Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

ぐちゃぐちゃになるほど疲れた時に聞くRock Song16【捻くれ者のバラッド】

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ぐちゃぐちゃになる程疲れた時の突発的なサウンドトラック集

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ドン底の限界まで疲れた時。

カラッカラになるまで体力は尽き、楽しいことも喜ばしいことも何も考えられない程心荒むどん底の景色。

一滴のエネルギーすら無くて乾ききった体の底には、何か納得いかない気持ちが凝縮された黒いモノすら渦巻いていてる気がする。

こういう気持ちも忘れちゃいけないと思った。

そう言う時に聞く音楽は爽やかさなんていらねぇ、かと言って陰に入るとホントに死にそうだ。

ロウでドープで、時に狂ったようにアグレッシブ

ぐちゃぐちゃになる程疲れた時の景色を覚えておくため、最悪のコンディションの心身に響いたロックサウンドトラックを黒い欲望の赴くままにまとめてみました。

今、私は疲れているのだ。疲れたロックファンによる捻くれ者のバラッド達。

素敵な暇つぶしになれば幸い。

 

 

1.The Vines 'Outtathaway'


The Vines - Outtathaway

ノイズにまみれ無理矢理捻り出したような歪みから、気怠くロウでも自然と超セクシーなタイド感を産むギターリフが漂えば、身体の底のフラストレーションを掬い上げる様なシャウトがつんざく。

クレイグのボーカルの逸脱感は唯一無二のヴァインズのキラーチューン。

なんでなんだ、と疲れた体に渦巻くドス黒い怒りを曝け出させる、ロックンロールのシンプルで凶暴で利己的なドライヴ感は、どこまでもぐっちゃぐちゃでそれでもどん底な気持ちには心地いいのだ。

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2.Cage The Elephant 'Ain't No Rest For The Wicked'


Cage The Elephant - Ain't No Rest For The Wicked

音に当てられるだけで何だかわからない類の麻薬的なトリップ感にまみれる、ミステリアスでタイトな音とグルーヴ。

ファンキーなベースライン&ギターサウンドとチャカチャカした音がサイケなリズム感を産む高揚感のまとわりつくスティッキーなロック。

突き抜けないグルーヴだからこそ、彼らが僕の周りを回転しつつヴァイヴを叩きつけるように感じる空間の共有感は凄い。

ごちゃごちゃときらびやかな中、空っぽな空虚さがいつのまにか支配する音の歪みみたいなものは、空っぽな身体に効く。

 

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3.The Cribs 'One Bovine Public'


The Cribs - Our Bovine Public

クルクルと回るローファイで軽快なガレージ・ロックサウンド。

頭で考える必要なく身体を直接踊らせる純粋な衝動・無防備な開放感はクリブスならでは。

ペンキをぶちまけるような狂った爽快さに、ぐちゃぐちゃに踊ってみるのも悪くなくて、傍から見て多少痛かろうがかまわないのだと思わせてくれる。

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4.Beck 'Where It's At'


Beck - Where It's At

ジャジーでメロウなBECKのスタイリッシュ・オルタナティヴナンバー。

今の僕の頭の中よりももっとぐちゃぐちゃになりながらキマってる、メロウなものが混雑していきいつしか魔法の様に鮮やかに解ける超快感。

肉体疲労と脳内アドレナリンがせめぎ合い、荒も憂もどちらもの思いが浮かんでは消える心象風景にぴったりだ。

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5.Red Hot Chili Peppers 'Naked In The Rain'


Red Hot Chili Peppers- Naked In The Rain

ファッキンファンキーに。

そういう言葉すら出て来てしまう。

それを地で吐き出してくれて、その上超かっこいいレッチリは疲れたコンディションの時こそ頼りになる。

トリッキーにのたうつようでもビシビシキマるビートに雨の中、半裸のアンソニーが奇怪に踊る光景がドロドロに爽やかだ。

6.The Offspring 'Self Esteem'


The Offspring - "Self Esteem"

即効性にドラッギーなヘヴィパンクチューン。

開幕シャウトは爆音で聴くべき。

大振りなビートの中、雷鳴のように降るノイジーなディストーションギター、それを切り裂くデクスターの高音ボーカル、そのタフさ男らしさは、きっと疲れ切ってる今の僕の先の先まで闘えるんだろうと思わせる。

汲めども汲めども尽きないマイナスなもんを、もうほっぽり出して拳をぶん回せる無敵のパッションがオフスプにはある。

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7.Royal Blood 'Out Of The Black'


Royal Blood - Out Of The Black (Official Video)

近代ロックを象徴するミニマルなロックデュオ、ロイヤルブラッドの代表的ナンバー。

ドロドロのまま深く眠りに落ちれる様で、黒く渦巻くメロディーラインは不穏で粗暴ながら深い余韻があるのだ。

一発が重い強烈なスネアも痛快に身体を突き抜けて、空っぽな身体によく響く。

 

8.Nirvana 'School'


Nirvana - School (Live At Reading 1992)

