Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

緩やかに心を晴らすタイドなロックバンドの20曲【Tide&Soft&Gentle alternative rock songs】

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夢の中のサウンドトラック!ロックバンドによる緩やかでタイドで暖かいロックソング20曲

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季節の変わり目だ。
僕の周りには例年比で2倍くらい風邪が流行ってる。皆様も気をつけて。
そして酷暑の夏のカウンターで風邪をひいたとウソをつきたいくらい疲れてる奴も多いのだ。
 
今までも音楽でエネルギーを注いできたが、僕もその口でパワーが出ない日々を過ごしていた。
何とか電車で座れたある日、普段はあまり音楽聴きながら寝ないんだが、聴きながらめちゃめちゃ寝てた音楽があった。
寝てるから意識はないけどその中でサントラとして流れてた記憶はある様な心地良い数分間を久々に過ごし、時折出会うそういう曲が実に美しい曲だと気づいた。
それだけでも悪くない時間を過ごしたなってなる、寝れたし更に儲けたような。
 
バラードに非ず、穏やかでタイドなポジティブなロック。
ソフトロックって良い方は好きじゃないし、ただのポップソングとして片付けるにはエッジもある、好きなロックバンドが鳴らす特に美しく穏やかな曲を今回は揃えてみました。
キレのあるオルタナティヴさの深い曲こそ至高だと思っていたが、そうじゃない時もある。
緩やかに心を晴らしていきたい、今はそんな時。
僕の心に呼応して勢いで作り上げるサウンドトラック集。
是非触れてみて頂けると幸い。
 

その他のサウンドトラックはコチラ!

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1.Simpleplan 'Fire In Your Heart'


Simple Plan - Fire In My Heart (Lyric)

俺たちのポップパンクバンド、シンプルプランは何時までたっても心のバンドなのは変わらないが、彼らもポップなロックを貫くことで磨き抜かれた魅力を放つバンドになって僕らの人生と共に歩んでくれている。

冒頭からタイドなパラダイス感と鮮やかな色を詰め込んでも崩れない美しく均整の取れたポップ・ロッククオリティー。

最大のチャーミングポイントでもあるとびきりアイコニックなピエールのボーカルを中心に、ドラマチックな程ブライトな音空間が広がる、そしてそれでいて軽やかなのが優しく胸の奥に降り注ぐ心地よさを持ち合わせているのだ。

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2.Green Day 'When I Come Around'


Green Day - When I Come Around [Live]

言わずと知れたグリーンデイの名曲も、どんな曲よりもタイドに優しく跳ねる。

程よく力の抜けた得意のパワーポップロック調のキラーチューン、キャッチー&エッジーなリフに、それに呼応する様なドライヴィンなベースと淡々とメロウなドラム。

ややレイドバック気味でセンチメンタルなビリーの声が、完璧なバンドフォルムにのって舞い上がる。

痛快なパンクソングと共に、グリーンデイが愛され続ける理由の必殺のメロディーに誇りすら感じるこの曲は、目を閉じて聞いていたい時もある。

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3.Avril Lavigne 'My World'


Avril Lavigne - My World

最近のアブリル復活のニュースは、世代直撃の僕らにしたらホッとしたニュースだった。

本当に真っ直ぐ見れないほどに輝いていた彼女のポップセンスが閉じ込められたこの曲も、何時聞いても心を潤してくれる。

軽妙なギターのリズムに瑞々しいメロディー、臆すること無くガーリーでパンキッシュな彼女の声は鳴り響く場所全てを心弾む空間にしてくれていた。

 

4.The Vines 'Winning Days'


The Vines - Winning Days

唯一無二なほどにアグレッシヴでパンキッシュなロックバンド、ヴァインズの美しく優しい瞬間を閉じ込めたメロウなナンバー。

トラブルメーカーでパンクな危険な面があるからこそ、このスローなナンバーはシンプルに染みやすいメロディーが劇的にドラマチックに聞こえて現実離れするほどノスタルジック。

痛いほどに透き通った冷たい音がいつの間にか暖かく感じられる、少し怖いほどの美しさ。

ニルヴァーナとビートルズが出会った様なバンドと称されるのもわかる、今普遍的に聞こえてくる圧巻のタイドナンバーだ。

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5.Third Eye Blind 'Wake For Young Souls'


Third Eye Blind- Wake For Young Souls w/ lyrics

こういう曲を作ったら恐らく歴史上ナンバー1かもしれないポップでロックなグッドグルーヴの専門家サード・アイ・ブラインドのグルーヴィーな一曲。

タイドでドライヴィンなギターグルーヴは、最高から最低までこっちがどんな気分だろうとスッと心に染みる絶対的な音像。

情熱的に燃え上がる瞬間もヒップなリズムもありつつ、メロディーもビートもタイドで優しく響き続ける曲展開と語感の良さは卓越的で、見事な職人技の一曲としても堪能したい。

