聞き流しはしない。勉強用・作業用自選洒落て擦れたロックソング集!
皆様、勉強してますか?
勉強じゃなくとも集中して机に向かわなくてはいけない事も各々きっとあるはずだ。
実は、このブログ始まって以来の軽いリクエストを受けたのである。
とある理由で目下、猛勉強中の方より勉強中に聴ける音楽が欲しいと。
カフェ・ミュージックだジャズだとBGMのスタイリッシュ化が進み、音楽再生アプリの中で似たような曲を怒涛の様に流すこともできる昨今。
超絶便利な中でも、それでも僕は自分で選びたいのだ。
洒落てる。が、擦れたロック。
それが集中してる頭の中を巡る瞬間わずかに引っかかる摩擦みたいなもんが、抜群の聞き心地ながらちょっとした火花が散りアドレナリン値を少しだけ上げてくれるのだ。
そしてロックには最強無敵の隔絶感がある。
確かに音楽を聴いてるが、徐々に音が周りの空間を支配し、目の前の作業と自分と音楽しか、世界にない様な感覚。
コレが作業する時には物凄く大事。
基本的には穏やかで聞き馴染みやすいロックミュージック。
クラシカルなオルタナティヴからエポックなものまで全く脈絡のない形で選んだサウンドトラック。
家でもファミレスでもカフェでも無敵感の中で、やらされてんじゃねぇこっちから攻めて勉強してんだぜってオーラを出せてると思える心強さも持てるクセのある洒落たロックソング達。
もちろんただのプレイリストとしてもお楽しみいただけても嬉しいです。
聴きながら呼んで頂けると幸い。
それではいきます。
- 聞き流しはしない。勉強用・作業用自選洒落て擦れたロックソング集!
- 1.Weezer 'Undone (The Sweater Song)'
- 2.DMA's 'Your Low'
- 3.Ken Yokoyama ' Yellow Trash Blues'
- 4.Owsley 'Coming Up Roses'
- 5.Green Day 'Warning'
- 6.Oasis 'All Around The World'
- 7.The Cribs 'I'm a Realist'
- 8.Everclear 'Santa Monica'
- 9.Cage The Elephant 'Back Against The Wall'
- 10.Simpleplan 'Fire In Your Heart'
- 11.Third Eye Blind 'Wake For Young Souls'
- 12.Yellowcard 'Fields & fsences'
- 13.Jellyfish 'Sebrina Paste and Plato'
- 14.Ben Harper 'Like A King'
- 15.Lou Reed 'Vicious'
- 16.Radiohead 'How Can You Be Sure?'
- 17.くるり 'ハイウェイ'
- 18.Gollilaz 'Feel Good Inc.'
- 19.Smash Mouth 'All Star'
- 20.Jason Mraz 'Live High'
- 21.Viola Beach 'Boys That sing'
- 22.Audioslave 'Show Me How To Live'
- 23.TWO DOOR CINEMA CLUB 'SOMETHING GOOD CAN WORK'
- 24.Good Charlotte '40 oz. Dream'
- 25.Descendents 'Bikeage'
- 音楽と勉強
1.Weezer 'Undone (The Sweater Song)'
Weezer - Undone -- The Sweater Song
開幕は泣き虫ロックーWeezerの初期に鳴らされつつも永遠の名曲となったキラートラック。
憂鬱な感情を吹き飛ばさず、漂う様にありのままにまとわせて歌うリバースの声は晴れやかな聴き心地。
出来ねぇよ、そういうモヤモヤをヘヴィーで爽快なパワーポップギターでドープに纏わせ続けるのがウィーザーファンの正解だ。
問題が中々解決しなくて、くよくよする時は仕方ない。タイミングよくコレがかかればフッと力の抜ける晴れ晴れしい瞬間があるはずだ。
2.DMA's 'Your Low'
オーストラリアのスペシャルな佇まいのバンドDMA'Sのスペシャルな哀愁。
満天のグルーヴで淡々とドライに進む無機質で暖かい音空間。
むせび泣く様なギターと唯一絶対の聴き応えと聴き心地のマジカルなボーカル。
曲を覆う切なさのカーテンのその先の見えるカラフルさ、少し色褪せてグッドメロディーと崩壊感は胸の奥の奥まで染めさせられる、ジャストで夢心地の支配感。
3.Ken Yokoyama ' Yellow Trash Blues'
路地裏の酒瓶を横目に狭い空を見上げるパンクスKEN YOKOYAMAのブルース。
ブルージーなギターがチルに鳴る廃れて傷ついたパンクロッカーの濃密な想い。
アダルトに荒んでいつつ、そうじゃなきゃ出せない艶やかなメロディーライン、すんなり耳に入ってくるブギーなリズムが、疲れ煮詰まった頭をニヒルに染めて大きくため息をつける大人イイ瞬間。
4.Owsley 'Coming Up Roses'
