500時間聴きながらボールを蹴ってわかったサッカーに合うロックサウンドトラック集15曲’キレのある’ロックバンド編‼︎
前編はコチラ!
- 500時間聴きながらボールを蹴ってわかったサッカーに合うロックサウンドトラック集15曲’キレのある’ロックバンド編‼︎
- 前編はコチラ!
- 16.Weezer "Thank God For Girls"
- 17.Pillows "ターミナル・ヘヴンズ・ロック"
- 18.Panic! At The Disco "The Only Difference Between"
- 19.Circa Waves "Fossils"
- 20.SWMRZ "D’You Have A Car?"
- 21.All American Reject "One More Sad Song"
- 22.Fountains Of Wayne "Radiation Vibe"
- 23.Black Rebel Motorcycle Club "Little Thing Gone Wild"
- 24.Travis "Something Anything"
- 25.Motion City Soundtrack "Her Words Destroyed My Planet"
- 26.The Black Keys "Money Maker"
- 27.The Hives "Main offender"
- 28.22-20s "Talk To Me"
- 29.Jawbreaker "Boxcar"
- 30.Queens Of The Stone Age "No One Knows"
- キレのあるバンドの普通じゃないトラック達
16.Weezer "Thank God For Girls"
Weezer - Thank God For Girls (Official Video)
どメジャーなバンドだが擦れてるって意味では世界最高クラスのWeezerの最近のダークなオルタナナンバー。
ゴシックな妖しさで覆われる様なピアノとバンドサウンドと、軽やかなリズムで悲壮的にまくし立てるリバースのボーカルは、彼らのレパートリーの中でも段違いの異質さ。
煩悩溢れる背徳的な内容にしっかりとWeezerも感じつつ、抜群の引力で酔える一曲。
17.Pillows "ターミナル・ヘヴンズ・ロック"
おそらく日本史上最も擦れたロックバンドthe pillows。
都会的なグルーヴにノッてくスタイリッシュ、が渋くもあからさまにシンプルで飾り気内素っ気なさがJロック特有の香りだ。
スーツにノーネクタイ、やつれてボサボサの長髪で無精髭でタバコ加えた男が出てきそうなサウンドトラックである。
18.Panic! At The Disco "The Only Difference Between"
Panic! At The Disco: The Only Difference Between Martyrdom and Suicide Is Press Coverage (Audio)
ミステリアスなエモーショナルロックンロールバンドPanic! At The Discoのキラーチューン。
アートな声質を帯びた、ゴシックで艷やかで妖しい声。
ミュージカル的なドラマ性とエモーショナルサウンドの渦が融合する不思議な高揚空間に包まれる。
バンド名もちょっとやそっとじゃ忘れないし、奇妙なドライヴ感もまた耳に残る。
19.Circa Waves "Fossils"
サマソニ2017で見てから大好きなCirca Wavesのキラーチューン。
クリアで清涼感あってエッジも効くという、絶妙にモダンな配合の今スタジアムで響くロックだ。
20.SWMRZ "D’You Have A Car?"
SWMRS: D'You Have A Car? [OFFICIAL VIDEO]
モダンインディーパンクバンドのSWMRSのキラーソング。
スイマーズ、と読みます。
捻くれていながら直線的で、信じられないほどセクシーで力強い。
ドラムはGreenDayのビリーの息子。
21.All American Reject "One More Sad Song"
The All-American Rejects - One More Sad Song
ポップパンクバンドが飽和していた時代でも、柔らかさの中にキレの良さを持っていたAll American Rejectはよく覚えている。
ケタ違いの爽やかなエモーショナルに包まれ、鮮烈なインパクトがありながら暖かくキャッチーという印象を植え付ける聴き心地の良さは随一。
エモく歌いながらスタイリッシュなファルセットが美しい。
22.Fountains Of Wayne "Radiation Vibe"
Fountains Of Wayne - Radiation Vibe [Official Video]
23.Black Rebel Motorcycle Club "Little Thing Gone Wild"
Black Rebel Motorcycle Club - Little Thing Gone Wild
異才の多いガレージロック・リバイバル期のバンドの中でも猛烈にキレていたBlack Rebel Motorcycle Clubのキレのあるナンバー。
真っ黒なギターに漆黒のビート、ダークに燃える妖しい煌めきの支配力は猛烈に黒い。
カオティックな陶酔感とロックの生モノとしてのダイナミズムでメチャクチャに入り交じった、激しく妖しいサウンドトラック。
24.Travis "Something Anything"
グラスゴー出身のUKロック界の良心Travisのロックチューン。
北欧のオーロラの様な荘厳なソングライティングが高名だが、こういうロックチューンも良い。
アシッドな雰囲気を地で出せる優美な声と、歪んだギターの絡み合いは、トラヴィスにハードなロックチューンでしかお目にかかれない陰を感じられる。
25.Motion City Soundtrack "Her Words Destroyed My Planet"
Motion City Soundtrack - Her Words Destroyed My Planet
惜しまれつつも活動休止してしまったがニッチでキレのある人気を誇った泣き虫パワーポップバンドMotion City Soundtrack。
まずタイトルのキレが凄い。
26.The Black Keys "Money Maker"
The Black Keys - Money Maker (HQ Audio)
27.The Hives "Main offender"
28.22-20s "Talk To Me"
29.Jawbreaker "Boxcar"
尖ったサウンドもどこか丸みを帯びてポジティブに響く。
クリアな音像とローファイでパンキッシュなサウンドは、爽やかでも無機質でもあり、ただただ音にのめり込めるキレは凄い物がある。
30.Queens Of The Stone Age "No One Knows"
Queens Of The Stone Age - No One Knows
最後はQueens Of The Stone Age。
今世界で最もダークなグルーヴを激しくアツく鳴らせるバンド。
ヘヴィなロックンロールを艷やかにダークに軽やかに、猛烈なキレで作り上げる"普通じゃない"の筆頭バンドだ。
数多くのバンド・アーティストが共演をドシドシと申し込む、すでに伝説的な各の違いすら感じる。
キレのあるバンドの普通じゃないトラック達
以上いかがでしたでしょうか?
フットボールでも音楽でも、在る一定のバランスを有しながらも紙一重”何か”の違いを産み出せるかが、普通か普通じゃないかを決める。
そういう”何か”の振れ幅が大きくて色彩が濃い程、猛烈なキレになって僕らを切り刻むのだ。
そういうバンドにまみれたい時もあるのだ。
決まって聴いた後はぐちゃぐちゃで気分がいい。
それではまた別の記事で。