Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

サッカー日本代表―ロシアワールドカップ最終予選―タイ・UAE戦を終えて 勝ち点・スケジュール整理と戦い方提言

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サッカーアジア最終予選 第1戦・第2戦を終えて

 

9/1、ホームでのUAE戦、9/6、アウェーでのタイ戦を終え、ロシアワールドカップアジア最終予選全10試合の内、2試合が終えた。

結果については、周知の通り一勝一敗。

以前、本気で日本代表について想いを馳せて提言を考えてみた。

www.footballsoundtrack.com

 

www.footballsoundtrack.com

 

最終予選は、Aマッチデーの関係で大体2試合くらいずつのセクションで行われるので、今ここで再び考えてみようと思う。

 

現在の順位表とスケジュール 突破の為の勝ち点整理

○現在の順位表はコチラ。9/6終了時点

1.オーストラリア 勝ち点6  得失点差 +3

2.サウジアラビア 勝ち点6  得失点差 +2

3.日本      勝ち点3  得失点差 +1

4.UAE      勝ち点3  得失点差 ±0

5.イラク     勝ち点0  得失点差 -3

6.タイ      勝ち点0  得失点差 -3

 

おおまかに言えば2弱の構成が出来上がってきた。こうなってくるとこの2弱から取りこぼさないチームが勝つ。

印象的なのはタイの戦いぶりを見ていて、逆にUAEのクオリティーの高さが際立った事。そしてそのUAEにアウェーで勝ったオーストラリアサウジもきっちり2連勝している。

この上位を争いそうな3チームからも勝ち点をもぎ取らないとマズい。

今後のスケジュールはコチラとなる。

 

○前半スケジュール

 

⚪︎9/1 第1節
オーストラリア 2vs0 イラク
日本 1vs2 UAE
サウジアラビア 1vs0 タイ
 
⚪︎9/6 第2節
イラク 1vs2 サウジアラビア
タイ 0vs2 日本
UAE 0vs1 オーストラリア
 
⚪︎10/6 第3節
UAEvsタイ
日本vsイラク
サウジアラビアvsオーストラリア
 
⚪︎10/11 第4節
イラクvsタイ
サウジアラビアvsUAE
オーストラリアvs日本
 
⚪︎11/15 第5節
UAEvsイラク
タイvsオーストラリア
日本vsサウジアラビア
 
次の試合はホームでイラク戦と鬼門のアウェーのオーストラリア戦の10月2連戦。
勝ち点16-17が突破ラインなのは変わらないので、今後はそれに加えて対戦相手の考え方になってくる。
次に戦うのは勝ち点0のイラクと、日本のホームで行う。
ここは勝ち点3じゃないといけない。
UAEはタイ戦で勝ち点を重ねるはず、サウジとオージーはつぶし合いとなるので、ここで勝ちしっかりと勝ち点6にする事で、少しでもオーストラリア戦・サウジアラビア戦に向け、フラットな状態に近づけておきたいところ。
 
前半戦だけで展望するとホーム戦は3回。勝ち点16-17ラインを目指すとして、ホームが多い折り返しの前半で、半分以上は稼いでおきたい。
後半戦は何でも起こりうる中東アウェーが3回となり、サウジ戦、UAE戦もある。ちょっと今のままだとUAEに勝てる気はしない
つまり前半戦で奪うべきは9-10となる。
そう考えると10月の2戦でイラクに勝つのは絶対条件、さらにオーストラリア戦とサウジ戦で勝ち点4が欲しい
本気の打ち合いになりそうなオーストラリア戦の方が、引いた相手を崩すのが極端にできない今の日本には戦いやすいかもしれないが、トップ通過候補であることに間違いはない。
引き分けはイイ結果、最悪負けてもサウジ戦をきっちり勝てるのであれば、最低限の前半戦と言える。
逆にイラクに引き分けや負ける様な事があれば、限りなく赤に近い黄色信号となる。
ここまで考えてる最終予選は、過去なかった。初戦敗れた事でかなり難しい最終予選になった。
ここまでスレスレまで考えて通過したとしても本選でいい試合ができるのだろうか?
今度はレベルアップも見据えたプレーの観点で少し考えてみる。
 

提言④というか不満 選手の役割がはっきりしていない。

日本代表が行った2戦ともに、選手の特徴が出ていなかった試合だった。
出したのは宇佐美・山口蛍くらい。
しかも3ゴール中、ヘディングが2点。いつから日本はヘディングが得点源になったんだ。
 
役割も曖昧。ビルドアップの時点で森重がロングボールを蹴るならわかる。
なぜ吉田が持っている時に前線が動き出して、ミスキックになるんだ。
誰が試合をコントロールするのか?
本田はバテて声が出てないし、長谷部はいいキャプテンだけど、技術的に司令塔タイプなのか?
エリア外からのミドルシュートもない。打てて本田くらい。入らないから打つなと指示されているみたい。ミドルシュートの役割ってそうではない。
 
誰がどこでもいいプレーをできるのが日本のいい所、そしてそれをベースに球際を強くするという理想が今の代表のサッカーはあるのかもしれない。
でももっといい役割を果たせるロールプレーヤーは多くいると思うのだ。
ビルドアップは森重、動き回って受けるのは香川や清武、SBはいいクロスを上げる事に尽力する。各自まかせる所がまだ見極められていない。

提言⑤ 司令塔タイプの選手を

昔はボランチなんで激戦区だったが、今はかなり選手層的にキツいポジションだ。
山口蛍のDFは効いていた、長谷部も上手くコントロールしようとしていた。
だけどゲームを支配するきっかけのパスや攻撃のタクトをふるえてはいなかった。 
今や中盤の底は、バランサーを2人並べるのが主流なのかもしれないが、どうしてもこの部分でもう少し攻撃のアクセントをつけてほしい。
推進力と猟犬的な意味で原口でもいいがサイドでやらせてあげなよと思う。
 
上の提言でも言ったが、ミドルシュートも大事になってくる。ゲームメーカーってのはキックが上手いやつがなるのだ。俊輔しかり遠藤しかり。
そのあたりも考慮に入れたメンバーを考えないといけない。
怪我をおしての召集となった柏木、ベテランの中村憲剛など気の利いたパスが出せる選手が欲しい所。ここのポジションはやはりセンスだと思うのだ。柴崎も候補に入ってくる。もう一度やりやすい場面で大島にチャンスを与えるのもいい。井手口原川のセンス、青山ももう一度候補に入れてほしい。
組ませる選手は長谷部でも、山口蛍でもいいが、アンカー的な役割として細貝なんかも面白いと思う。
いずれにせよ、このタイプの選手で今、海外組がいないという現実が、実は今の日本のウィークポイントになっているのかもしれない。
 
 
まとめると前回の提言も含めて、次の召集は、
・司令塔タイプの選手
・リーガの活躍にもよるが乾
に期待し、
・前線の流動的なコンビネーション、清武・乾・香川
・浅野か武藤をFWとして固定する
・選手の特徴を戦術にはめ込む
 
このあたりを期待してみてみたい。
 
いかがでしたか?
2戦目を勝てたのはホッとした。が、整理してみると難しい状況に変わりはない。
今年の残り3試合は、しっかりと戦い抜いてほしい。
絶対に負けられなくなる前に、突破を決めてほしいものだ。