Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【サッカーに合うRock音楽 冬】Football soundtrack Winter 15曲【500時間聴きながら蹴って選んだサウンドトラック集】

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500時間聴きながらボールを蹴ってわかったロックサウンドトラック集20曲の冬バージョン‼︎

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サッカーとロック音楽を繋ぐサウンドトラック・プレイリスト企画2017冬!

これはロック音楽好きでサッカー好きな僕が500時間くらい聴きながらボールを蹴って個人的に吟味した、サッカーに合うオルタナティブなロック音楽集になります。

 

【ベストはこちら】

www.footballsoundtrack.com

 
自分が好きだからってのはあるけど、ロックン・ロールの身体を自然に動かし、音が空間に乗るドライヴ感フットボールとリンクする瞬間があると思うのだ。

手軽なBGMになった、アプリで詰め合わせたポップスを何となく聞くのはつまらないし、ズンズンとここはクラブじゃねぇって音楽流してるとこもある。

ストリートなインディー感、紳士なスタイリッシュ感、ロックの肉体的なエネルギーがビッグなメロディーで、センチメンタルにもメランコリーにも映り変わる生の音の揺らぎ。
流れてきて、おっ、と、もうちょっと走れる様な、エネルギーと幸せが湧き上がる様なサウンドトラック。
 
王道のロックに、パワーポップ、パンク、ガレージロック、インディーなどロックの香りする音楽から吟味しましたので是非ご覧ください!

今回は冬、突き刺さる様なキレと透き通る様なメロディー、そして暖かく穏やかな曲を中心に集めました。

ぜひ聴きながら読んでいただけると幸いです!

 

1作目はこちら!

www.footballsoundtrack.com

 

 

1.Ellegarden "Winter"

Winter

Winter

  • ELLEGARDEN
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

僕らの心のバンドエルレガーデンの澄んだエモーショナルさはフットボールサウンドトラックに合う曲が多め。

休止前のアルバムから冬の名トラック。
冷たい風が頬を撫でるようなキレのある美しいメロディーは、まるで白い雪原の真ん中にいる様な360度静謐な開放感に包まれる。
エモーショナルなビートを帯びて滑り出すサウンドは、世界観を壊さずに少しの暖かみを持って大切に大切に音を奔らせる。
冬だ!雪だ!騒ぐより、ゆっくり噛みしめる。シンプルな造りが、重なるメロディーの良さを際立たせる美しきオルタナロック。
 

2.Rivers Cuomo "Lover In The Snow"

Lover In the Snow

Lover In the Snow

  • リヴァース・クオモ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ウィーザーのフロントマン、リバース・クォモのデモ集ソロアルバムからあったかい冬のナンバー。

篭ったギターの音がシャープに刻まれる、曇り空のインディーな音ながら、そのすぐ向こうのメロディーには小春日和な暖かさが滲む晴れ晴れとしたパワーポップだ。
冬には暖かいギターとリバースの声で十分だ。
ゆらゆらと、しっかりと流れるギター一本だけのデモが、ミニマムでもリバースが描いた光景を想像できる表現力とメロディーの色を持っている。 

 

3.Phantom Planet "Do the Panic"


Phantom Planet: Do The Panic [OFFICIAL VIDEO]

スタイリッシュにガレージなロックを奏でるオルタナロックバンド、ファントムプラネットのリードナンバー。
耳に残る強烈なリフ印象深いコーラスで一発で耳を掴むオルタナなキャッチーさはサウンドトラックには十分。
インディーに香ってくるバンドサウンドに、繰り返されるコーラスがアイコニックでキャッチーさを醸してて、すごく引っかかりのあるポップネスになる。
体を揺らしやすいのも特徴的だし、甘美に広がる声、ロックの危うさを孕みながら、ごく自然に身体を委ねやすい。
 

4.Rat Boy "Revolution"


RAT BOY - REVOLUTION (OFFICIAL VIDEO)

超新星チャリンコストリートパンク野郎、ラットボーイの名トラック。
シーンの徒花を軽々と超え、度肝を抜くクオリティーを持った次世代前衛的なミックスパンクミュージック。
ミキシングの妙技、画期的なグルーヴはどこかアングラで、路地裏の芸術感があるのだ。
絶対的に楽しいドライヴ感は、パンク寄りなBECKと言えるかもしれない。
フリーキーさは異次元で、アンセム的なサビでも新次元の快感を伴うキャッチーさがある。
突き抜けたストリートアートミュージシャンはフットボールにも合う。
 

5.SWMRS "D'You Have a Car?"


SWMRS: D'You Have A Car? [OFFICIAL VIDEO]

これも新世代モダンパンクロックバンド、スイマーズのリードナンバー。

モダンなパンクバンドらしい、ローファイで、ささくれた音としゃがれた声。
それがどうしようもなく強靭なグルーヴとセクシーな叫びになるバンドそのものの勢いみたいなものが後押ししたくなるロックバンドだ。
ガリガリ刻まれるギタービートのキレの良さは冬っぽいかもしれない。
トリッキーでストイックなナンバーはフットボール向きである。
 

6.Fountains Of Wayne 'Valley Winter Song'

Valley Winter Song

Valley Winter Song

  • ファウンテインズ・オブ・ウェイン
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

パワーポップバンド・ファウンテンズオブウェインはこのサウンドトラックのお気に入りバンド。

秋から冬にかけてはこのバンドの季節だ。

穏やかで繊細な、少し切ない冬のパワーポップ。

カントリー調のメロディーの中に、健気な声が心地よく佇む。


 

