音楽を持って、長野県の竜王・善光寺に行ってきた
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その③はこちら!
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よろづやの朝 朝食 シャトルバスで竜王へ
朝もう一度温泉に入り、庭園の露天風呂に浸かる。
朝の陽光が全然違った光景で癒される。
部屋に戻ってSimple Plan"My Alien"が陽気に響く。
朝食は和定食スタイル。
温泉で蒸した野菜を信州味噌で食べる。飲むヨーグルトもうまい。
信州味噌で卵かけご飯を作る。
大満足の朝食を終えて、部屋に戻りELLEGARDEN"Alternative Plans"を流しつつ、チェックアウト後のプランを練る。
ELLEGARDEN Alternative Plans 【Lyrics】和訳
竜王に空の上のカフェがあるらしい。ソラテラス。
レンタカーを返してしまったが、湯田中駅までシャトルバス的な送迎がある様だ。
本当は前日17時までに電話予約が必要なんだが、当日の朝のタイミングで滑り込むことができた。
1時間に一本くらいの割合で車を出してくれていて、帰りの時間も決めておけば、湯田中駅まで送ってくれる。
宿の手厚い見送りを受けつつ、湯田中駅へ向かう。
SORA terrace
湯田中駅から迎えに来てくれたミニバスに乗って、湯田中から竜王の麓まで行く。
温泉街を抜けて、街の中を山の方へ走っていく。
家の方が少なく、果樹園とか野菜畑に囲まれた大地。
雄大で、彩りが鮮やかでたくましい大地だ。
Hi-STANDARD”Another Starting Line”が悠々と流れて、完璧な青空の下高揚感を増していく。
Hi-STANDARD- ANOTHER STARTING LINE- Full ver.(OFFICIAL VIDEO)
湯田中駅から40分くらいで、山の麓に到着。
ここからはロープウェーで山頂へ向かう。
なかなかのスピードでグイグイ登っていく。
だいぶ高いが、10分もかからないくらいで登っていく。
Travis "Walking In The Sun"が跳ねる様にワクワク感を増長していく。
いよいよ山頂だ。
Travis - Walking In The Sun (Official Video)
ちょうど良いサイズの広さに、ウッドデッキにおしゃれな椅子と机が置いてあって、慌ただしく写真を撮るというより、まったりと出来る空間。
ハンモックも設置してある。
ウッドデッキからの眺望は、あれだけ高かった空が近く、圧巻の光景だった。
The Strokes”Machu Picchu”とかNo Use For A Name”Any Number Can Play”なんかの青く響くナンバーを聴きながら真っ青な光景に目を休める。
No Use For a Name - Any Number Can Play
カフェとお土産屋さんもあって、だいぶ長い時間を天空で過ごせる様になっている。
気づけば帰りのバスとロープウェーの時間が迫っていた。
しっかりと空の上でくつろぐ事ができた。
季節によって見える景色も全然違うと思うので、ぜひ違う景色を見てみたいと思った。
運が良ければ雲海も見えるらしい。
昨日の神社と温泉に続き、少し現実離れした光景に触れたかったら是非来るべきだ。
最後は善光寺
湯田中駅から長野電鉄に乗って長野駅まで向かう。
行きは急いでいたが、この日はまだ時間があり、長野駅の天井がかっこいいことに気づく。
夕暮れに近づいて来た。
旅もそろそろ終わりだ。最後に善光寺へ向かう。
MONOEYES "Get Up"が暮れ出した街並みに映える。
MONOEYES - Get Up(Music Video)
長野駅から歩いて15分ほどなので、行きは歩くことにする。
途中に長野五輪の聖火台のモニュメントがあった。
のんびりと歩く。時間がゆったりと流れる旅を少しだけ惜しむ様に。
普通の駅前通りなのに、遠くの方にどでかい寺が見えて来る。
期待感が歩みを進ませる。
Beck”Qué Onda Guero”が少しひんやりとして来た空気に混じり、ぼんやりと響く。
Que Onda Guero- Beck with Lyrics
善光寺まで到着。
看板には鳩が隠されている。
参道の周りに工芸品のお店が並んでいて、万華鏡のお店が綺麗だった。
そこで読んだムジナの話が、長野では有名なおとぎ話らしい。
害獣と虐げられていたムジナが、現状を嘆き人間に化け、善光寺に向かい、宿をもらうが、元の姿で風呂に入っている所を見られてしまい逃げ出してしまう。
それを不憫に思った住職が、地蔵を建てたという話。
懐の深さや、思いやりという人間の美徳を、ほんのりと残したいいエピソード。
さらに参道を進んで土産物街を通る。
おやきが売っていたので買って食べる。すごく美味しい。
本堂にお参りする。
ものすごくデカい善光寺と、さらにもっと開けた空間。
空の青がまた映える、最高に年季を重ねた深い色合い。
ただデカいだけではない、懐の深さを感じる包容力。
長野県に来たのであれば、一回は訪れるべきと誰もが言う、定番でありそれだけの価値があるんだなと思った。
一度行ったから言いたくなる、ぜひ一度は来てみてほしい場所だ。
最後にモンブランと栗ごはんを平らげ、家路につく。
旅が終わった時に、終わってしまったと思えるいい旅だった。
それも今回は、また再び時が経ったら訪れたいと思える場所ばかり。
四季とか気候とかで旅の表情は変わる。その時聞きたい音楽だって変わるだろう。
心地よい疲労、眠気に襲われつつ、the HIATUS”On Your Way Home”を聞く。
次また音楽と一緒にどこかへ行ったら、記事にしたいと思う。
それでは、また別の記事で。