Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

僕のiPodからハイスタが消えた日【音楽雑記】

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加速する時間の流れに想いを馳せてる音楽雑記

「ハイスタ 夏」の画像検索結果

僕のiPodからハイスタが消えた。
Ken Yokoyamaもだ。
多分もっと探せばもっと聞けないバンドはあるだろう。
 
スマホでも音楽が聴けるけど、どうしてもiPodはiPodで使い続けたい、だからサブスクリプションサービスとそうじゃない音源がこんがらがって、聞けなくなった。
同じような事は何年も前に何千人が悩まされているので、もし解決策を求めてる人は違う所で丁寧に解説されているのでそちらを参考にして欲しい。

www.masa10xxx.com

 

ハイスタが聞けなかった瞬間、なんかぽっかり穴が空いて、すげぇ楽しかった場所に入れない様な気持ちになった。

昔の原っぱの秘密基地が有刺鉄線で囲まれちまうとかじゃなくて、毎年夏になったやる
サマーウォーズに出てくるバグみたいなやつに邪魔されてる感じだ。

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だけど解決するのだ。
上にも貼らせてもらってように、オフィシャルなHP以外にも、たくさんそういうブログがある。
嬉しいし便利だ。
だけどそのスピードについていけてない気がしている。
 
 
どういうことか。
もちろん聴けるようになって嬉しいし、多分10年位前なら何日もかかってた問題解決が一瞬で、ってのは今の時代だから成せるわけで途轍もなく便利だし、世の中の無くなった方がいい不備がこうやって瞬時に解決していくのは素晴らしい世界なんだろう。
だけど、一回空いちまった穴、そしてそれに対して感じて浮かび上がってきたフワフワしたものが、急に無かった事になったみたいで、どっか無機質で寂しい。
それは嫌だから言葉に残したいと思ったのだ。
ピザオブデスもサブスクリプションやってねって事では決してないのだ。
 
 
これは僕の中の折り合いの問題だ。
全てのスピードが早くて色んな事が効率よく進む。
調べる事で自分が何でも出来るような気になる。
なんかそういう世界をうまく活用している人ほど、なんかAIと喋ってるみたいで、しなくていい回り道はダサい、みたいになる。
これは音楽だけに限らず、むしろ自分にとってバカデカい存在のハイスタで知らしめられた何かのサインだったのかな?と思った。
 
 
こっからはその時に思った僕の妄想の話。
例えば夜中の帰り道、工事中で迂回させられて、ついてねーなってなる。
でも普段通らない、この道も意外といいなって思えて、なんか合う曲をシャッフルで探したりする。
たまには自販機で飲み物でも買おうかな。
なんて思ってる事がまとまりかけた所で、工事中の看板の前まで時間が巻き戻されて、看板も工事も、そして少しだけ違ったいい夜も無かったことにされちまったみたいだ。
 
ちょっと怖い。
きっと大げさだけど。
ハイスタが聞けなくなって困った、でもその回り道とか違う道で浮かんだ思いは意外と凄く大切なんだろうなと思った。
きっと情報進化に伴ってそんな時間どんどんなくなってく。
それはそうだ、すぐにでも改善しなきゃいけないことだらけだ世の中は。
社会が良くなるためには必要な人間の進化でありITの進化だ。
でもだからこそ、こういうオルタナティブな想いは自分の中に残しておきたい体験だった。
 
 
もし、時間がある時なら、ストレートに解決しようとしないで、感傷に浸るのもいいのかもしれない。
僕は家帰ってCDで速攻聴いたよ。
きっとそれが正解な気がした。
 
こんな雑記みたいな文章、読んで頂いた方有難うございました。
皆様にいい週末が訪れますように。
それではまた別の記事で。