Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【バンドレビュー】Neverstoreに想いを馳せて-ポップパンクの新しい宝石-

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ポップパンクの結晶、Neverstoreに想いを馳せて

やっと見つけた新しい宝石の様なバンドだった。
こっちの身勝手な都合でもあるのだが、新しいバンドをずっと探してても自分のフィーリングに中々嵌らない時期がある。
やっぱり中々無いよなーみたいな顔して玄人を気取ってCDショップを徘徊する自分が、アリだと思っていた時。
音楽ってのはもうちょいポジティブにフランクに探すものだと今では思うけど、そんな時代の僕にもネヴァーストアの音は鋭く突き刺さった。

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間違いなくモダンというか時代性を超える様なエネルギー、見た目もスタイリッシュかつポップパンクの肝を抑えたエネルギーは、確実に僕が求めていたもの
かなり漠然と求めていたものが、急にいきなり形になって僕の人生に入り込んできた。
それからもう10年近く経つけど、未だにフェイバリットなバンドの一つ。
そんなネヴァーストアに想いを馳せる。
 
 

1.Neverstore 鮮烈すぎるキラーチューン

まずは一曲聴いてみてほしい。
このキラーチューンっぷり。
 


Neverstore - Stay Forever [OFFICIAL MUSIC VIDEO]

 

Stay Forever

Stay Forever

  • Neverstore
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
 
攻撃的でアグレッシブなベースラインに駆け抜ける様にメロディックなギター、ギラギラしてるけど暑苦しくないフックの効いた爽快感
こういう電撃的な衝撃を最初に聴いた時のことって、何年と経っても忘れないもんだと今になって思う。聴いた場所まで覚えてる。聖蹟桜ヶ丘のタワレコだ。
しかも3分足らずで終わる所がさらに好感を持たせる。
”Stay foever"は個人的には一つの文句もない、至高のメロディックパンクナンバーだ。
今でもフェイバリットな一曲。
 
この曲が入った1stが出たのが2007年
2000年の高校時代での結成からの下積みを経ていよいよデビューを果たしたneverstore。
その年のgood charlotteの北欧ツアーの前座に抜擢されて、全世界のポップパンクキッズ達の目にとまる存在となる。
彼等は北欧、スウェーデン・ストックホルム出身なのだ。パンク処としても世界に名を連ねるスウェーデンでも、ひときわ煌めくポップパンクバンドだった。
2008年にはsum41の日本公演の前座を務め、更なるファンを獲得。
確かな出身地、ポップパンクレジェンド達との共演、そしてキッズを虜に出来るだけの説得力のあるアンセム、これを持って彼らは僕の耳にも入ってくれた事になる。
 

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特に地元でも評価も高い。
デビューした2007年と翌年の2008年にベストスウェディッシュアーティストを受賞したり、さらにサッカー所としてしられるスウェーデンで、タイアップしたサッカー協会から特別表彰されるというフットボールサウンドトラックっぷり。
彼等は、ポップパンクバンドとしての未来というか、成熟したシーンの中でこうあるべきだと、強烈な光を放ったバンドだった。
 

2.Neverstoreの音楽

多分本人達はグリーンデイオフスプリングブリンクも、それこそ前座を務めたグッシャーサムも好きなんだろう。
3ピースらしくシンプルだけど、骨太な芯の強い音。
ストイックでストレートなメロディー、粗さよりもアグレッシブさが前面に出て来る、それでいて若さだけでない稀有な才能を感じるし、きっちりと受け継がれたポップパンク的な感性が見え隠れするのも嬉しい。
 
ボーカルなんてグリーンデイ直系のポップパンクシンガーだ。
所々の発音とか音を伸ばす時の揺らぎがビリーそっくり
胸をドキドキさせるような艶やかさを醸し出し、時に攻撃的に、時に色っぽく歌い上げる。
 
直線的でエネルギッシュなギターサウンドとエモーショナルな響き、それでもカラッと晴れきらないどこか陰を落とす達観したような大人っぽさは、北欧らしさといっても良いかもしれない。
エッジの効いたポップパンクメロディーと若々しいエネルギッシュなギターサウンドに、北欧らしいリアリズムが顔を出す。
よりドープ内に中に渦巻く様な感覚が残るのを感じるのだ。
印象の緩急によって得も知れぬ迫力となる彼らの味なのだ。
 
