Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【たくさんバンドレビュー/Skate punk/melodic】パンクロックを支え続けたバンド達 後篇1【PUNKSPRINGに来て!】

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ラストPUNKSPRING2017も決定!ますますパンクが最近アツいバンドレビュー!

前篇ではパンクシーンを支えてきたオルタナティブで代表的なバンドを紹介した矢先に、来年のパンクスプリングの日程が決定した。

そして来年が最後という事も。哀しい。

決定したバンドは今の所OffspringにBadreligionにNoFXにLess Than  Jake。

このフェスについてはまた今度じっくり触れるとして、今回はそのパンクの流れにのって前回に続いた後篇をご紹介。乗られずにはいられない。

前篇に大御所のバンドは紹介してるので是非見てみてくださいね。

www.footballsoundtrack.com

後篇ではテンポよくたくさんのバンドを紹介できればと思います。順番は特にこだわりはありません。

メロコアからスケートパンクまで、光と影というわけではないけど、よりアングラ寄りでオルタナらしい尖り具合を見せる、ディープでハードでローファイでニヒルでメロディアスでストイックなバンド達。

活動の時期も、軸の音楽性も多少違っていてもシームレスにつながりを感じて細かい細分化は特にしてない。

 

そもそもこういうインディーな世界の中の魅力は、何かを成し得たり何かが起こったよりも、今から起こりそうな期待感がたまらないところにある。
結果的にどうなったかとか、世界と言う概念の上位に自分がいる、のではなく、それでも自分のアイデンティティーを懸けた音の輝きは、どの曲にもアンセム的瞬間があってそれが日常の範疇で僕らに届きやすくカッコいいのだ。

まだまだ一部だけど僕が好きで勧めたい、そんなバンドをここに少しだけ紹介するので、是非目を通して聴いて頂ければと思います。

20代後半なって諸先輩方からしたらまだまだひよっ子パンクファンだけど、一生懸命選びました。何より聴いて想いを馳せるのが楽しい。お気に入りが増える人生は楽しい。

是非ご覧ください。

 

Less Than Jake

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来年のパンスプも決まったのでレスザンジェイクからスタート。爽やかな見栄え。

1990年代前半にデビューしたアメリカのスカパンクバンド。

ハッピーでスピーディーという夢の様なアッパーな融合。

色彩豊かなポップネスと南国的なトロピカリズムで、スカ×パンクの第一人者となったバンド。

それでも軸はパンクにあり、コミカルにファンになりすぎない、さり気ないスタイリッシュさみたいなものも感じる実力派バンドだ。

 


The Science Of Selling Yourself Short (Video)

 

Strung Out

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1990年前にデビューし、今まで活動を続けるパンク部の大先輩。

走りっぱなしでも引っかかりやすい起伏のついたメロディアス&スピーディーを確立させた重鎮バンド。
颯爽と駆け抜ける爽快感は西海岸の香りを十分に感じさせる、タフさはあっても汗とともに笑顔を引き出すパンクスピリットが迸る男らしい爽快さ。
刹那の瞬間までパンクという姿勢は風格漂う偉大なバンドだ。


Strung Out - City Lights (Official Music Video)

 

Rise Against

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海外のロックフェスでも重鎮クラスの現代ストリートパンクバンドの代表格。
焦燥的にスリリングで重厚なパンクサウンドに、天性のパンクボーカリストのエッジの効いた怒声の迫力。
ストイックさに振り切ったリアルでコアなパンク。
時に緩急の変化をつける事で更に激烈な昂揚感とリアルな重さを感じさせる。


Rise Against - Savior

 

Face to Face

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1984年デビューの南カリフォルニアのバンド。もの凄い貫禄の人たち。
1音目からアクセル全開のメロコアを感じ、軽快にかき鳴らされるギターに重きを置いて少しだけ心に染み入らせる様なドライヴィンなメロディー。
だいたいの人が求めるメロコアはここにあるプロトタイプ的バンド。
コンスタントな活動で曲芸よりも芯の通ったパンクだけを武器に強烈に示し続けて、圧巻でタフなライブパフォーマンスで人気バンドとなった。
 

Far From Finished

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2000年代のアメリカのバンドで渋谷のHMVで買ったのを良く覚えてる。
00年代のキャッチーなストリートパンクバンド。ベテランでいっぱい人がいる。
一歩地に足をつけた深みのある爽やかなパンクサウンドにスモーキーでセクシーで明るいボーカルが絡む、ヴィンテージの様に煌めく味わいパンクだ。


FAR FROM FINISHED - Roses and Razorblades (OFFICIAL VIDEO)

 

Goodriddance

 

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こちらも大ベテランのグッドリダンス。グリーンデイの名曲のタイトルにもなってるけど別物。