Owsley - Coming Up Roses (with lyrics)
突然の死は世界を悲しませたパワーポップシンガーソングライター、オウズリーの代表曲。
切なくノスタルジックな絵本の世界のサントラの様に満天に降る至福の音世界。
穏やかで紡ぐように、なんともロマンティックなボーカルがファンタジックな物語的サウンドを泳ぎ溶け合い、穏やかな抱擁感で僕らを包む。
レンジの広いビックなサウンドでも素朴な歌心がナチュラルに心に優しく陽を照らす暖かい聴き心地。
5.Green Day 'Warning'
グリーンデイのオルタナティブな一面のポップロックチューン。
極めてシンプル、聞いたことあるようなレトロさすら感じるお馴染みのリズム&メロディー。
ミニマムにツボを押さえたメロウなグルーヴを繰り返すがただのリフレインに非ずのバンドサウンドワークが巧みで、簡単に耳元で弾みながら気付くと音に呑まれる丁度いい支配感。
クールで不敵でチルな超絶インスタントなキラーソング。
6.Oasis 'All Around The World'
オアシスのビッグメロディーは耳に鮮やか過ぎるかもしれないが、この曲の独特の浮遊感は実にマッチする。
ギターミュージックの没入感というか、その最良例が詰まっている。
朗らかで魅力的な音も声も聞き手を瞬時に掴むキャッチーさ、鮮やかでドリーミーな光景を移す投影感も流石。
サラサラとした聴き心地で長時間の曲構成もすんなり流れていくのも良い。
7.The Cribs 'I'm a Realist'
幅広く心を打つリアルなエッジを持ちながら刹那的で崩壊的でアツい支持を受けるロックバンド、ザ・クリブスのキラーチューン。
泡の様でありつつ芯の通ったクリアなサウンドは実態をつかめずノれる稀有なロック感。
独自の美観をもったモード性と急に人間味を感じる瞬間が表裏で、だからこその独特の丸みもあるギターメロディー。
鋭くダイレクトに耳から心の奥に入ってきて奔放に跳ね回る奇抜で爽快なサウンドトラックだ。
8.Everclear 'Santa Monica'
9.Cage The Elephant 'Back Against The Wall'
Cage The Elephant - Back Against The Wall
各方面から絶賛のオルタナガレージロックバンド、ケイジ・ザ・エレファントのキラーチューン。
ブルージーなメロディーラインから炸裂する濃密な風合いのガレージロック。
アクモンを彷彿させる少年の様な声で喋る様にラフなボーカル、ソリッドでメロウな妖しくもカッコいい力の抜け方していて洒落て擦れたエッジが立ちまくる。
10.Simpleplan 'Fire In Your Heart'
Simple Plan - Fire In My Heart (Lyric)
ポップパンク界の大御所となったシンプルプラン。
弾けるポップパンクバンドのベテランらしいスウィートなポップロック。
瑞々しくクリアなサウンドを、ほんのりエッジーに跳ねさせる香りつけは達人の域だ。
キャッチーさを極める陽性のメロディーワークが涼しげに吹き抜け毒気を一切合切抜いてくれる。
11.Third Eye Blind 'Wake For Young Souls'
Third Eye Blind- Wake For Young Souls w/ lyrics
サード・アイ・ブラインドの美メロアコースティックソング。
アコースティックメロディーの凛とした美しさと穏やかにノリやすいビートをキャッチーに掛け合わせ全てが程よくタイドに漂う。
カサカサの心に潤いを与えてくれる、そういう所を突いてくる聴き心地は流石だ。
12.Yellowcard 'Fields & fsences'
Yellowcard - Fields & Fences lyrics
イエローカードのラストアルバムに収録された最後の壮大なロックナンバー。
そうだとわかった時の嬉しさがこみ上げるライアンの声は透き通っていて力強くて頼もしい。
曇り空のサウンドの中でも澄み切った空気を感じられ何か光が差してきそうだと思える。
壮大にバイオリンも織り込まれた後半も終始美しい。
13.Jellyfish 'Sebrina Paste and Plato'
Jellyfish - Sebrina, Paste, and Plato
史上空前のメルヘンパワーポップバンド、ジェリー・フィッシュ。
キラッキラのギターメロディーでメリーポピンズばりに心踊る超メルヘンな世界観。
ファンタジーなコーラスの掛け合いでメルヘンワールドのキャラクターが歌ってる様な
世界の完成度と引力で一気に引き込まれる異次元のメロディーだ。
14.Ben Harper 'Like A King'
シンガー・ソングライター、ベン・ハーパーの一曲。
ブルージーなスローチューンに漂う巨匠感。
アコースティックなメロディーとパーカッシヴなリズム、絶妙に枯れた情感たっぷりなサウンド。
擦れまくったんだろうなと年輪が深く刻まれた味のあるボーカルに心掴まれ、周りの空間ごと濃いコーヒーが似合いそうなメキシカンなカフェのスモーキーな情緒に溢れる。
15.Lou Reed 'Vicious'
16.Radiohead 'How Can You Be Sure?'
