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Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

travisに想いを馳せて-イギリスの良心的バンド‐

 

都会的自然派サウンドのイギリスの良心travisに想いを馳せて

 
2016年4月末、通算8枚目となるアルバム’EVERYTHING AT ONCE'を発表したtravis。
美しさと躍動感がきっちりと同時に感じられて、より奥深い魅力がある名盤だと思う。
今年のフジロックでもその勇姿が見れる事が楽しみだ。
 

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Everything at Once

Everything at Once

  • Travis
  • オルタナティブ
  • ¥1500

 

 
僕が最初にtravisを知ったのは2007年のサマーソニックだった。
フェスも終盤、マウンテンステージのsum41のステージを見たくてメッセの中を歩いていたら、その一つ手前ソニックステージのtravisのステージが丁度始まった所に出くわした。
高まり過ぎて火照った頭を、急速に優しく冷ましていく。
ロック=激しいものとしか考えていない頃の自分にとっては、その静けさと美しさに包み込まれる感覚は、紛れもなく新鮮で、思わず足を止めて聴き入った。
結局はsum41のステージには行かず、最後までtravisのステージを見てその年のサマソニを締めた。
これもフェスの楽しみ方かも知れないなとニヤニヤしながら終わった初めての夏フェスはtravisの印象が強く残った夏だった。
そんな思い入れのあるバンド、travisに想いを馳せる。
 

1.travis バンドプロフィール

 

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スコットランド・グラスゴー出身のtravisは1996年にデビュー。グラスゴーのアートスクールのたまり場のバーで中心になって結成された。
 
まさにブリットポップ狂騒期ど真ん中で、当時の音楽性もシンプルながらパワーのあるロックを鳴らしていた。
ギャラガー兄弟直々の太鼓判も受け、オアシスの前座も務める、名実共に王者である彼らの弟分でデビューして成功したわけだが、travisの本質的なサウンドはブリットポップには無かったのだ。
 

2.travisの音楽性

 
美しさと優しさに満ちた幻想的で洗練された都会派自然的サウンド。
外ではなく内へ向けて、よりエモーショナルにパワーを奔流させる。
ブリットポップの狂騒に飽き飽きしていたリスナーにとって、travisの奏でる世界観は新鮮でより響くものだった。
静かに漂う淡いギターと消え入りそうなフランのボーカルの'Writing To Reach You'
大事に奏でられるメロディーの’Driftwood’、シンガロングも必至な大名曲'Turn'といったナンバーが代表的。 
 

 

Writing to Reach You

Writing to Reach You

  • Travis
  • オルタナティブ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

Driftwood

Driftwood

  • Travis
  • オルタナティブ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

 

Turn

Turn

  • Travis
  • オルタナティブ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

美しければ美しい程、哀しくなる。

のではなく、より広がりを見せる音の心地よさがある。
霧がかったサウンドだが不安さはない、
フランのボーカルには神々しさすらあるが、とっつきにくいわけではない。
木漏れ日の様な、慈愛に満ちた暖かさがtravisの音の印象だ。
’why does it always rain on me’や’Walking In the Sun’’Flowers In the Window’のような、情緒的でノスタルジックなナンバーに、寄り添うような暖かいボーカルが感じられるのだ。
 

 

Why Does It Always Rain On Me?

Why Does It Always Rain On Me?

  • Travis
  • オルタナティブ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

 

Walking In the Sun

Walking In the Sun

  • Travis
  • オルタナティブ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

 

Flowers In the Window

Flowers In the Window

  • Travis
  • オルタナティブ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

 3.インヴィジブルバンドの暖かさ

 
セールス的には大成功はおさめたtravisだがレジェンド的な扱いはされない。
oasisやradioheadの様に常にトップシーンにはいないけど、忘れた頃にその優しさに触れられる機会訪れるという小さな幸せ感がとっても暖かい。
ずっとインヴィジブルバンドでいいのだtravisは。
なんか色々盛り上がってるけど僕らの事も忘れないでね、くらいの温度が彼等らしいと思う。
その良心的な存在感がいい。ちなみにoasisやradioheadを聴くよりも、travisを聴いているととてもイギリスに行きたくなる。
 
是非聞いてみてほしい。
美しく優しく前向きにそっと漂うメロディーに、身を寄せたい瞬間が皆さんにもあるはず。
雨の日なんかには最高にいい。
小雨の中に、why does it always rain on meなんかが流れた日には、この上なく優しい気持ちになるはずだ。