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6.The Strokes 'Is This It'


The Strokes - Is this It

インディーロック/ガレージロック・リバイバル旋風を引き起こしたのもこのストロークスのタイドな一曲からだった。

ガレージの真髄と受け取れる、平熱のテンションのまま進む陶酔感が空間を掌握していく甘美さは常につきまとい、どんどんクローズドに胸の奥の奥まで入り込んでくる。

目を瞑れば4,50年前の音楽のように靄がかかっていても、クールにハスキーに淡々と流れるボーカルがいつの間にかクリアに頭を巡っている夢心地を味わえる稀代の名曲。

 

7.Weezer 'The World Has Turned And Left Me here'


Weezer-The World Has Turned And Left Me Here

親愛なるバンド親愛なるアルバム、ウィーザーのブルーアルバムからグッドメロディーの名曲。

まさに漂うようなアコギの揺らめきのメロディー、高音のコーラスに特徴的なキックのグルーヴィーなベースライン、’世界に一人’という儚さを等身大で表現するリバースの声。

ウィーザーというバンドのケミストリーを思う存分感じられるし、永遠にリピートだって出来るような軽やかでセンチメンタルながら暖かい聞き心地は、彼らにしか出来ないと確信できる一曲。

 

8.Sugarcult 'Lost In You'


Sugarcult-lost in you lyrics

心に決めたお気に入りなバンド、シュガーカルトの暖かい一曲。

超スモーキーでセクシーなティムのボーカルだからこそ、エモ的な転調で緩急を付ける必要がなく、シンプルさが味わい深くハートウォーミングでセンチメンタルなサウンドになるのだ。

コーラスと混ざり合う声は、視界が涙でぼやけた時の様に美しく滲む鮮やかな光景。

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9.the Offspring 'Kristy, Are You Doing Okey'


The Offspring - Kristy, Are You Doing Okay?

稀代のパンクロックバンドは年月を重ねることに鮮やかなロックバンドとしての姿もみせる。

オフスプリングのギターバラードも眩しくタイドな一曲。

漂うようでも凛とした音色のアコギにデクスターのハイトーンボイスが絡むと、一層音世界が輝くように眩しくなる。

熱量をもったエモーショナルさは芯にありつつ、燃え盛るような炎とは違い暖炉に焚べられた優しい火の暖かさを感じられる心地よい温度だ。

 

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10.Jet 'Don't Break Me Down'


Jet - Don't Break Me Down

オーストラリアンロックンロール・バンド、ジェットのメロウなナンバー。

緩やかなイントロに導かれ綾のあるギターの鳴き音が大きな包容感を持ちゆっくりと漂う。

しばらくジーンとしてしまうサウンドと声。

ロック本来が持つマジカルなタイド感はどこまでも本物で、雄大なメロディーに乗ればいつもより大きな一歩で歩けそうな気がしてくる。

 

11.Nirvana 'Polly'


Polly -- Nirvana -- Lyrics

ニルヴァーナのこの曲は究極に静的。

妖しい雰囲気を醸すロウな弾き語りのスローナンバーは、ニルヴァーナの曲の中でも特異で実は本質に近いぐちゃぐちゃの心境のド真ん中の静かな部分が顕になっている。

禍々しさや攻撃性はなく、淡々としながら冷たくは聞こえなず、丸みを帯びた枯れた味わいすら感じられるカートの声は、不思議と目を閉じて吸い込まれるように聴きたくなる。

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12.Tony Sly 'Homecoming'


Tony Sly - 09 - Homecoming + lyrics

ノー・ユース・フォー・ア・ネームのボーカル、トニー・スライによるバウンシング・ソウルズというパンクバンドの一曲のアコースティックカバー。

世界で一番美しい声を持っていたパンクシンガー、トニー・スライを声を最大級にナチュラルな形で聴ける幸せ。

気づけば心を囚われている恋に落ちてしまうような声は、圧倒的に美しく同時に儚く聞こえる。

今、目を閉じれば閉じるほど、彼の声が近くで聞こえているように思える、誰もが恋い焦がれた美声だった。

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13.The Roconteurs 'You Don't Understand Me'


