いい街 神保町
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yellowScaleです!
今日は休みの日。偶には街と食レポをしようと試みてみました。
合う音楽も探しながらブログ書いてない時フラフラと歩き美味いものを食べたレポート記事になります。
神保町に行ってきた。
引っ越してから近くなったんだけど、メトロの乗り換えくらいでしか使ってなかった。
カレーと古本の成分強めだと思っていたが、そりゃ確かにそうなんだけど、とても素敵な街並みのロケーションだった。
そしてカレーは食べてないが美味い飯。
街歩きには欠かせない、良い要素が詰まっていたのだ。
さぼうる・アボカフェに行き、たい焼きを食べてきた。
なんかお気に入りになりそうな、心をくすぐるポイントに溢れるいい街。
今日は休日だ、音楽と共に美味い飯に想いを馳せるのも乙なんじゃないかと想い、文章をまとめてみました。
神保町とは
神保町は正確には千代田区神田神保町という。
千代田区という東京の中心地であり、東京メトロの乗り換えのターミナル駅にもなってて、オフィスも立ち並んでるし、大学も多く学生の姿も多い。
商業地としても大きいスポーツショップや楽器店が並ぶ。
繁華街と言っていい反面、下町の情緒を残す古書店や画材屋が並ぶ。
再開発により近代的なスタイリッシュさと昭和的な路地裏感が入り混じったノスタルジックな街になった。
歴史的な街の情緒を感じる一面にも古書だったり絵画だったり芸術性を帯びたものが多く立ち並ぶ事が、どこか高尚な情緒となって良い佇まいを感じさせたのだ。
飲食店も洒落たお店に情緒あるお店が入り混じって立ち並ぶ。
古本屋とセットになって根付いたといわれるカフェとカレーの文化を中心に、数々の名店が並び、ランチともなると各所で行列がおきる。
ここでも文豪が訪れたというカフェというか喫茶あり、近代的でオシャレなカフェありとノスタルジックとスタイリッシュが入り混じる様相だった。
そこから2つの名店に行ってきたので写真と共にご紹介します。
さぼうる2
まず行ったのはさぼうる2。
ノスタルジックな喫茶の代表格的存在らしい。
1というか無印のさぼうるは喫茶で、さぼうる2は喫茶レストランというような区別になっている。
二つならんでる。
東京メトロのA7出口を出て一分の所に行列がある。
この出口をでればすぐわかるってくらいの昭和感。
緑が一杯の店頭で行列にならぶ。
アジサイ綺麗。
お昼時で10人くらいの行列で20分も待たずに店内に入る。
半地下のフロアに通されて席につく。
木の香りがするような空間に、食卓塩やら赤電話やら昭和感を感じるアイテム。
その中にランチの社会人、学生、グルメな人々、古書を片手に持つ神保町の住人が入り混じる。
ビートルズの’Here Comes The Sun’とかストーンズの’Street Fighting Man’、キンクスの’I Took My Baby Home’とかキャッチーなクラシックロックが映える。
レトロな感じは変わらないけど少し色彩が鮮明になった様な輝きを纏う気もする。
自慢のナポリタンが来る。これで並み盛。
デカい。男の人でも全然足りる。
とてもクラシックで王道の上手いスパゲッティだ。多分ナポリタンて聴いて必ず思い出す味。玉ねぎも凄く甘いトマトも甘い。
伝統のタバスコも粉チーズもあって、量の多さに飽きこない、昔からの食べ方でスゴク満足できる。
これで650円。サラダもスープもついてる。
男性一人で来て大盛りがっつり食べる人もいたし、全然一人でも来れるし、ちょっと隠れ家的な雰囲気で仲いい何人かで来てもいつもと違う感がでていいだろうと思う。
アボカフェ
次に行ったのはアボカド料理専門のカフェ。その名もアボカフェである。
神保町の目抜き通りでもある靖国通りから路地裏に入ったビルの3階だ。
これもメインストリートから少し入れば看板が出てる。
雑居ビルだけどものすごくアボカドの主張が既にすごい。
店内は細長くオシャレな雰囲気。どことなくヨーロッパへの憧れを感じる。
ランチは3品から選ぶのだが、もちろん全部アボカド。
なんとスイーツも全てアボカド。
でも狂気は感じずに、アボカド愛で留まるような感触なのは、店内のライトな雰囲気も大きい。
Jack Johnson’Washing Dishes’、Fountains Of Wayne’Sink To The Bottom’のような透き通るような音が合うし、HUSKING BEE’新利の風’もバチっときた。
ドントルックバックアンガーのカバーがかかってたりとオシャレな感じは凄い。
Fountains Of Wayne - Sink To The Bottom [Official Video]
スパム丼が来る。デザートにはアボカドのチーズケーキを頼んだ。
アボカド、好きです。
嫌いな人がオシャレな人から糾弾される位の市民権を獲得した食べ物。
やっぱりうまかった。
何か変にこだわったりせずに、一番美味しくしてくれるように仕立てる感があっていい。
写真見ればもうたまらない。
アボカド自体もこだわっていそうで、たまに出会うふにゃふにゃのやつではない、程よく存在感のある弾力だった。
チーズケーキも最初は不安だったがチーズケーキ感を保ったまま、ほんのりアボカドを香らせるくらいでうまーくまとまっており美味しかったのだ。
食べてるとあっという間に行列になってて、少ない席数なのでせかされて急いで出た。
アボカド、人気だ。
鯛焼き 神田達磨 神保町店
最後に行ったのは鯛焼き神田達磨神保町店。
粋な一句が読まれていた。
すごく街と合ったホットスナック。
羽が付いてて生地がうまいし、カスタードも甘すぎない。
コレのおかげでもうちょい歩けるような食べ歩き冥利につきる一品だ。
ベンチもあるのでその場でも食べれる。
素敵な街 神保町
もっと早く行けばよかったと思うくらいのアツい街、神保町。
電車乗ってても乗り換えてく人、すごく多い。
是非ふらっと途中下車もいいんじゃないかと思う街、神保町。
そういうちょっと楽しみな街ってあんまない。
素敵な街、神保町をグルメも一緒に楽しんで行きたいと思った。そんな休日。
それではまた別の記事で。