ご覧いただいている皆様ありがとうございます。
サマソニやら出張やらでなかなか新譜の記事が書けず、ようやく書きあがりました。
サマソニのアーティストばかりに目が行っていた所だったので2枚しか買えてませんが、かなりいい2枚でした。
気になったら是非聞いてみてください。
それでは行きます。
Motion City Soundtrack "PANICSTATIONS"
唐突に無期限活動休止を宣言し、現在フェアウェルツアー中のモーションシティ・サウンドトラックのNEWアルバムの日本版。
活動休止自体かなりさびしい。こんなにあったかく泣けるバンドはいないのに。
日本にも9月にやってくる。行きたいな。
泣けるパワーポップとしてWEEZERなんかとも比較されるバンドだけど、泣き虫度はこっちの方が凄いかも。細く尖ったギターに優しく寄り添うピアノサウンドはくよくよした気持ちに傍にいてくれる。
新作にしてしばらく最後となるこのアルバムは最後にして珍しいドラマティックな曲展開が目立つ。揺らめくような高音に、抑揚がある展開で、表現する価値観のバラエティーが広がっている。
バンド可能性がバリバリに広がる。これがラストではもったいない。
原点回帰的な復帰でも、さらに押し広げた復帰でも大歓迎、次のアルバムも大名盤には違いない。だからまたね。
注目トラックは1.Anything at all 2.TKO 3.I can feel you 6.It's a pleasure to meet you
さらに12.Inside out 13.Everything is fineの日本版ボーナストラックも素晴らしい。
トラックリスト
1.Anything at all
2.TKO
3.I can feel you
4.Lose control
5.Heavy boots
6.It's a pleasure to meet you
7.Over it now
8.Broken arrow
9.Gravity
10.The samurai code
11.Days will run away
-BONUS TRACK-
12.Inside out
13.Everything is fine
The Starting Line "Anyways"
2002年にデビューし、ポップパンク界隈の人間に絶大な支持を得たスターティングライン。
2008年に活動休止をするも、毎年一回行われていた再結成ライブからついに活動再開ののシングルが出た。それも日本限定のCD化。
いくつものポップパンクの代表曲を作り出してきた彼らの再結成は、うれしいし期待大。
そんな中のシングルは3曲共に、哀愁も纏わせた勢いだけではない力強いサウンド。
少し、昔に比べ曇った声が味があっていい。
バンドとして復活にあたって、どうなるかの浮遊感も感じられて貴重だ。
3つの曲も一つ一つ味が違くていい。
①かつての名盤から入ると一瞬虚を突かれる様な、光と闇が交差するグレーな雰囲気の中に、確かにメロデックな煌めきを感じる。エニウェイズ!
②エモーショナルにザクザク刻まれるギターが小気味良くノれる、適度な行き過ぎてないスピード感がいい。
③パワーポップバラード。憂いむせび泣くようなギターに美しい声が絡む。
明度は決して低くない、白く霞みがかったサウンドに包み込まれる。
トラックリスト
1.Anyways
2.Quitter
3.Luck