The Raconteurs You don't understand me

奇才達がデトロイトで集結した最強ガレージロックバンド、ラカンターズのメロウナンバー。

艷やかでジャジーなピアノを軸にしたサウンドに、オルタナ的にアイコニックなボーカル&コーラスの深すぎるハーモニー。

どこか喪失感を漂わせながら、超高品質のサウンドがノスタルジックで童話的な空間をリアルに近い質感でつくり上げ、その世界で一人で聞いてるこっちの想像力すら増大させてしまう様な、怖さすらある心地よさを感じられる唯一なアーティスティックな一曲。

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14.The Cribs 'I'm a Realist'


The Cribs - I'm A Realist

三兄弟による3ピースインディー・ロックバンド、クリブスのキラーチューン。

ロウにドライヴィンなギターメロディーはびっくりするくらい自然に耳に馴染む優しい感触。

エモーショナルな一面があってもインディーなムードが曲全体を覆う事でメロウに心に染み入るような暖かさが常にある。

クリブスワールドもタイドなロックには欠かせない貴重な感触なのだ。

 

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15.DMA'S 'Your Low'


DMA'S - Your Low

メロディアス職人オーストラリアのポップロックバンド、ディー・エム・エーズのヒットナンバー。

誰の耳にも懐かしく、洒落ていながらロウに漂う超絶ノスタルジック&メロディアスなサウンド。

特徴的にほわほわしたトミーの浮遊的なボーカルも、バンドサウンドと完璧に融和してより一層トリッピーな空間を作る。

気づけば頭のなかで何度も巡る類の時間を忘れてしまうタイドなナンバー。

 

16.Mxpx 'Sad Sad Song'


MxPx - Sad Sad Song

ストリートパンクを貫くポップパンクバンド、エム・エックス・ピー・エックスのタイドナンバー。

キャッチーでポップなベースラインに心掴まれて、穏やかに広がるコーラスの照らされたクラシックメロディアスなサウンド。

ロック的に太古から愛される必殺のビートを大胆に配し、彼らの歌心も良い形で活きる超ポップな仕上がり。

終始穏やかにフラットに聴けるテンダーな輝きは彼らのポップパンクイズムからも反映されている。

 

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17.Neverstore 'Nanana'


Neverstore - Nanana

個人的に超絶好きなバンド、スウェーデン発のポップパンクバンド、ネヴァーストアの一曲。

こういうポップパンクバンドがメロウに全振りした曲はファンからすれば大いに心打たれる。

艶やかなハリのあるギターサウンドと、エッジ立ったボーカルとNaNaNaのコーラスが良いポップバランスで漂う心地よさを作る。

凄く丁度いい湿度というか、本来カラッとしたサウンドにしっとりとした空気が漂うポップパンクのバランス感覚が発揮されるタイドな一曲。

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18.Fountain Of Wayne 'Leave the Biker'


Leave the Biker.

世界最高のパワーポップを奏でる大好きなバンド、ファウンテンズ・オブ・ウェインの一曲。

キレ味のある浮遊感の中、オレンジ色に染まった語りかけるようなボーカル。

歪んだギターのグッドグルーヴも聞き逃せない。

甘いリズムが終始続く麗しのパワー・ポップはどこか斜陽的な瞬間に聴きたい。

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19.The Libertines 'Music When The Lights Go Out'


Music When The Lights Go Out - The Libertines Lyrics

現代で最もロマンチックなロックアイコン、リバティーンズのメロウナンバー。

めちゃくちゃにパンクで破滅的でも、それこそインディーな美観のド真ん中をついた耽美でロマンチックな音空間。

メロウでありながらセクシャルで焦燥的に煽るようなとこがあって、滑り落ちるような転調でこっちもハッとしてしまう。

 

 

20.Oasis 'Married With Children'


Oasis - Married With Children (Official Lyric Video)

オアシスの中で、最も好きかもしれないタイドなアコースティックナンバー。

世界で一番かっこいいロックメロディーを世界最強のロックシンガーがアコースティックに歌う、なんか凄い贅沢さすら覚えるナチュラルな仕様。

ここぞって時だろうが、リラックスしてる時だろうが、極端に言えば自分の命が終わるその時に流れていて欲しい。

そのくらいフラットで大切な一曲。

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ゆっくりとした時間をロックとともに

以上、最後までおつきいただいた方はありがとうございました。

ロック音楽ってもんは時代によってそのフォルムを変化させていきながらその時々で鳴ってきた性質がある。

そういう魔法的な魅力はきっと僕の心情とか体調にもリンクしていて、その時々で際立って美しく響く歌があるんだろう。

うたた寝して半分聞いて無くても、起きた後の心が晴れやかなのは、きっとそういう満足感から来ているのだ。

 

それではまた別の記事で。