終末のロックバンド、レディオヘッドのスローチューン。
ゆったりと幽玄としたメロディーラインが恐ろしく冷たく漂う。
退廃感と同居した穏やかさがあって、全てを達観した様な優しさを帯びて虚しげに響く美曲。
ツラさのその先に聞きたい一曲だ。
17.くるり 'ハイウェイ'
18.Gollilaz 'Feel Good Inc.'
Gorillaz - Feel Good Inc. (Official Video)
ちょっとめちゃくちゃになりたいテンションの時間も訪れる。
さらに落ちていけるバーチャルなロックグルーヴのゴリラズのヒットチューン。
ダークでキャッチーな不穏なベースラインに導かれリアルな世界の向こうの狭間に立ってる様な非現実的高揚感に染められる。
次元の違う雰囲気に塗り潰され、ディープに落ちるのもいい。
19.Smash Mouth 'All Star'
20.Jason Mraz 'Live High'
穏やかな曲を作って歌ったら目下世界一の天才シンガーソングライター、ジェイソン・ムラーズ。
一滴で周りの空気を清々しく爽快なものにする波及効果のある劇的な美しさ。
スタイリッシュ&ダヴに潤いのある音空間。
イガイガのストレスを毒消しし、心を穏やかに整えて緩やかにテンションを上げてくのだ。
21.Viola Beach 'Boys That sing'
Viola Beach - Boys That Sing (Official Music Video)
初の海外ツアー中に交通事故によりメンバー全員とマネージャーが非業の死を遂げたヴィオラ・ビーチの代表的な一曲。
デビューアルバムにして、ラスト・アルバムとなったこの一曲は前途洋々に漕ぎ出せて行けそうな鮮やかなメロディー。
抜群の透明度とドライヴなリズムの理想的な融合具合は彩度も鮮度も保ったまま踊らせてくれる。
ゆっくりと浸り、フッと息を吐きグッと力を込めるリフレッシュなパワーを持っているのだ。
22.Audioslave 'Show Me How To Live'
Audioslave - Show Me How to Live (Video)
23.TWO DOOR CINEMA CLUB 'SOMETHING GOOD CAN WORK'
TWO DOOR CINEMA CLUB | SOMETHING GOOD CAN WORK
オシャレなロックバンドという印象の詰まって具現化された様なバンド、トゥー・ドア・シネマ・クラブ。
ダンサブルなビートを使いつつもどこまでも爽やかで透き通ったサウンド&ボーカルはサラッと耳に馴染む。
スタイリッシュでクール、最高級に潤う音は疲れた心を洗い流す様に颯爽と吹き抜け、あんまり干渉してこない無機質な感触も心地よく感じる。
24.Good Charlotte '40 oz. Dream'
Good Charlotte - 40 oz. Dream (Official Video)
ポップパンクレジェンド、グッド・シャーロットのミドルエイジのミドルロック。
サザンな空気の澄んだギターメロディーに往年のグルーヴで繰り出す、味のあるミドルポップロック。
おじさんになって、ここまで美しいロックを鳴らすその爽やかさは実は昔と変わっていない。
最後の瞬間までタイドでキャッチーな鮮やかなミドルロックはゆったりと安心して聴ける。
25.Descendents 'Bikeage'
パンクロックの爽快度を歴史的に急上昇させたディセンデンツのナンバー。
ハードコア的なソリッドなサウンドで、クラッシュ的な陽性のメロディー、さらにカリフォルニアの風をたっぷり含んだ爽やかな肌触り。
ラフでロウだからこそ、すこぶる爽やかに聴き通せる、軽快な聴き応えはここから始まってる。
音楽と勉強
音楽を聴いて集中力が上がることは科学的にも証明されているらしい。
BGMって言葉はあんまり好きではない。
なんか勉強ありきで、後ろで音楽ってのがイヤだ。勉強は嫌いでロックは好きなのだ。
形から入ることも時には悪くないんじゃない?
ということで勢いで吟味したロックミュージックフォースタディでした。
それではまた別の記事で。