こういう時しか見えない黒いモノを心に刻みつける為にニルヴァーナは最適だ。

消えない傷痕になって、きっと魂が消えそうな最後の所で失ってはいけない狂気になる。

どこまでもどす黒いリフを振り回す破壊的なサウンド。

暴走的なギターソロからカートのボーカルの爆発は世界で最も荒々しくも美しくて、いつもは沸かない得体の知れない感情が火を点けるのだ。

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9.Baby Shambles 'Delivery'


Babyshambles - Delivery

破滅的でもセクシーな尊厳は保ちつつ散る、ベイビーシャンブルズ。

めちゃくちゃにメロウで全然ついていけないクレイジーで妖しい音世界。

絶対に他では味わえない聴き終わりの心地。

聴いている間の至高の時間は切り取られ、時間が流れた先何故かストンと心が落ちている。

 

10.Blur'Country Sad Ballad Man'


Blur - Country Sad Ballad Man

枯れたヘンテコなメルヘン世界に侘しく響くバラッド。

オルタナティヴを限りなく不可思議に発現させて奇妙なグッドグルーヴ。

不協和音的でシャッフルされたブルージーなギターサウンドにデーモンの声の孤独感は異常なほど冴える。

いつのまにか音に取り込まれて、ぽつりぽつりと結構な距離歩いていた。

 

11.Soundgarden 'Burden In My Hand'


Soundgarden - Burden In My Hand

荒涼とした世界でクリス・コーネルの声は何処までも凛として世界の寂しさを際立たせる様に響く。

重く重く僕の身にのしかかれ。

どんどん音が重ねる度にそう思う美しくヘヴィなハーモニー、ずっとずっと味わっていたい。

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12.Alice In Chains ' Heaven Beside You'


Alice In Chains - Heaven Beside You (PCM Stereo)

グランジーでブルージーでどこまでも退廃的な魅力。

足元から這い上がる黒と降り注ぐ真っ白な声。

疲弊の極致の先の光景は天国の様なのだきっと。

そういう何か幻想めいた声と、それを燃やすような重いギターのエネルギーの溶け合いが凄くカオティックでありながら整然と進む美しいバラッド。

 

13.Nine Inch Nails 'The Collector'


Nine Inch Nails - The Collector [Live At Rehearsal] (2005)

ただただ透き通った無機質な黒さは本当に究極で、インダストリアルでスペイシーな超仮想現実ロックを鳴らすナイン・インチ・ネイルズ。

破裂音の様な強靭なビートに、胸の奥を引っかかれるようなギターノイズ。

どこか線引された冷たい感触の無の中にある黒さを、渦巻くように燃やすかつてない方法論はロックでも異端だ。

そういうぶっ飛んだ所に、今は触れていたい。

 

14.Black Rebel Motorcycle Club 'White Palms'


White Palms - Black Rebel Motorcycle Club

心地よい重力サウンドが手枷足枷の様に身体にまとわりついて、もう動かなくていいんだって思えてくる気だるさを演出する。

終始超磁場のノイジーで地を這うようなベースメロディーを全身で浴びて、ところどころ火花散るギターの眩しさに目を細めつつ、ただただ漂うように味わって聞くのがいつまでも続いてほしいと思うほど心地良い。

 

15.Foo Fighters ' Something From Nothing'


Foo Fighters - Something From Nothing

どこまでも落っこちた後のエンジンをかけられる決意を奮い立たせてくれる、唯一無二の声を持っているのはやはりデイヴ・グロールだ。

まさにソニックに波及するヘヴィなギターのグルーヴ。

ヘヴィさとメロディアスさが高速で混ざる目まぐるしいロックなヴァイヴの広がっていく様は、もういいだろ?何か見つけたろ?と彼に起こされている様で、包容感がありながらも攻撃的。

ただパワフルなだけでは届かない所まで染み込んでいけるダークさも、彼らの武器だ。

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16.Kula Shaker 'Start All Over'


Kula Shaker - Start all Over [K]

もうおしまいにしよう。

疲れたと下を向いているのを?それともそもそも歩く事自体を?

意外とそういう時に流れてる音楽は、どっちの場合も変わらないのかもしれない。

そのくらい達観した様な心地で聴けるクーラ・シェイカーの美しいロックバラッド。

艷やかでメロディアスで、夢幻的な世界観の陶酔的な美しさが、曲の終わりとともに余韻を残しつつ、今の僕を終わらせていく気がするのだ。

 

空っぽの心に、擦れたロックを

健康的健全的な事を言えば、よく食べてよく寝れば良いんだろうけど、そう簡単には寝付けやしない。

もうこれ以上下がないどん底だって思い込みたくても、まだ実は底に着いてすらいないんじゃないかって怖さも付随してくるものだ。

イラつきも、不安も、哀しみも、虚無感も、音が鳴っている間は彼らが燃やし尽くしてくれる。

決して全て消え去る感情ばかりではないが、燃え上がった時の黒い炎を感じられる事が少し救いであったりもするのである。

 

それではまた別の記事で。