ -1997年-
- 13.’My Sweet Dog’-1997年-
- 14.'Another Starting Line'-2016年-
- 15.'Summer Of Love'-1995年-
- 16.’Endless Trip’-1997年-
- 17. ’California Dreamin'’-1995年-
- 18. 'Teenagers Are All Assholes'-1999年-
- 19.’Have You Ever Seen The Rain’-1997年-
- 20.'Mosh Under The Rainbow’-1999年-
- 永遠のパンクアイコン ハイスタンダード
1."Stay Gold"-1999年
Hi-STANDARD - Stay Gold [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
2."Can't Help Falling In Love"-2000年
物怖じしないクラシックチューンのパンクカバーは彼らの代名詞。
僕らでも口ずさめる歌詞、この間ある場所で割りと大きめに流してたら近くにいた外国人の子供5.6人が一緒に歌ってくれた。
ロックへの愛とパンクでの挑戦心に満ちてハッピーな音に仕上げる。
3."New Life"-1995年
Hi-STANDARD - New Life [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
名盤Glowing Upのリードナンバー。愛しき平成感のあるPVはいまやちょっとレトロ。
野心と言うよりも前を向き続けたDIYの果てに、全力で走って来て訪れた新しい時代、そこに常に隣り合っていて存在していた楽しさのポジティビティが滲み溢れているトラック。
ビビットな縦ノリのベースリフとドラム始まり、シャープに鳴るギターが合流するファニーでラウドで陽気さが突き抜けたサウンドの記名性は彼らの楽曲の中でも随一。
相変わらず眩しい太陽の様な難波の声と、健のキレのあるパンクコーラスの掛け合いは、イヤホン越しで街中だろうが口ずさんでしまう、とてもインスタントで最高の瞬間。
新しい生活にはこういう心持ちが何よりも大切だと、スケーボーのスタートを切る様な爽快な瞬間を詰め込んだ、楽しさの中枢を着く屈指の名曲。
4."Dear My Friend"-1999年−
ハイスタがシーンに戻ってきた今こそ、一際キャッチーに響くキラートラック。
メイキングザロードのジャケはこの曲をイメージしたんではないだろうか、という雨上がりの爽快感。
潤ったグッドメロディーで極上のポップネスを展開し、大胆な程にキャッチー。
キラキラしたメロディーは虹の様に輝いていて、それでいてハイスタらしいパンキッシュなフレーズが雨上がりギラついた陽光の様で、何度聴いてもポップとパンクを同じ温度で感じさせてくれる音作りはイントロの時点で絶対の確信を持てる信頼感へと変わる。
クリアでピュアなハイファイな音も活きる作りなのも、今尚響きやすい理由かもしれない。
絆とか、時を経た重みが詰まって、なお一層輝く、彼らの中でのロックソングのポップ的な一面を一手に引き受ける最強のメロディー。
5."Glory"-1999年−
6.'My First Kiss'-2000年-
キテレツ大百科を再放送で見ていた世代としては、とてつもなくキャッチーで胸を締め付ける甘さだったこのカバー。
当時はまさかだったキテレツ大百科「はじめてのチュウ」のパンク&英詞カバートラックが休止前最後の楽曲になった。
7."Maximum Overdrive"-1995年-
Hi-STANDARD - Maximum Overdrive [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
剥き出しのメロコアのイントロアンセム。
速くて音デカくて短い。コードブロークンで3段飛ばしくらいでテンションの駆け上がる飛躍的なほどの高揚感。
本当に一瞬でハイスタを感じたければ間違いなく、この曲を奨めるだろうきっと。
8.’Growing Up’-1995年-
Hi-STANDARD - Growing Up [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
ハイスタの中でもマイルストーン的に超重要な一曲。
2分と少しに凝縮された大切なメロディーと大事な言葉の応酬。
セリフじみたメッセージから笑顔必須のサビのパンクメロディー、ケンのハイトーンのコーラスと共に胸の締め付けられる瞬間から、何度でも繰り返したい’Its Growing Up’のポジティブでセンシティブな響き。
短編映画のロードムービーのように僕の記憶すら呼び起こし、あっという間にその感情を飲み込んで弾けさせてくれる、そのメロディーもビートも、間違いなく自分たちにとって最高の正解だと手放しで思える、一体感を持ったキャッチーさ。
それこそ僕らとハイスタの出発点でもある大事な一曲なのだ。
9.’My Heart Feels So Free’-1997年-
自由な風の疾走感、ハイスタらしさを抽出したアングリーフィストからの名曲。
