Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【無人島に持っていく一枚シリーズ2】Rivers Cuomo 'Alone: The Home Recordings' 'AloneⅡ: The Home Recordings'【ディスクレビュー】

無人島に持っていくならどのアルバム?

f:id:idwcufds:20170331225406j:plain

無人島に持っていくシリーズ2
新譜のレビューはやっていたけど、それ以外にも心に刺さったアルバムは山ほどあるのだ。
音楽友達と良く酒飲みながら話すネタ、無人島に持っていくならどのアルバムを持っていく?という話題。おもしろかったので記事にしました。のその2
 
今回はWeezerのフロントマン、リヴァース・クォモのソロトラック集
'Alone: The Home Recordings' 'AloneⅡ: The Home Recordings'の2枚を紹介したい。

 

Alone: The Home Recordings' 'AloneⅡ: The Home Recordings'

f:id:idwcufds:20170331230305j:plain

オルタナティブロック界に燦然と輝くキャリアを誇るWeezerのフロントマン、リバース・クォモは,同時に稀代のソングライターでもある。

メロディアスでフックの効いたパワーポップを次々と作り出し、その中でも遊びを感じられる変幻自在さを武器に数多の名曲を作ってきた。

そのリバースのソロ・デモトラック集と聴いたら飛びつかずにはいられない。

それがリバース・クォモを好きという事でもある。

 

デモ集という事でシンプルでラフな音

一見、細く聞こえてしまいそうでも、ロックンロール的に言えばそこにこそ本質があると、多くの人が言う様に、この作品もそれに近いものになっている。

リバースに関して言えば、その魅力がより近い距離で剥き出しになったと言っていい。

シンプルなギターとリバースの声、それがあれば何もいらないと、ちょっと普段より大きな事を言ってみたくなるような、そんな感想を持つ2枚。
 
今回はその2枚から何曲か抜粋してレビューしていきます。
是非聴きながら読んでいただけると幸いです。
 

 

Alone: The Home Recordings of Rivers Cuomo

Alone: The Home Recordings of Rivers Cuomo

 

 

Alone II: The Home Recordings of Rivers Cuomo

Alone II: The Home Recordings of Rivers Cuomo

 

 

'Alone: The Home Recordings' レビュー

1.Lemonade
Lemonade

Lemonade

  • リヴァース・クオモ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

デモらしい割れ気味でノイジーな音が、何故か暖かい柔らかい抱擁感を創りだし、あっという間にその陽の空間の中心にいるリバースの魔法。

ラストのバンドサウンドの高鳴りにウィーザーを感じるのもちょっと嬉しい。

 

2.Buddy Holly
Buddy Holly

Buddy Holly

  • リヴァース・クオモ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

1stブルーアルバムの代表曲、バティーホリーの別録版。

ゆったりとしたスピードで、より音の重力に捕らわれて、その中を自由に好き放題楽しそうに歌うリバースの躍動感が際立つ。

じっくり聴くと制御しないフリーダムな演奏に魅せられて、原曲聴くとこっちも一回聴きたくなるような秀逸なアレンジ。

 

3.Longtime Sunshine
Longtime Sunshine

Longtime Sunshine

  • リヴァース・クオモ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

今作屈指の美しいバラード。

デモってよりは何らかでアルバムに入らなかった曲っぽい、それ程のクォリティ。

しっとりとしたグルーヴで、まるで夕陽が沈んでいくかのように、そして最後にそれを惜しむ感情が爆発するかのように歌うのだ。
 
4.Blast Off!
Blast Off!

Blast Off!

  • リヴァース・クオモ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

この一曲こそこのアルバムの真髄。

これ以外あれば何もいらないという盲目的に好きなギターの歪み具合。

ヘヴィな音をスイスイと泳ぎきる、弾けんばかりのリバースの声も、最高。

 

5.Lover In the Snow
Lover In the Snow

Lover In the Snow

  • リヴァース・クオモ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ロウな音とクリアなリバースの声のコントラストが綺麗なロックチューン。

手拍子が良く響くのもシンプルな音の構成だからこそ。

ザラついたギターに呼応するみたいに咲き乱れ、あちこちに飛び回るボーカルが、独特な高揚感を産む。

 

6.I Was Made For You
I Was Made for You

I Was Made for You

  • リヴァース・クオモ
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
アルバム屈指のラブソング。
リバースらしい泣かせにくるギターサウンドの配置、音がシンプルな分よりくっきりと聴こえる。
哀しさだけでない抱擁感も素朴な音だから出るナチュラルな感触。
淡々と歌うリバースが余計に泣かせる。
 

'AloneⅡ: The Home Recordings' レビュー

7.I Was Scared
I Was Scared

I Was Scared

  • リヴァース・クオモ
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
インディーっぽい変則的なナンバーで、リバースの遊びが感じられる名曲。
不敵なビートの中の絶妙なポップバランス。
やってみました、みたいなこういう曲待ってたよ。
最初は虚をつかれる感覚も曲のクライマックスにつれてリバースらしさが滲む、わきの甘いらしさもいい。
 
8.My Brain Is Working Overtime
My Brain

My Brain

  • リヴァース・クオモ
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
可愛いポップな曲。ウーラーラー。
キュートなピアノの音に、滑らか気味のスラッシュギターで、このインスタントなドリーム感が癖になるトリップパワーポップ。
ウーラーラー。
 
9.The Prettiest Girl In The Whole Wide World
The Prettiest Girl In the Whole Wide World

The Prettiest Girl In the Whole Wide World

  • リヴァース・クオモ
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
ドラム先行の時点でこれいいなと首を振っているシンプルなミドルロックナンバー。わずかな種類の音しかないのに、まったく飽きのこないリフレインの魔力。
滑らかに振り下ろされる硬質なギターのリフレインが、最後にはじける瞬間もとてもいい。
10.Can't Stop Partying
Can't Stop Partying

Can't Stop Partying

  • リヴァース・クオモ
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

アルバム’ラディチュード’の同曲のデモ版。

アコギにリバースの声だけという、まさにデモな一曲。この手探りな感じの味わいはファン冥利に尽きる。

リバースのボーカル技術が際立つような曲だ。

 

11.Paper Face
Paper Face

Paper Face

  • リヴァース・クオモ
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ささくれたラフなサウンドのギターロック。

渦巻いて轟く真っ黒なつむじ風みたいなインディーギターが、つんざくようなリバースのシャウトで突風となって襲ってくる。

出来る事ならライブで聴きたかったと思えるような、迫力と少しの狂気。

これも何度も聴いてしまうこのアルバムならではの名曲。

12.I'll Think About You
I'll Think About You

I'll Think About You

  • リヴァース・クオモ
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ラストを飾るハッピーなグルーヴのキラーソング。

柔らかいギターメロディーとハートフルなビートに、飾り気ない優しいリバースの声。ここまでポップネスを振りかざすのも珍しいけど、それもこのアルバムならではの特別な幸せ。

 

無人島に持っていく大量のCD達

以上いかがでしたでしょうか?’すっぴん’のリバースはもっともっと素朴で、カラフルでもどこか淡い眩しさに包まれたトラック達は、デモだろうが一生の宝物になりえるのだ。

業突く張りなので、今後もたくさんこのシリーズはやっていこうと思います。

荷物が音楽でいっぱいになってもいいじゃないか。

それではまた別の記事で。