Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【サッカーに合うキレのあるロック音楽】キレのあるロックバンドの30曲②【500時間聴きながら蹴って選んだサウンドトラック集】

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500時間聴きながらボールを蹴ってわかったサッカーに合うロックサウンドトラック集15曲’キレのある’ロックバンド編‼︎

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前編はコチラ!

www.footballsoundtrack.com

 

 

16.Weezer "Thank God For Girls"


Weezer - Thank God For Girls (Official Video)

どメジャーなバンドだが擦れてるって意味では世界最高クラスのWeezerの最近のダークなオルタナナンバー。

ゴシックな妖しさで覆われる様なピアノとバンドサウンドと、軽やかなリズムで悲壮的にまくし立てるリバースのボーカルは、彼らのレパートリーの中でも段違いの異質さ。

煩悩溢れる背徳的な内容にしっかりとWeezerも感じつつ、抜群の引力で酔える一曲。

 

17.Pillows "ターミナル・ヘヴンズ・ロック"


ターミナル・ヘヴンズ・ロック/the pillows

おそらく日本史上最も擦れたロックバンドthe pillows

都会的なグルーヴにノッてくスタイリッシュ、が渋くもあからさまにシンプルで飾り気内素っ気なさがJロック特有の香りだ。

スーツにノーネクタイ、やつれてボサボサの長髪で無精髭でタバコ加えた男が出てきそうなサウンドトラックである。

 

18.Panic! At The Disco "The Only Difference Between"


Panic! At The Disco: The Only Difference Between Martyrdom and Suicide Is Press Coverage (Audio)

ミステリアスなエモーショナルロックンロールバンドPanic! At The Discoのキラーチューン。

アートな声質を帯びた、ゴシックで艷やかで妖しい声。

ミュージカル的なドラマ性とエモーショナルサウンドの渦が融合する不思議な高揚空間に包まれる。

バンド名もちょっとやそっとじゃ忘れないし、奇妙なドライヴ感もまた耳に残る。

 

19.Circa Waves "Fossils"


Circa Waves - Fossils

サマソニ2017で見てから大好きなCirca Wavesのキラーチューン。

クリアで清涼感あってエッジも効くという、絶妙にモダンな配合の今スタジアムで響くロックだ。

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20.SWMRZ "D’You Have A Car?"


SWMRS: D'You Have A Car? [OFFICIAL VIDEO]

モダンインディーパンクバンドのSWMRSのキラーソング。

スイマーズ、と読みます。

捻くれていながら直線的で、信じられないほどセクシーで力強い。

ドラムはGreenDayのビリーの息子。

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21.All American Reject "One More Sad Song"


The All-American Rejects - One More Sad Song

ポップパンクバンドが飽和していた時代でも、柔らかさの中にキレの良さを持っていたAll American Rejectはよく覚えている。

ケタ違いの爽やかなエモーショナルに包まれ、鮮烈なインパクトがありながら暖かくキャッチーという印象を植え付ける聴き心地の良さは随一。

エモく歌いながらスタイリッシュなファルセットが美しい。

 

22.Fountains Of Wayne "Radiation Vibe"


Fountains Of Wayne - Radiation Vibe [Official Video]

世界で最も暖かいパワーポップバンドFountains Of Waynのオープニングトラック。
ギターロックのキレ在るドライブ感と煌めくポップネスの交差点の、楽園的な暖かさ。
肩の力の抜けた達観したようなボーカル、少し離れて囲う焚き火の様に空間の温度を少しだけ上げるほのかな温度が、いつ聴いてもちょうどいい。

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23.Black Rebel Motorcycle Club "Little Thing Gone Wild"


Black Rebel Motorcycle Club - Little Thing Gone Wild

異才の多いガレージロック・リバイバル期のバンドの中でも猛烈にキレていたBlack Rebel Motorcycle Clubのキレのあるナンバー。

真っ黒なギターに漆黒のビート、ダークに燃える妖しい煌めきの支配力は猛烈に黒い。

カオティックな陶酔感とロックの生モノとしてのダイナミズムでメチャクチャに入り交じった、激しく妖しいサウンドトラック。

 