北欧らしい反響する様な透明感と、ナチュラルボーン的な狂気も感じて、より深い高揚感が長く身体に残る。
瞬間的にリスナーを掴むpoppunk的パワーも、よくよく聞いていく内に、さらに体に染み込んで行くようなフィーリング何%か感じる。
結果、その要素の融合が間違いなくオルタナティブで、陽性の中の陰が深く蒼く影をつくり、煌めきの中に一味違う表情を見せる音を作る
 
偉大な先輩に違わず、表情豊かな奥行きを感じるのは、自然発生的なものかもしれないけど、どこか受け継がれたものだと思いたいところもある。
最初は一発で心惹かれた。
それでも聴いていけば違う煌めきそして陰の部分が見えてきて、その陰を理解すれば光はより一層深まるという仕組み。
これだからポップパンクはやめられないと、心に誓うのだ。
 

3.ソングレビュー

1.All Star Loser
All Star Loser

All Star Loser

  • Neverstore
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

1stのポップパンクナンバー。

滑るようにライドしていく澄んでいて綺麗なメロディー、メロディックセンスが前に出たメロディックパンク的な一曲。

面食らうくらいストレート、清々しい程聞き心地のいいライトな感触。

 

2.Stay Forever


Neverstore - Stay Forever

エネルギッシュなパンクアンセム。

しなりまくりの強靭なベースラインに、暴風の様なギターリフ、それが歌としてまとまる爽快感。

荒々しい塊のままエネルギーを放り投げてくるパンク的側面、でもスタイリッシュなボーカルがこの上なくモダンで、オルタナティブなアツさも感じる。

 

3.Racer
Racer

Racer

  • Neverstore
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

ザクザクのギターのファニーなパンキッシュソング。

わかりやすいフレーズに、耳馴染みの良いビート。

アイコン的なポップパンクソング。

 

4.Golden Youth
Golden Youth

Golden Youth

  • Neverstore
  • オルタナティブ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

アッパーなビートに突き上げられるポップロックナンバー。

アンセム的なキャッチーなメロディーライン、終始高揚させるポイントを抑え続けたポップなサウンド作りはずば抜けていい。

どこかザラついたボーカルがエッジになってパンク的なひっかかりもいい。

 

5.Rejected All Along


Neverstore - Rejected All Along

エモーショナルなポップパンクナンバー。

ソリッドでタイトに鳴らされるサウンドが、色づくようなメロディーで色彩を色濃く残す。

スピード感を感じさせたままのバランス感覚は現代のポップパンクらしい。

 

6.Count Me Out


Neverstore - Count Me Out

ストイックでキャッチーなポップパンク。

マイナーなサウンドが、タフにソリッドに鳴らされる。

男臭いセクシーさが濃縮されたパンキッシュさ。

途中の転調がまたかっこいい。

 

 

4.ポップパンクは終わらずに

 

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グリーンデイシュガーカルトを混ぜて北欧で寝かすとこういう音になるんだろう。ニルヴァーナとかも好きそうだ。

好きなバンドの話は合いそうな、親近感たっぷりの隣人的友達的ヒーロー像がポップパンクには欠かせない。
グリーンデイとかを引き合いに出したけど、これが音楽が受け継がれるって事なんじゃないかと思う。
自然と聞いてた好きなものの要素が出てしまっているのだ。
それを模倣というのは浅はかだし、その香りを楽しむのもファンの嗜み
それをモダンなモードでNeverstoreサウンドとして昇華・確立させた事が、シーン的にも僕的にも喝采モノの出来事で、それがシーンのトップランナーという事なのだ。
 
pop punk is not deadは今やリバイバルを繰り返すポップパンクシーンの合言葉みたいになっているが、こう自然発生的に綺羅星の如くこういうバンドが出てくるのが本当に望ましい形。
そんな宝石との出会いがあるから、今日も音楽を探すのだ。
 
それではまた別の記事で。