Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【忘れたくない選手】ロナウジーニョに想いを馳せて-ヘテロドックスプレイヤー-

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サッカー界きっての異端プレイヤー、ロナウジーニョに想いを馳せて

とある歴史雑誌で戦国時代最強鉄砲傭兵集団頭目雑賀孫市の特集を読む機会があった。

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天下人、織田信長を翻弄し続け、何度も勝ち続け、ついには戦う事を諦めさせた凄い人。
それを端的に表したヘテロドックスというキーワードを見た時に、ロナウジーニョをダブらせてしまい心躍った。
その超絶技巧をもってサッカー界を翻弄し続けたロナウジーニョ。
まさにヘテロドックス(異端)だった彼の存在に想いを馳せる。
 

1.その異端の技術

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その雑誌では超絶技巧の鉄砲術と度肝を抜く多彩な戦術を評してゴルゴ13が戦場にいるかの様な異端さだと綴ってあった。
サッカーで言えば大空翼がコートの中にいる様な、そんなヘテロドックス。
ロナウジーニョ・ガウショのプレーはまさにそれを彷彿とさせていた。
 
同じ事を試合中に出来る選手が何人いるんだろうか。
桁外れの技術力が生み出す猛烈なキレ
代名詞となったエラシコだって、今やテクニシャンの標準装備の様に扱われるが、ロナウジーニョのそれはキレと深さが段違い
ただのアウトサイドの切り返しも足首を跳ね上げ相手の頭を超えるシャペウになる。
遥か上空に上がったボール、普通ならショートバウンドで処理しそうなボールも、足首を僅かに動かすだけの超高難度のクッションコントロールで足元に収めて見せる。
なんともチーティングな技術。
足でボールを扱うという感覚が常軌を逸しているのだ。

 

2.異端のアイディア

それでいて、アイディアがすごい。
僕が初めてロナウジーニョのヘテロを目の当たりにしたのは、2002年日韓ワールドカップの準決勝のイングランド戦だった。
2-1でブラジルが勝つのだが、名手シーマンの虚をついたドライブシュートのようなフリーキックと、バイタルエリアのど真ん中鮮やかなシザースでDFを抜き去り、ノールック気味のアウトサイドのパスでカバーのDFも引っぺがし、リバウドのゴールをアシストした。
ワールドカップが自国で開催されるという凄さをまざまざと感じた瞬間、僕の中では大会最高のハイライトだった。

 

余談だが、最近のチャリティーマッチでロナウジーニョの同じくらいの距離からのフリーキック、キーパーはシーマンという場面があって、シーマンとロナウジーニョがニヤニヤとアイコンタクトを取り合うシーンがあって暖かい気持ちになった。

 

 
ワールドカップの二つのプレーも、とてつもないものだったけど、その後バルサ以降のプレーはそれを霞ませるようなヘテロでしかもそれが毎週の様に巻き起こるからさらに凄かった。
オーバーヘッドに、壁抜きフリーキック
ノールックパスに、背中でパス
3人抜きドリブル突破に、3人相手のシャペウの連発
それ以外の何気ないプレーでもアイディアとテクニックが詰まっている。
 
 

3.ヘテロドックスそれは

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表面だけ見れば挑発的とも取れるド派手な魅せるプレー
必要あるのか?と批判されやすい体質もあるのだが、ぐぅの音も出ないくらい上手い上に結果を伴っている事で、単なるトリックスターには終わらない凄みがある。
時代に選ばれたエンターテイナーなのだ彼は。
勝負の中でも楽しめる技術。狡猾なんだけど遊び心たっぷりで茶目っ気まで感じる。
なんか毒気を抜かれるというか、子供のイタズラの様。
 
陽気100%の笑顔と誰もついていけない技術の畏怖が相まって、マリーシアをも超越した異端となるのだ。
だからサンチャゴベルナベウでスタンディングオベーションがおこるのだ。
ネイマールだって上手いと思うけど、子供達にはロナウジーニョの笑顔こそ見て欲しいものだ。
サッカーは楽しいを体現したヒーローは引退間際だって言うのにこの間も、インドのフットサルでとんでもないループを決めていた。
 
サッカー界のヘテロドックスは、異端な技術を持って、サッカー=楽しむモノという王道をサンバのリズムで通り抜けていく。
何年たっても絶対に忘れないだろうな。

ヘテロドックスへの出会いに感謝を込めてこの記事を書いたのだ。

 

【Football Soundtrack Theme Ronaldinho】

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