Hi-STANDARD必殺のポップ/ロック・名クラシックスカバー、まとまめたサウンドトラックを作ってみた番外編!難波・横山両名のソロバンドでのカバーソング集!
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- 本編!ハイスタによるロックカバーソング10はこちら
- ハイスタンダードに想いを馳せる
- その他洋楽ロックバンドによるロックカバーソングトラックはこちら!
- 1.NAMBA69 'Song2'(Blur cover)
- 2.KEN YOKOYAMA 'Daydream Beliver(The Monkees cover)'
- 3.NAMBA69 'Take Me Home, Country Roads' (Jhon Denver &本名陽子 cover)
- Whisper of the Heart - Mimi wo Sumaseba - Country Roads - Yoko Honna - Japanese
- 4.KEN YOKOYAMA 'Can't Take My Eyes Of You' (Frankie Valli cover)
- 5.KEN YOKOYAMA 'Soulmate' (No Use For A Name cover)
- 6.NAMBA AKIHIRO 'One More Time'(Daftpunk)
- 7.KEN YOKOYAMA 'Pressure Drop' (Toots & The Maytals cover)
- 8.KEN YOKOYAMA 'If You Love Me (Really Love Me)' (Edith Piaf cover)
- 9.NAMBA69 'Baby I Love Your Way' (Peter Frampton cover)
- 10.KEN YOKOYAMA 'Somewhere Over The Rainbow' (Harold Arlen cover)
- ロックへの憧憬
ハイスタが時計が止めている間も、3人はバンド活動を続けてきた。
特に難波と横山はそれぞれフロントマンとしてバンドのプロダクションを1から行うソロプロジェクトを本格化させ、ハイスタ復活以後もアルバムを続けて作りガンガンツアーに回る精力的な活動を続け両者のスプリットCDも発売されるなどファニーな試みも健在。
本編!ハイスタによるロックカバーソング10はこちら
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- 8.KEN YOKOYAMA 'If You Love Me (Really Love Me)' (Edith Piaf cover)
- 9.NAMBA69 'Baby I Love Your Way' (Peter Frampton cover)
- 10.KEN YOKOYAMA 'Somewhere Over The Rainbow' (Harold Arlen cover)
- ロックへの憧憬
1.NAMBA69 'Song2'(Blur cover)
NAMBA69「SONG 2」 Official Music Video
ブリットポップを飛び超えオルタナティヴロックとしてUKロックに計り知れない影響を与えたブラーの必殺の超アンセム。
時代を越えても初撃の衝動は内包されたままの名曲は実にパンク的な構造の曲で、クラシックな曲を選ぶことが多いカバーソングの中で意外なチョイスながら何回もリピートするどハマり具合が圧巻。
大胆に高速なテンポでメロディーを刻み、あのリフとウーフーが凝縮されつつ存分に跳ね回り、難波のキャラクターが出るフリーキーなボーカルも良い。
メロコアとブラーのこの邂逅は嬉しいものだし、なんかそんな評論めいた期待すらワクワク的衝動が上回るパンクパワーが詰まった痛烈なカバーだ。
原曲はこちら。
2.KEN YOKOYAMA 'Daydream Beliver(The Monkees cover)'
Ken Yokoyama-Daydream Believer
セブンイレブンで死ぬほど繰り返される忌野清志郎らしき人の日本語カバーでも広く知られるモンキーズによるポップロックの金字塔。
何となく腑に落ちるというか、ケンがこの曲をカバーする事になんの違和感もないジャストなカバー。
性急になりすぎる事なくツボを抑えた聴かせるロックサウンドで、陽性な肌触りのままキレ良く振りかざすギターサウンドは爽快で朗らか。
ロック愛パンクメソッドに溢れたケンのポップセンスが光るナイスアンサーで、所々に魅せるパンクシンガーらしいザラつきも流石。
原曲はこちら。
The Monkees - Daydream Believer (Official Music Video)
3.NAMBA69 'Take Me Home, Country Roads' (Jhon Denver &本名陽子 cover)
Whisper of the Heart - Mimi wo Sumaseba - Country Roads - Yoko Honna - Japanese
4.KEN YOKOYAMA 'Can't Take My Eyes Of You' (Frankie Valli cover)
