オルタナティヴ/ロック・バンド ドキュメンタリー映画まとめ 10選!
そのバンドが奏でる音楽っていうのは彼らの人間性まで見えてきて、音から連想してそれを味わうのもまた乙なものである。
お付き合いいただけると幸いです。
- オルタナティヴ/ロック・バンド ドキュメンタリー映画まとめ 10選!
- 1.'oasis:supersonic' 2016年 バンド名;Oasis
- 2.'横山健 -疾風勁草編-' 2013年 アーティスト名:Kenyokowama
- 3.'Heart like A Hand Grenade' 2009年 バンド名:Green Day
- 4.'COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック' 2015年 アーティスト名:Kurt Cobain
- 5.'FILMAGE:THE STORY OF DESCENDENTS/ALL' 2014 DESCENDENTS,ALL
- 6.'Meeting People Is Easy' 1998年 バンド名:Radiohead
- 7."STRAIGHT OUTTA Compton" 2015年 アーティスト名:N・W・A
- 8.'A BAND CALLED DEATH' 2012年 バンド名:Death
- 9.'The Filth and the Fury' 2000年 バンド名:Sex Pistols
- 10.'SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー' 2017年 アーティスト名:Sid Vicious
1.'oasis:supersonic' 2016年 バンド名;Oasis
2.'横山健 -疾風勁草編-' 2013年 アーティスト名:Kenyokowama
3.'Heart like A Hand Grenade' 2009年 バンド名:Green Day
Green Day - Heart Like A Hand Grenade [Official Theatrical Trailer]
4.'COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック' 2015年 アーティスト名:Kurt Cobain
カート・コバーンに迫る!映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』予告編
5.'FILMAGE:THE STORY OF DESCENDENTS/ALL' 2014 DESCENDENTS,ALL
ロックバンド「ディセンデンツ」を追う!映画『FILMAGE:THE STORY OF DESCENDENTS / ALL』予告編
70年代と80年代、現代に続くメロディックなパンクを鳴らし、語り継がれる伝説となったボーカルだけが違うディセンデンツとオールというパンクバンドのドキュメンタリー。
みんな彼らを聴いていた。インタビューで出てくるバンドが全部好きなバンドだ。
普段着のパンクとして、センセーショナルだったシャイな伝説のストーリー。
WEEZERとかパワーポップ/オルタナティヴ勢もここから始まっているような気がする。
ポップでパンクに不安な心情を、悪ぶらずに鳴らしたセンス。
活動時期が少なかったメンバーでも、所属した全員が人生最高の時期と語るような、替えがたい真実の熱狂を、当時のライブ音源をもとに振り返る。
全体的に暖かい感触で、ワクワクしながら”この頃こうだったんだよ!凄いでしょ?!”ってくらいのテンションがとても心地いいのだ。
デイヴ・グロールだと思うけど、パンク界のビーチボーイズという言葉に、めちゃくちゃしっくりきた。
マイロは変わらぬヒーローだ。
FILMAGE:THE STORY OF DESCENDENTS/ALL [DVD]
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6.'Meeting People Is Easy' 1998年 バンド名:Radiohead
従来のロックを破壊し、レディオヘッド以降と言われる事件となった現代最高峰のロックバンドのドキュメンタリー。
ロック史に残る変革をおこした名盤’OKコンピューター’の後のツアーの映像が中心。
7."STRAIGHT OUTTA Compton" 2015年 アーティスト名:N・W・A
[字幕付き予告]映画『Straight Outta Compton』ドクター・ドレー、アイス・キューブによるイントロダクション付き
ヒップホップを世界に広めるきっかけになった最強ヒップホップグループN.W.Aの伝記的な映画。
ドキュメンタリーというよりは、テーマをヒップホップにリアルに描いたドラマ作品。
なんとなくしか知らなかったヒップホップの事実を知れたのは、音楽ファンとしてとてつもなく大きいし、持たざる者の音楽という部分ではロックの本質にむしろ近い。
何も持たないキッズ達が、音楽を武器に差別と権力と戦う、本当にあって今でも繰り広げられているストリートの実話だ。
とにかく強烈だけど、前向きに見れるパワーを持った作品。
8.'A BAND CALLED DEATH' 2012年 バンド名:Death
70年代デトロイトに実在した黒人3兄弟による幻のパンクバンド。
ファンクとかレゲエの印象が強かった黒人のミュージックシーンにおいてロックンロールに心を打たれ、パンクの礎となる原初の音を鳴らした彼らはやはり発明の天才だったのだと思う。
9.'The Filth and the Fury' 2000年 バンド名:Sex Pistols
The Filth and the Fury (2000) | Trailer | Film4
パンクに火をつけて、ロックを死なせたセックス・ピストルズ。
これも数あるドキュメンタリーの中でも決定版に近いボリュームの傑作。
脚色が少なく、ローファイな雰囲気で展開するストーリーが何ともピストルズの退廃感を醸し出している良い演出。
単純な音でも、かつてどのバンドも成しえなかった爽快感は、ピストルズだけのものだった。
ジョンの涙は、ウソではないはず。
10.'SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー' 2017年 アーティスト名:Sid Vicious
『SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』予告編
セックスピストルズのベーシストで、稀代のパンクス、シド・ヴィシャスとその恋人のナンシー・スパンゲンのドキュメンタリー。
これも語りつくされた様な、シド&ナンシーのヒストリー。
まだ見ていないんだけど、映画館の予告編に惹かれた。
カートとコートニーもそうだけど、パンクなラブストーリーは、痛々しくて直情的で切ない。
何年かに一回こうやって関係者が映画を作るのも、忘れたくないからなんだと思う。
近年話題になった痛烈なドキュメント。
以上、いかがでしたでしょうか?
音楽を広く聞くのもとても楽しいけど、こうしてドキュメンタリーまで見て泣いたりしようもんならその物語は自分の中に深く刻まれるのだと思う。
見漁るもんでもないと思うが、音源だけではない音楽との出会いのツールとしても、物語としてもいいもんだ。
是非、気になったものがあれば調べて見てください。
それではまた別の記事で!