ジャンプが欠かせないギタービートを軸に、メロディック&スピーディーとコール&レスポンスのライブ向きのパンクサウンドで引っ張る。少し優しい声も好き。
ストレートな歌をパンクに歌うスケールのデカさと完成度に実力を感じる重鎮のタフさをヒリヒリと感じる。


Good Riddance - One for the Braves (Official Video)

 

Fugazi

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少しルーツ的なバンドも紹介。写真から漂うパンク感はさすが。

煌びやかなメタルからのカウンターカルチャーとしてのパンク。

酒もタバコもやらないストイックなパンク音楽職人さん。
固い意志と切れ味のいいナイフを押し付けられる様な危機感。
ダークでストイックだけどフレーズは聴きやすい。


Fugazi - Waiting Room

 

Deadkennedys

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ホントのホントのハードコアのルーツ的なバンド。これも写真が白黒だ。
ニルヴァーナなどのグランジ勢に留まらずオルタナティブロックに影響を与えた音楽のエネルギー。
ルーツに近いハードコアパンクはオリジナルパンクにも現代パンクにも通じる基礎となった。
焦りを助長させるような不気味で獰猛な声が渦の様に襲ってくる。
社会が躍起になってつぶしたバンドでもある。

 


Dead Kennedys - California Über Alles

 

Social Distortion

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オレンジカウンティ―をパンク処にしたのは彼ら。

1970年代からメンバーを変えつつも活動するアツいバンド。

艶やかにセクシーでシド・ヴィシャスっぽいボーカルが響く。
暖かいギターメロディーを主に速さよりも叙情系のサウンドがカントリーさも感じる。


Social Distortion - Story of My Life

 

ALL

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前回も紹介したディセンデンツのボーカル・マイロが脱退して、残されたメンバーで結成したバンド。

長年パンク界を渡り続けたパンクを知り尽くした彼ららしい、ロマン溢れる音構成。

ツボを抑えたノリやすいメロディーをダイナミックに振り回すパンク職人たちの遊び心がいい所。


ALL- Dot [Official video]

 

Me First And The GIMME GIMMES 

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ノーエフのファットマイクの呼びかけで始まったのサイドプロジェクト的スーパーバンド。結構名だたるバンドが揃っている。

ロックポップスのカバーを伸び伸びと歌うパンク野郎達。日本の曲も多い。
バカバカしく笑えて泣けるほどかっこいい何故かうれしくなる幸福感。
これぞパンクの楽しみ。

 


Me First and the Gimme Gimmes - Over the Rainbow

 

Pinhead Gunpowder

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グリーンデイのビリーが所属していたバンド。4人目のグリーンデイ、ジョンソンやベイエリア伝説のパンクドラマー、アーロンなどベイエリア有数のメンバーで組まれたバンドで、グリーンデイがメジャーデビューして以降一部のメンバーで喧嘩したりして疎遠となったりした模様。
初期グリーンデイのルーツになるポップパンク感を感じれるのもいいが、ボーカルの掛け合いもキレのあるギターもイーストベイエリアのパンクミュージックとしてただただ良い。
この時代の夜明け的な、これから何かが起こりそうな時期の音楽シーンのトップを走るバンド。

 

West Side Highway

West Side Highway

  • Pinhead Gunpowder
  • オルタナティブ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

【重くなりそうなので後篇2へ続く】

www.footballsoundtrack.com

 

【アルバムリスト】

 

Anthem

Anthem

  • Less Than Jake
  • オルタナティブ
  • ¥1650

 

 

Twisted By Design

Twisted By Design

  • Strung Out
  • オルタナティブ
  • ¥1500

 

 

The Sufferer & the Witness

The Sufferer & the Witness

  • Rise Against
  • ロック
  • ¥1300

 

 

Don't Turn Away

Don't Turn Away

  • Face to Face
  • オルタナティブ
  • ¥1500

 

 

Living in the Fallout

Living in the Fallout

  • Far From Finished
  • パンク
  • ¥1600

 

 

A Comprehensive Guide to Moderne Rebellion

A Comprehensive Guide to Moderne Rebellion

  • Good Riddance
  • オルタナティブ
  • ¥1500

 

 

13 Songs

13 Songs

  • Fugazi
  • オルタナティブ
  • ¥1800

 

 

Fresh Fruit For Rotting Vegetables (暗殺)

Fresh Fruit For Rotting Vegetables (暗殺)

  • Dead Kennedys
  • オルタナティブ
  • ¥1500

 

 

Original Album Classics

Original Album Classics

  • Social Distortion
  • ロック
  • ¥3500

 

 

Sing In Japanese - EP

Sing In Japanese - EP

  • Me First and The Gimme Gimmes
  • ロック
  • ¥900

 

 

Goodbye Ellston Avenue

Goodbye Ellston Avenue

  • Pinhead Gunpowder
  • オルタナティブ
  • ¥1500