Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【MONOEYES】エルレの45号線とモノアイズの'Interstate 46'に想いを馳せる

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2019年11月6日 MONOEYES新曲  'Interstate 46'の数字に想いを馳せる

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ELLEGARDENも復活し、the HIATUSは突抜けたロックバンドとなり、細美武士は結婚し、そんな2019年も暮れに差し掛かる11月、もう1つの僕らの超重要バンドMONOEYESも新曲をリリースした。

 


Interstate 46(Music Video)

きっと、僕らの想像通り細美武士って男は全力な男だ。

3つのバンド、どれもサイドプロジェクトにすること無く、最前線に自分が立って曲を作りライブをやるからこその今、どのバンドの曲も彼の色がいいカンジにはみ出してきて、相互的に作用している様な良さもある。

ぶっ倒れちまわないかとファンならずっと心配してるけど、結婚したからきっと大丈夫だ。なんだかんだ女の人がいた方が男は頑張れる。

 

tower.jp

 

ロードムービーの様なMVの世界観通り、悪い意味でないレトロ感というかオルタナティヴであり続けるシンプルなロックなギミックのみを使用した、直球勝負のピュアなロックサウンドの美しさに心打たれる、絶対に期待を裏切らない一曲

こういうどっから歌い始めてもどこで辞めても、素晴らしい調べになる’口ずさみやすい’ロックメロディーがモノアイズの真骨頂で、ハイエイタスのエルレの歌モノにもないインスタントながら大切なロックという軽快さを変わらず実現している。

その内容もツアーの最終日の彼らの気持ちを歌ったような、長い旅を共有してきた人へ向けてユートピアっていうフックのあるフレーズもとても大切に響く、ロードムービーのエンディングに相応しい内容だ。

必ず同じ旅に戻ってくるという約束で、こんな気持ちになっているのが俺だけなんて言うなよなってフレーズが鮮やかに心を染める様に、きっと一緒にまた歌えれば再開を祝すアンセムはそれまで僕らの寄り所になって心で鳴り続けパーソナルな世界でも一歩一歩歩ける事ように背中を押して貰える。

 

そして、やっぱり気になるのは数字だ。

'Interstate 46'という46という数字はすごく目を引くし、ただ単に曲を思いついた時に走っていた道路なだけかもしれないけど、エルレからの記憶が鮮やかに残る僕としては凄くつながりを感じざるを得ない数字だった。

 


New Year's Day

 

2003年リリースのELLEGARDENのシングル'ジターバグ'のカップリングに入っていた'New Year's Day'

毎年新年1発目にはこの曲を聞かねーと1年が始まらない。

'Interstate 46'よりもう少しパンキッシュなギターチューンで、ロードムービーってよりもう少し8ミリビデオに近いチープな良さがある映像が浮かぶ、それももしかしたら今聴くとだからなのかもしれない。

そして、”Driving 45 to see fireworks on New Year's Day”の歌詞の通り、この曲で彼らは45号線を走っているのだ。

カラッとしたセンチメンタルっていうエルレの真骨頂を閉じ込めたメロディアスなギターサウンドを中心に、速めのビートに想いを乗せる前のめりな一曲だ。

7年間早かったな、楽しかったし絶対あの頃変わらないって言い続けてやる、おんなじ星も輝いてるぜ、ってアツい想いを少し熱入りすぎてロマンチックに言っちまったみたいなそんな若さと、もっと若かった時の事もどこか俯瞰で見えるようになってきて、もう一回決意を固めとこうってそんな年の始まりの想い。

そんな時に走っていた45号線は、今16年経ってモノアイズのEPで46になった。

 

www.footballsoundtrack.com

考えすぎかもしれない。

でもバンドは違えど、シンガーもライターも一緒だ。

どっちの曲も好きだし、根本のメロディーの良さの部分では絶対的な信頼感は揺るぎない。

生き急いでほんの少しだけ振り返って、また決意を固めたっていう'New Year's Day'に対して、'Interstate 46'は少し穏やかで艷やかで少し壮大だ。

新年っていうスタートと、旅の終わりっていうテーマで違いはあるかもしれない。

それでも新年って事は前の年が終わったばっかって事でもあるし、その時に先の世界に向けて決意を新たにして、アン時は楽しかったでも人生は短い出番は待ってられない、反抗を始めた事を忘れないしバカな俺は変わらないって宣言するような、そういう前のめりな生き方がこういうテーマになったんだろう。

それに対し'Interstate 46'はきっと、余裕ってよりは、そうやって前のめりにやって来たからこその自信と信頼みたいなものがあって、だからこそ思いっ切りに楽しかったなぁって感傷に浸れる時間を大切にする。

絶対にその場所に戻れるより強い自信があるからだ。

45号線でもインターステート46でも、高らかに絶対にこの日を今までの風景を忘れないって歌っている。

その言葉の強さとか重さは、聴いてりゃビシビシ伝わってくるのは変わらないが、ほんの僅かに歩いてるスピードが違うのかもしれない。

'New Year's Day'のアンサーソングとして'Interstate 46'があるのかもしれないし、それは言いすぎなのかもしれないって程、言ってることはブレてない。

それでもきっと見えないトコで45号線とインターステート46は地続きで、数字だってブレずにずっと一緒だと思ってたけど、1つだけ違うってとこにも45号の時には想像もできない素晴らしい世界が広がってたってことなんだろう。

深読みしすぎな偶然かも知んないけど、それが偶然だったら余計格好いいだろ?

この2曲を口ずさみながらそんな事を考える。

また口ずさめる歌が1曲増えたよ。

 

それではまた別の記事で。

 

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