Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【サッカー日本代表】アジア最終予選 メンバー発表に見る思惑と想い【イラク・オーストラリア戦】

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サッカー日本代表メンバー発表!ギリギリの戦いのメンバーは?

 

9/29、10/6・ホームでのイラク戦と10/11・アウエーでのオーストラリア戦の日本代表メンバーが発表された。

このブログでも、代表は追っかけていく事を決めたので今回もメンバーに見る思惑について想いを馳せていこうと思う。

前回の記事・勝ち点整理はコチラから

www.footballsoundtrack.com

 

 

 

発表された日本代表メンバー

 

まずは発表された日本代表選手のメンバーのおさらい。

 

川島復帰、永木抜てき/ハリル日本代表メンバー一覧 - 日本代表 : 日刊スポーツ

【GK】

西川周作(30=浦和)

東口順昭(30=G大阪)

川島永嗣(33=メッス)

【DF】

長友佑都(30=インテルミラノ)

酒井宏樹(26=マルセイユ)

酒井高徳(25=ハンブルガーSV)

太田宏介(29=フィテッセ)

槙野智章(29=浦和)

森重真人(29=東京)

吉田麻也(28=サウサンプトン)

丸山祐市(27=東京)

植田直通(21=鹿島)

【MF】

長谷部誠(32=フランクフルト)

柏木陽介(28=浦和)

永木亮太(28=鹿島)

山口蛍(25=C大阪)

香川真司(27=ドルトムント)

清武弘嗣(26=セビリア)

大島僚太(23=川崎F)

【FW】

本田圭佑(30=ACミラン)

小林悠(29=川崎F)

宇佐美貴史(24=アウクスブルク)

原口元気(25=ヘルタ)

岡崎慎司(30=レスター)

浅野拓磨(21=シュツットガルト)

武藤嘉紀(24=マインツ)

 

GKの川島が復帰、林が外れた。

DFは長友・槇野が怪我から復帰、前回から続いて丸山が選ばれている。

昌子・遠藤が外れて、リオ組から植田が選ばれる。

MFでは前回とほぼ変わらないメンバーと、湘南で名を馳せた鹿島の永木が抜擢された。

FWは全く変わらずのメンバー。

 

メンバーに見る思惑

先の2戦を終えて、一勝一敗という結果に終わった日本代表。

前回の勝ち点整理でも触れたが、前半戦を終える時点で9-10の勝ち点が欲しい所。

なのでこの2戦の戦い方は、イラク戦は勝ち点3・オーストラリア戦で勝ち点1が最低条件となる。

グループリーグ上の立場だけで行くと2敗のイラクと2勝のオーストラリアとの連戦なので、戦い方もバラバラになる中で均衡を取ったメンバーとなった。

まず気になるポイントはボランチ

前回は山口蛍がタイ戦でいい守備を見せたと話題になる。大島はガチガチになりPKを与え、長谷部は攻撃のスイッチを入れきれなかった上に大きなミスもあった。

大島が再度選ばれている事に、期待を感じる反面、最後のチャンスのような意味合いもあるかもしれない。

過去にあれだけいた司令塔不足の今の日本の中盤にとって、香川・本田に自分の仕事に専念する(余計な事をやらせない)ための、ボールを持って運んで散らしてビジョンを持って本田と香川を高い位置で使える様なプレイヤーはかなり大事。

大島を最終試験としたところで変わりはいるのかどうかという論議にまでなってくる。

という事で大島にはまたチャンスが与えられるはずなので、そこは期待したい所。

むしろ柏木や永木にはチャンス

柏木は多少リスキーでも展開力のあるパスを出してほしい。

永木は稲本の様なダイナミズムを感じる縦の推進力を持ったプレイヤーなので、ハリルホジッチ好みの選手。

守備職人山口・キャプテン長谷部をどちらも外す事は考えにくい。慎重に入るはず

上記のプレイヤーは出場時間は限られてくると思うが、いい内容を期待したい。

長谷部の復調に期待しつつ、山口と固め、勝負所で攻撃のスイッチを入れられる選手というのが基本で考えていそうだ。

イラク戦に総力をもって挑み、オーストラリアの勝ち点も見据えないといけない難しい戦い。

鍵はボランチにかかっている。

 

もう一つ気になる所は、前線の主力が全く試合に出ていない事

香川・本田、さらには岡崎ですら出ていない。清武も定位置を確保できてはいない。

コンディションが前回と同じなら、香川・本田・清武は同じ凡ミスもあるんじゃないのか?

好調を維持する原口、浅野。さらには小林悠あたりにチャンスが与えられるどころか、結果を残してもらわないと、まずい事にもなりそうな、コンディション状態。

前線で走れない・フィットしてないとかで交代枠を使い切ると、ボランチでもカードが切れなくなる。逆にここはスタメンの選び方が重要になってくる。

特にイラク戦。主力の海外組が帰ってすぐの試合はいつも身体がキツイとか言うので、小林悠はスタメンが望ましい。

むしろトップ下に柏木か、大島という選択肢も持っていいと思う。

 

最後の一つの気になる点はCB

前回もお決まりの組み合わせだったCB。

植田は累積警告がありそうな吉田のバックアッパーのつもりなのかもしれないが、出来る事なら森重と植田で組んでみてほしい所。

槇野も正念場となるが、彼にメンタル的な部分で救われる選手は多そうだ。

前代表からのセンターラインが軒並みグラついている中、最も批判を浴びているCBもテコ入れは必要と感じてはいるだろうが、監督の優先順位は低そう

是非テコ入れしてほしい。

 

 

まとめると

〇ボランチは無理はしなさそうだが、攻撃的なリズムメーカーを必ず投入すべき。

〇前線の主力陣のコンディションによっては、スタメンを浅野・原口・小林で固める。特にイラク戦。トップ下に柏木や大島でもいい。

〇CBのテコ入れ。植田を呼んだなら使う事。

勝ち点の条件は残り前半3試合で7は欲しい。なので

〇イラク戦は3が最低。オーストラリアとサウジで勝ち点4。とりやすいのはホームのサウジ戦という事を考えると最大の鬼門アウエー・オーストラリア戦は1。

これが6しか取れないと、後半の中東のアウエーがキツくなるので、ここは既に死ぬ気にならないとまずい場面。

全部死ぬ気でとかよく言うが、多分人間それは無理。

ラモスみたいな魂の塊の武士みたいな人にしか無理だと思う。

最近のはじめの一歩で鷹村が一歩に言ってたけど、人外の線がどこかにあるんだろう。

 

それを見るからに超えた境地を見せた選手を見るのはとても心が躍るものだ。

イチローとか、中田英とか、小野とかもセンスで超えていた気もする。

そんな選手の活躍を見たいものだ、と想いを馳せてみた。

どんだけ色んな人が批判しようが、代表戦は楽しみなのだ。

ただその楽しみを全力で嬉しい結果に導いてほしいのだ。