Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【洋楽コラム】いつだって僕を救うのはGREEN DAYだ

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GREEN DAYとブロッコリー

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皆様はストレスが溜まった時、お決まりの解消方法はありますか?

 

どうしたって、どうすりゃ良いかわからない時がある。
やる事やってるだけなのに、妬みとかやっかみが降り掛かってきて過敏になってストレスで鼻血が出る。
体動かして忘れようと思って、ボール蹴ってもまだ50%くらい晴れない。
腹減った。
どうせなら、なんて思って’ストレスにいい食べ物’なんて初めて検索してみた。
緑黄色野菜を生でかじりつくのがいいらしい、特にブロッコリー。
ココらへんで、ヤバイなオレ、と思いつつ最寄り駅についたので、家帰ってグリーンデイを聞こうと思った。
'Warnig'からがいいな。
 

Warnig

 
パニック障害だったりセックスだったりマスターベーションだったり、もっとどうしたら良いかわからないボーディーな日常を、ゆるくも反逆的に、ポップでパンクに歌った彼らグリーンデイ。
その身近なヒーロー感で誰にもフェイバリットなバンドとなり、僕らを救ってきた。
硬軟使い分け、ドラマチックにもナチュラルにもなる、ビリーの声は他のどのボーカルよりも内省的に刺さる。
3人の叩き出すサウンドは、真っ先にどんな姿で彼らが演奏し歌っているかが目に浮かぶアンセミックでシンボリックなものだ。
1回聴いても爆発的な衝撃なのに、もう何万回と聴いても色褪せず、単純明快なメロディーは全く違和感のない親しみやすさとして、ある日突然口ずさんだりしてる。
そんなグリーンデイは、苦しい時にこそ彼らに立ち戻りたいと思える心のバンドだと言っていい。
 

Basket Case

 

本当に凄いバンドだ。
ちょっと最近大人しいけど、十年以上前からロック界のアイコンであり、きっと僕みたいなフォロワーは世界中にいる。
1994年’ドゥーキー’の時は7歳だが、2000年’ウォーニング’で12歳、2004年’アメリカン・イディオット’で16歳の僕も十分グリーンデイ世代って言っていいだろう。
最大の真骨頂のポップなパンクも、サーフなムードも香らせるポップ・ロックも、フォーキーでオルタナティヴなメロディーも、余りにも簡単に僕を踊らせインスタントな瞬間着火式にロックンロールを香らせる。
めちゃくちゃどうしようもない内容でも、センチメンタルでエモーショナルな歌声は荒んだ心にダイレクトにヒットするし、必ず何処かにあるユーモアが笑顔にしてくれる。時に哲学的ですら有るからもちろん油断できない。
こうやって僕の世界がグリーンデイで染まるまで、何曲もかからない。
それも僕は知っていたからこそ、今日こそそうだと思った。
毎日聞こうがそりゃ響くが、そいう話はちょっとずるくて、もっと深くのめり込ませてくれるのは、自分がやられちまいそうな時だ。
いつだって僕を救うのはグリーンデイなのだ。

Waiting , Good Riddance

1987年から生きてれば、好きなやつもぶっ飛ばしたいやつも大勢出て来る
ぶっ飛ばしたいやつが良く頭に浮かんでくる時はウォーニングな時期だ。
グリーンデイの身近さの本質は、きっときっと彼らもおんなじ様なテンションの反骨の思いでこの曲達を作ったんだろうなって思えるとこにある。
でも彼らはそれを音に載せ、いつの間にかそんなおんなじ環境のやつを、あっさりと前向かせてる。
そこが格好いい。 
凄いことなんだけど、その身近さで彼らのようになりたいとかイメージしやすい、心強さも同時にある。
自らギター持ってとかでもいいけど、それぞれがそれぞれなりにグリーンデイの歌に自己投影して、何かやりゃいいのだ。
少なくともこんなこと考えてる間は、僕の部屋の中と頭の中はグリーンデイで一杯で、それはそれは幸せな時間だった。
 

ちょっと緑色の僕は、無敵

 
サブスクリプション全盛の昨今、データ通信環境もギガモンスター級で、どこでも何時でも流しっぱなしで音楽が聴ける。
意外とじっと、聴いたことは少ないかもしれない。
まっすぐ向かって、その音楽の事にだけ没頭する。それこそストレスゼロの瞬間だったのだ。
死ぬほど野菜食べるより、ちょっと今の僕は緑色だろう。
このラッキカラーで身体が覆われてる限り、多分無敵だ。
 
想いにふけるままに書いたコラムシリーズ。
お読み頂きありがとうございました。
それではまた別の記事で。