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Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【ソングレビュー後編 20+1曲】SUM41に想いを馳せて-世界を制して死にかけたパンクロッカー-

前編はこちら!

www.footballsoundtrack.com

3rdアルバム'chuck' 2004年

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更に重く鋭くなったメタリックなサウンド中心の3rd。

このアルバムの後に、ギターのデイヴは脱退する。

 

'We're All To Blame'


Sum 41 - We're All To Blame

このアルバムからはこれ。

オフェンシブな彼等の振り切った先にあった乾いた激しい音。
切り刻まれる様に高速回転するスラッシュギターでも、暗闇の中に霧がかかった様なしっとりとした哀愁を感じさせるメロウさもある。
映画でも使われるビックなメロディーも兼ね備えていた。
 

4thアルバム  'Underclass Hero' 2007年

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心機一転の4枚目のアルバム。

ポップパンクのドライヴィンなサウンドに回帰し、最もキャッチーな一枚になった。

 

'Underclass Hero'


Sum 41 - Underclass Hero

これ以前の'Subject To Change'という曲とサビは歌詞もメロディーも一緒である。
Subject〜の方はハードコアなナンバーでその払拭もあったリメイク。
ドキャッチーなリフと、フロア全体を笑顔で飛ばせる様な陽性のパンクだ。
2面性どちらでもキッズをオトせるパワー。その辺は才能だし、バンド自体の厚みに他ならない。
払拭のリメイクという決断を公開することも凄い。
 
'With Me'


Sum 41 - With Me

ミドルテンポなロックバラード。
悲惨さが付きまとうメタリックな側面から切り離し、打ちひしがれながら、気にしないでという様な優しさに満ちた声。
アコースティックで飾り気のない透き通った音が綺麗なナンバー。
ほんの少しだけアブリルを感じる。
 

5thアルバム 'Screaming Bloody Murder' 2011年

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破滅まで追い込まれる直前の5枚目のアルバム。

と、書くと良くなさそうだけど、経験を活かしたアグレッシブにバランスのとれた一枚。

 

'Screaming Bloody Murder'
Screaming Bloody Murder

Screaming Bloody Murder

  • SUM 41
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
ハードでタフな音への回帰したロックナンバー。
でも厚みと巧みさが増加して、緩急を使ってよりパワフルに聴こえる。
生々しいライブ感がある僕は好きな一曲。
 
'Sick Of Everyone'
Sick of Everyone

Sick of Everyone

  • SUM 41
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
轟音で真っ黒なリフにミステリアスなテンポの幻惑的ロックナンバー。
緩急、剛柔使い分け、型にはまらずトリッキーに的確にエモーショナルをぶつけてくる。
聞いた後の爽快感と重く残る余韻は流石。
 

6thアルバム '13 Voices' 2016年

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2016年最新の復活アルバム。ドラムが若手にチェンジしてしまったが、それも実力者で、何よりデイヴの復帰が大きいニュース。

胸をアツくするポイントを悉くついてくる満ち足りたパンクアルバム。

 

'Goddamn I'm Dead Again'
Goddamn I'm Dead Again

Goddamn I'm Dead Again

  • SUM 41
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
ヘヴィーなリフ、でも苦しくない。どこかカラッとしてるロックナンバー。
時系列で聞いてるとデリックの声の耳への引っ掛かり具合がたまらなくカムバック感が凄い。
ギターソロの存在感の大きさ、っていうかギターソロで終わる。
バンド全体から誇らしげにどうだと聴かせてくる感じがいい。
 
'Fake My Own Death'


Sum 41 - Fake My Own Death (Official Music Video)

跳ねる様にバウンドするバンドサウンドの中を、野太くソリッドなギターの音とデリックのギラギラのエッジーな声が絡み合う。
畳み掛ける様な、掛け合いのサビは実にサムらしいもはや伝統芸。
バンド巧者というか、まとまりがある様な音の流れが美しい。
 
'Breaking The Chain'
Breaking the Chain

Breaking the Chain

  • SUM 41
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
幽玄なミドルナンバー、僕はこのアルバムで1番好き。
デリックの声の表情の幅が大きく、そのコントラストがいい感触。
ギターソロは彼等の中の曲で最も至高。
癖になるソロにバンドサウンドが徐々に被さってくる展開は鳥肌立つ。
 
'we will rock you'


Sum 41 - We Will Rock You (Official Live Video)

おまけのカバー。

最近よくやるQUEENのアンセムのカバー。

スピーディーなハードパンクカバーで、デリックは元気に動き回り、ソロはあったりと魅せる曲。

何かここから復帰は始まったんだろうなと考えてしまう様な、楽しげな姿だ。

 

メロディックでファストでメタリックなパンク

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以上、独断で代表曲を集めてみました。

ノーエフから始まった彼らのバンドストーリーが、ここまでワイドな音を創るとは誰も予想しえなかった。

しかしながら、キラキラしたパンクの憧憬みたいなものは常にコアな部分にあって、それもキッズに共鳴し続けたことが、彼らの復活を呼んだのだ。

この夏も彼らに触れるのが待ち遠しい夏になりそうだ。