10.'Brand New Sunset’-1999年-
Hi-STANDARD - BRAND NEW SUNSET
泣かずに待ってた甲斐があった。
解散前最後のアルバム、メイキングザロードのラストナンバー。
大きい包容感の、でっかい夕日の様なメロディーに染められる、ノスタルジックな想い、それでも泣くな強くいろって力強く暖かくメッセージを心に残す。
まるでルビーの様に、優しく強く輝く、とてつもなく懐の深い名曲。
11.'Please Please Please’-1999年-
12.’Fighting Fists, Angry Soul’ -1997年-
Hi-STANDARD [[FIGHTING FISTS, ANGRY SOUL]] PV ハイスタ
直接的でエネルギッシュなパンクアティチュードの詰まったパンクスの為の一曲。
13.’My Sweet Dog’-1997年-
14.'Another Starting Line'-2016年-
Hi-STANDARD- ANOTHER STARTING LINE- Full ver.(OFFICIAL VIDEO)
2016年復活のシングル。
これで僕も当事者となれた一生忘れない思い出。
15.'Summer Of Love'-1995年-
一夏の恋、という全人類共通のテーマを歌うサマーチューン。
トロピカルにギターサウンドに、太陽の様な声で滑るように歌う夏の思い出は、とてもアイコニックなポップパンクに仕上がる。
ハイスタらしい語感の詰め込み具合とか、『アイスクリームみたいな』みたいな言葉選びも絶妙に機能してて、最後の’サマー・オブ・ラブ’の繰り返しピークが来て、突き上げる拳とともにキラキラした各自の思い出をちらっとよぎらせる。
16.’Endless Trip’-1997年-
17. ’California Dreamin'’-1995年-
タイトルに反したストイックなメロコアナンバー。元はカバー曲だが、強烈なパフォーマンスの高さで彼らの曲の中でも随一の存在感。
思い返すと実はコアでハードに振り切った曲は少ないが、一つ一つの印象の強さもあって彼らの曲の中でも存在感が凄い。
ワープトツアーでも本場を沸かせてた映像が個人的には衝撃的だった、オリジナルなメロコアに近いメランコリックチューン。
枯れ葉の舞う様な寂しげな冒頭から、嵐の様に渦巻くメロコアになだれ込み、メランコリーなギターソロと、心地よい緩急をつけて、その度にエモーショナルが満ち満ちていく。
シリアスだけど、軽やかな感触なのは彼らの明るさがにじみ出てるからだと、想いを馳せたい。
18. 'Teenagers Are All Assholes'-1999年-
Hi-STANDARD - Teenagers Are All Assholes [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
タイトルからしてスゲえ事を言うなというパンクソング。
エネルギッシュなサウンドを高速回転させるジェットコースターの様なパンクのリズム。
’ティーンエイジャーズ~’のリフレインは彼ららしさが凝縮されたアンセム的な瞬間。
それでもやはり過剰さの中に見える、暖かさが持ち味なのだ。
19.’Have You Ever Seen The Rain’-1997年-
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの名曲のカバー。
散々カバーされ倒された名曲こそ、どのカバーが馴染みあるかでその人の趣向がわかる気がする。
個人的にはこの曲の原風景に近いカバー。
親しみある歪んだサウンドとパンクグルーヴ、それでも原曲の雨の光景を壊すことないグッドメロディーが降り注ぐような感覚が自然と耳に残る、名カバーだ。
20.'Mosh Under The Rainbow’-1999年-
大団円のサヨナラの合図で、また会おうの約束だった。
ポップステップのリズムとカラフルに色づいたメロディー、虹色のギターに皆んなでジャンプするピースフルな音楽が創り出す光景を目の当たりにする。
外人のナレーションがあっても、水たまりをジャンプして避ける様な日本的な光景も浮かぶ情に訴えかけるノスタルジーがあるのだ。
この場では、聴いている時だけは童心に帰ろうという願いで、一つになる瞬間を作る暖かい優しいアンセム。
永遠のパンクアイコン ハイスタンダード
Hi-STANDARD -The Gift(OFFICIAL VIDEO)
想像もできない途方もない位、大きな存在だったハイスタは、今復活によってきっと永遠に残る強靭さが備わったような気がする。
これから何人の人が、彼らのライブを目の当たりにするかはわからないけど、初めて見た人も久々に見る人も、その人の生涯に残るモノになるはずだ。
とてつもないビッグスケールのカリスマ性があって、こんなにもハンドメイドで暖かいつながりを感じて聴けるバンド。
イギリスでビートルズ・オアシスがそうな様に、ハイスタはインディーシーンから生まれた国民的なバンドと言っていいんだと想う。
そういう存在の永遠のパンクアイコンとなった、Hi-STANDARD。
僕に永遠の命があったとしても、この20曲は永遠聴く。
それではまた別の記事で。