7.Wheatus "Teenage Dirbag"


Wheatus - Teenage Dirtbag

2000年代初頭のエモーショナルなギターロックバンドWheatus
冬の朝っぽいキレのある美しいメロディーと馴染みやすいリズム感のギターカット。
一度聞いたら忘れない、ものすごく特徴的なボーカルの声が印象的。
カラフルでも、全体的なまばゆい白いエモーショナルが大きく包む、パワーポップの眩しさが存分に感じられ、緑のグラウンドも冬の朝の様に包み込むキラートラック。
 

8.Sandy Beach Surf Coaster  "SNOW-FLAKES (Album mix)"

SNOW-FLAKES

SNOW-FLAKES

  • Sandy Beach Surf Coaster
  • ロック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

サンディービーチサーフコースターは日本のメロコアバンド。

地力の強いナチュラルな美声の女性ボーカルが癖になる密かなお気に入りバンドなのだ。

夏のイメージの強いバンドだが、疾走感はそのままに、少し物憂げな伸びのある声。
ラフでナチュラルな美声とパンキッシュなメロコアビートという癖になる組み合わせは、やはり冬でも超絶メロディアスに響くのだ。

 

9.BEAT CRUSADERS "WINTERLONG"

WINTERLONG

WINTERLONG

  • BEAT CRUSADERS
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

元祖お面バンド、ビートクルセイダーズのウインターポップナンバー。

天才的なメロディーセンスのパワーポップは美しくエネルギッシュ。

ロックのみならずポップなサウンドを仄かに香らせたり、大胆に刻んだり、小気味良く跳ねさせたり。
音職人ヒダカトオルのカラフルなポップセンスが存分に炸裂するマジカルなナンバーだ。
 

10.Manic Street Preachers "Peeled Apples"

Peeled Apples

Peeled Apples

  • Manic Street Preachers
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

ダークでエッジーなオルタナロックバンド、マニアック・ストリート・プリーチャーズ

滑空する様なギターに、真っ黒なベースの躍動するグルーヴ。
淀んだ色でもスタイリッシュさを損なわないクールな質のロック。
もちろんギザギザにささくれたノイジーなロック感は十分に、ニヒルなエレガントさ漂う色気がある。
 

11.Mando Diao "Sweet Ride"

Sweet Ride

Sweet Ride

  • マンドゥ・ディアオ
  • ポップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
野生的な色気のガレージロックバンド、マンドゥ・ティアオ
陶酔感強めのインディーロックンロール。
畳み掛けるような鮮やかにパキッとしたギターサウンド、艶やかに野獣的なロック要素が迸る若き荒削りの推進力にパワーを感じる。
懐かしくも聞こえるロックンロールリバイバルは純粋に良きものだと思う、普遍なロックンロールの変わらない強さを今のフォルムでモダンに聞かせてくれる。
 

12.Snow Patrol "You're All I Have"


Snow Patrol - You're All I Have

渋みすらあるベテランロックバンド、スノウパトロール

渋みと冷静さを保った突き刺す様なクールさで、洗練された透明なメロディーが吹き抜け目が覚める爽快感。
リズムを崩す事なく淡々と絶え間無く吹き抜け続けるサウンドが、ピッチにも心地いい。
 

13.The White Stripes   "In The Cold, Cold Night"

In the Cold, Cold Night

In the Cold, Cold Night

  • ザ・ホワイト・ストライプス
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

未だにロック界に燦然とダークな色めきを残す孤高のオルタナティヴロックバンド、ホワイトストライプス

この曲はメグ・ホワイトのボーカルの一曲。

限りなく妖しく寂しいポップネス。ポツリポツリと深く心に落ちていく音。
ミニマムな音の数で、ダークにオルタナに、少ないからこそ1つ1つがヘヴィになる間の巧みさ。
アシッドでクールなボーカル、でも怖くはない絶対零度の美しさを孕む、芸術的なアコースティックナンバー。
 

14.Neil Young  "Winterlong"

Winterlong

Winterlong

  • ニール・ヤング
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

現代アメリカンロックの父、ニールヤングの味のあるバラード。

”長い冬と訳す”辛く長いという比喩表現でもあるテーマで、時間や愛を囁く様に歌う。

ピクシーズにカバーされてる名曲で、尖ってる部分は自分の中にだけ留めておいて、僕らに触れる音は何処までも優しく、焚き火の様に幻想的な暖かさを感じる実に穏やかなロック。
 

15.Oasis "Let There Be Love"


Oasis - Let There Be Love

ロック界でも有数のフットボールファンのオアシスで締める。

ベスト盤の最後に収録されたロックバラード。

スタジアムロックが多いオアシスのビックメロディーはそのままだが、より一人一人を包む様な深い包容感を持ったパーソナルな音。

ギターアンサンブルを中心にした穏やかなバンドサウンドにリアムとノエルのボーカルパートに分かれ、二人の心優しきアウトサイダーの声がいつもよりピュアに聞こえる、

少し寂しく暖かい冬らしいナンバー。

 

サッカーと音楽と冬

目を通してくださった皆様ありがとうございます。

気に入った曲があれば是非サウンドトラックに加えていただければ幸い。

きっと去年よりも空気の冷たい冬。

外に出るのも嫌になるが、音楽があるとそうでもない。

毎年寒くなる冬も、毎年増える音楽で暖をとるのだ。

思ってるよりも一枚多く羽織って、音楽をセットして街に出る。

 

それではまた別の記事で。