Ken Yokoyama - Can't take my eyes off you
5.KEN YOKOYAMA 'Soulmate' (No Use For A Name cover)
Tony Sly tribute by Ken Yokoyama「Soulmate/No Use For A Name」8/28/2012
ハイスタを横山健を好きな人に、ノーユースフォーアネームが好きじゃない人は絶対に存在しない。というかパンクミュージックを少しでも愛する人ならノーユースを好きにならずにいられない。そんな伝説的なストリートパンクバンド。
2012年に亡くなったボーカル盟友トニー・スライに捧げた絆のカバー。
曲の解釈は変えず、ストレートにカバー。
涙が止まらなくなる心が締め付けられる様な芸術的なメロディーへのリスペクト、なんて良い曲を書くんだって演奏してる本人が演りながら感じてるのがわかる。
トニーはデカく眩しい存在過ぎる、それでも横山健がまっすぐにカバーしてくれたからきっとこの歌はもっと心に刻まれたはずだ。
原曲はこちら。
No Use For a Name - Soulmate (Official Video)
6.NAMBA AKIHIRO 'One More Time'(Daftpunk)
世界の音楽シーンがどう変わろうとオルタナティヴに切り離された異端のエレクトロパンクデュオ、ダフトパンクの大名曲のカバー。
もともと横山よりはポストパンク寄りの音楽も趣向気味の難波らしいレンジの広さを感じられるトリッキーな爆音カバーだ。
荒れ狂ったようなパンクサウンドの中にプリズムの様な煌めきのディスコティックな瞬間があるし、飾る必要もない太陽の声で曲を照らすボーカルは鮮やかだ。
原曲はこちら。
Daft Punk - One More Time [HQ]
7.KEN YOKOYAMA 'Pressure Drop' (Toots & The Maytals cover)
クラッシュもカバーし歴史に残るロックソング500とかに常連的に顔を出す60年代から語り継がれる名曲。
肩くんだ輪ができそうなスカパンクカバー。
伸びやかなモードのケンの歌声は眩しく無邪気で、多幸感に満ちたシンガロングはちょっと子供っぽいくらいシンプルだからこそ誰も彼も楽しい。
カバーで思いっきり楽しさに振り切ってくるし、そもそもロック音楽的な楽しい衝動みたいなものが前面に出てくる。
原曲はこちら。
Toots & The Maytals - Pressure Drop
8.KEN YOKOYAMA 'If You Love Me (Really Love Me)' (Edith Piaf cover)
Ken Yokoyama-If You Love Me (Really Love Me)
フランスのシャンソン界の英雄エディット・ピアフの稀代の名曲’愛の賛歌’。
スタイルを変えてこの歌も時代を癒やし続けてきた。
愛と慈しみに溢れたメロディーを丁寧に大胆にパンクギターでカバー。
エモーショナルなギターサウンドが凛として清涼感ともなう爆風なのは原曲とのケミストリーの醍醐味的な部分だ。
エッジ立った声と音も、それ以上にエモーショナルでソウルフルなメロディーで包まれる感動的なカバー。
原曲はこちら。
9.NAMBA69 'Baby I Love Your Way' (Peter Frampton cover)
難波章浩-AKIHIRO NAMBA- / BABY, I LOVE YOUR WAY
元々はピーター・フランプトンの曲でビッグ・マウンテンを筆頭に数々のカバーで後世に継がれていった名曲。
空高く舞う号砲的なギターで幕開けるアグレッシブなカバー。
スカビート、メロコアビートを行き来し、緩急と変調で加速度的にうねるビートが心地いい。
ヴァイヴするギターサウンドのエッジの立ち方と響きのレンジの広さ、絶景的な完成度の祝福の歌になっている。
原曲はこちら。
Peter Frampton- Baby I Love Your Way
10.KEN YOKOYAMA 'Somewhere Over The Rainbow' (Harold Arlen cover)
いつ見ても何か忘れかけていた物を思い出させてくれる名作ミュージカル映画’オズの魔法使い’。その挿入歌であるこの曲は映画の象徴であり映画音楽というジャンルのきっかけにもなった超名曲だ。
暖かいギターのみのインストのカバーで目を閉じて聴きたくなる味わい深さ。
ギタリスト横山健の莫大な経験値が、柔らかく紐解いて行かれてく様な音像は甘美なものですらある。
ぐっと噛み締めたくなる、パンクアルバムのエアーポケット的な瞬間に、この穏やかさはニクい。
原曲はこちら。
Somewhere Over the Rainbow - The Wizard of Oz (1/8) Movie CLIP (1939) HD
ロックへの憧憬
以上いかがでしたでしょうか?
ハイスタが時間を止めている時、その時も彼らがロックミュージシャンで有り続けた理由の1つに、ロックへの憧憬が原風景にあるからなのかもしれない。
色んなしがらみとか一回置いて、音楽を始めた時のようにナチュラルに音を鳴らせるのはこういうカバーなのだ。
それではまた別の記事で。