Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【音楽雑記5】グッバイ アイム ゴーイング ホーム【Married With Children,By the Way,Why Doesn't Anybody Like Me?】

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日常とROCK音楽 想いを馳せた瞬間を綴る雑記

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めっきり寒いが皆様いかがお過ごしでしょうか?僕はすこぶるテンションが上がらない。

劇的に暑かった夏の反動か、季節の変わり目らしく病院に行くまででもない体調不良が一週間くらい続いて参ってる家路にOasis'Married With Children'を聞く。


Oasis - Married With Children (Official Lyric Video)

一家に1枚クラスの伝説的1stアルバムのラストトラックの穏やかなナンバー。

ノエルが彼女にフラれた時の曲だとか、友達の元カノを観察して歌った曲とも言われてるつらつらとぼやくように不満を投げやる内容。

ジャジーさすら漂う艶やかなオーセンティックなギターメロディーに、暖かくそれでも枯れた感じのしない瑞々しく穏やかなボーカル。

アッパーなロックチューンのヴァージョンもあったがアルバムに収録されて広く知られるのはこのアコースティックなヴァージョン、今はこの曲が穏やかで本当に良かったと思う。

前Oasisの記事を書いた時に水道橋の交差点でこの曲が降り注ぐ様に鳴ったと書いたとおり、この曲とは何度も向き合ってきたが、最近思考がこんがらがり、聞き流しているばっかで、しっかりと音楽と向かい合って聴いていなかったと思い知らされた。

 

www.footballsoundtrack.com

 
余計な事を考えてしまう昨今。ムカつくし、えっ?て事ばっか。
1つの発言、1つの行動が発端で要らぬ憶測が広がり不安に苛まれる。
様々な思惑が絡み、後ろめたさを増長させる様なグループライン、その一言必要?そんな話を聞かない無神経さに振り回される。
何かで一回テンション上がっても、何かこう晴れやかにならない落ち続けの日々なのだ。
’何で俺は1人でいつも理解されないんだ、理解できない’
センチメンタルでアッパーなパンクメロディーとトニーの透き通る様な蒼く爽やかな歌声に、背中を押される様に思考は進む。
ムカつかずケロッとしていたい。
寂しさ虚しさを日常に溶かしていく様な。
怒りに任せて向き合っちゃいなかったかもしれない、No Use For A Nameのおかげでフラットに考えてみれば実のところ余裕がないのかもしれないなとも思った。
僕がいるかいらないかは周りが決める、いるってやつを増やせばいいと思ってやってきた。
カッコよく過ごしたいよな、見せつける様でなく自然に。
Green Dayが穏やかに'Poprocks & Coke'を歌うように、センチな思いも日常に混ぜ込んでナイーヴでもしなやかに美しい、漂うような魅力がきっと今僕が欲しいものだ。
そうすりゃいくら無神経にも届くだろう。付き合って意地はってりゃこっちもダサくなる。
ここまで30年ちょっと生きてくれば、人生でもう会いたくない奴は何人かいるが、そこまで嫌いなやつを増やす必要はない。
俺の事をどう思おうが、関係ないし、何かを無神経なりに結びつけて悪く言われてもところでって言って漂うように余裕を見せてやればいい。
 
流れてきたレッチリが超かっこいい。
ソフトにグロッシーなオープニングから、ギラギラに火を点けるファンクロックに心は踊る。
バッキバキのベースにうねる龍のようなグルーヴの最強の’ところで’に、自信が漲るような気持ちになる。
レッチリくらいファニーで辛く格好良く生きたい。
 
漂うようにこういう風に生きたいっていう、憧れは次々と節操なく浮かんでいき、いつしか僕らしさも取り戻し心も晴れやかだ。
こうなってくると歌詞も音も馴染む。
Married With Childrenの’グッバイ、アイムゴーイングホーム’という歌詞が、家帰るんだ俺は、もうごちゃごちゃはおしまいだぜ?と優しくも漲るように響く。
戯言も無粋な思惑も、僕の家・生き方には要らないんだ。
体調は良くなく鼻すすりながらも、要らない思いにはグッバイを言えれば悪くない心持ちなのだ。
 
 
雑記的な記事、お付き合い頂き幸い。
気になる曲があれば更に幸いです。
それではまた別の記事で。