24.Travis "Something Anything"


Travis : Something Anything

グラスゴー出身のUKロック界の良心Travisのロックチューン。

北欧のオーロラの様な荘厳なソングライティングが高名だが、こういうロックチューンも良い。

アシッドな雰囲気を地で出せる優美な声と、歪んだギターの絡み合いは、トラヴィスにハードなロックチューンでしかお目にかかれない陰を感じられる。

 

25.Motion City Soundtrack "Her Words Destroyed My Planet"


Motion City Soundtrack - Her Words Destroyed My Planet

惜しまれつつも活動休止してしまったがニッチでキレのある人気を誇った泣き虫パワーポップバンドMotion City Soundtrack。

まずタイトルのキレが凄い。

ポップでセンチメンタルでナードに、色んな劣情を畳み掛ける様な疾走感で変則的て風変わりなハートフルパワーポップを奏でる
哀しみと寂しさを両断する必殺の切れ味は彼らの真骨頂だった。
 

26.The Black Keys "Money Maker"


The Black Keys - Money Maker (HQ Audio)

グラミー賞も総なめした2人組ベースレスバンドThe Black Keysのヒットチューン。
ローファイでシンプルなリフとビートの組み合わせと魅せ方で、ここまで鋭くなる。
ミニマムながらフックが効いて、要素の少なさが逆に音のレンジと奥行きを広げる。
精悍で、全くみすぼらしくならない音の強さは、キレを上げるには必要なのかもしれない。
 

27.The Hives "Main offender"


Main Offender

スウェーデンのガレージロックバンド、The Hivesのキラーチューン。
ロックンロールビート満載のキレキレのナンバー。
クラシカルをクリアに明快に、現在の最強値で鳴らすオルタナティヴな快感で、わかりやすさとキレ味の共存した理想的な一曲だ。
セクシーに無縫に跳ねるアイコニックなボーカルに心を軽やかにさせられる所にロックシンガーの根源的魅力も感じる。
 

28.22-20s "Talk To Me"


22 20s - Talk to Me

2000年代ロック界にブルース・ロックで殴り込んだ22-20s
トゥエンティートゥー・トゥエンティーズと読みます。
艷やかでリズミカルなギターサウンドが小気味よく、歌う様に軽やかに刻まれる。
繊細で壊れそうな熱狂は、凄く美しい。
 

29.Jawbreaker "Boxcar"

1990年初頭に伝説的な存在を残したパンクバンドJawbreakerのキラーチューン。
クラッシュのパンク的な前進感。
尖ったサウンドもどこか丸みを帯びてポジティブに響く。
クリアな音像とローファイでパンキッシュなサウンドは、爽やかでも無機質でもあり、ただただ音にのめり込めるキレは凄い物がある。
 

30.Queens Of The Stone Age "No One Knows"


Queens Of The Stone Age - No One Knows

最後はQueens Of The Stone Age

今世界で最もダークなグルーヴを激しくアツく鳴らせるバンド。

ヘヴィなロックンロールを艷やかにダークに軽やかに、猛烈なキレで作り上げる"普通じゃない"の筆頭バンドだ。

数多くのバンド・アーティストが共演をドシドシと申し込む、すでに伝説的な各の違いすら感じる。

 

キレのあるバンドの普通じゃないトラック達

以上いかがでしたでしょうか?

フットボールでも音楽でも、在る一定のバランスを有しながらも紙一重”何か”の違いを産み出せるかが、普通か普通じゃないかを決める。

そういう”何か”の振れ幅が大きくて色彩が濃い程、猛烈なキレになって僕らを切り刻むのだ。

そういうバンドにまみれたい時もあるのだ。

決まって聴いた後はぐちゃぐちゃで気分がいい。

 

それではまた別の記事で。