大会レギュレーション
まずは大会の概要の備忘録から。
出場チームは全32チーム。4チーム8グループに分かれホーム&アウェーで6試合戦い1・2位がベスト16へ進出。ベスト16の時点でもう一度組み合わせ抽選会を行い、トーナメント表を完成させ、ホーム&アウェーで戦っていく。
大会日程は9/14に本選が開幕して、決勝はいつかというと、2017年の6/3にウェールズで行われる。半年間の長丁場となる。
試合は決勝戦を除き、全てミッドウィーク(火曜・水曜)に行われ、決勝のみ週末に行われる。
予定は下記の通り
2016年9月13、14日:グループステージ第1節
2016年9月27、28日:グループステージ第2節
2016年10月18、19日:グループステージ第3節
2016年11月1、2日:グループステージ第4節
2016年11月22、23日:グループステージ第5節
2016年12月6、7日:グループステージ第6節
2017年2月14、15日/2月21、22日:決勝トーナメント1回戦
2017年3月7、8日/3月14、15日:決勝トーナメント1回戦
2017年4月11、12日:準々決勝第1戦
2017年4月18、19日:準々決勝第2戦
2017年5月2、3日:準決勝第1戦
2017年5月9、10日:準決勝第2戦
2017年6月3日:決勝(ウェールズ)
出場チームは各国リーグランキングをもとに割り当てられた係数のもとに決められている。
強豪リーグからの優勝チームとその上位のチーム。その他の国の優勝国はプレーオフを勝ち抜いてくれば出場となる。
初のCLとなる奇跡のレスター、王者らしい補強をしたユベントス、ベストの戦力は盤石なバルセロナ、安定感がとびぬけたバイエルン、昨年準優勝のアトレティコマドリ―、清武も所属するセビージャあたりに注目が集まる。
グループリーグの組み合わせはコチラ
○グループA
アーセナル(イングランド)・バーゼル(スイス)・パリサンジェルマン(フランス)・ルドゴレツラズグラド(ブルガリア)
○グループB
ナポリ(イタリア)・べシクタシュ(トルコ)・ベンフィカ(ポルトガル)・ディナモキエフ(ウクライナ)
○グループC
バルセロナ(スペイン)・マンチェスターシティ(イングランド)・セルティック(スコットランド)・ボルシアメンヘングラットバッハ(ドイツ)
○グループD
アトレティコマドリー(スペイン)・バイエルンミュンヘン(ドイツ)・ロストフ(ロシア)・PSVアイントフォーフェン(オランダ)
○グループE
モナコ(フランス)・レバークーゼン(ドイツ)・CSKAモスクワ(ロシア)・トットナム(イングランド)
○グループF
ドルトムント(ドイツ)・レアルマドリ―(スペイン)・レギアワルシャワ(ポーランド)・スポルティングリスボン(ポルトガル)
○グループG
レスター(イングランド)・コペンハーゲン(デンマーク)・ポルト(ポルトガル)・ブルージュ(ベルギー)
○グループH
リヨン(フランス)・ユベントス(イタリア)・セビージャ(スペイン)・ディナモザグレブ(クロアチア)
以上が簡単なレギュレーションの確認。
次は今シーズンのチャンピオンズリーグのお気に入りを決める。
レアルマドリード
はっきりとした戦い方・ハマりやすい個性的な選手・ジダンの存在
レアルマドリ―の戦い方ははっきりとしている。
アンカーを置くというポイント以外は、後はスターティングメンバ―個々の能力が最も活かされやすい配置。
クロース・モドリッチを最もボールに触らせる、アンタッチャブルなBBCモラタを危険なエリアでボールを受けさせる。その意図が明確でシンプルで怖い。
ジダンもそうだったんだけど、総じてキックの上手い選手が多いのも厄介なポイント。
超高精度のシュートの危険をケアしつつ守り続けるのは大変だ。
これがやはり伝統のレアルなのだ。白い巨人らしいストロングポイントを最大に発揮しようとする戦い方。違いを産み出せる選手にたくさんボールを触らせるやり方。
そのバランスを取るのが難しいんだが、上手くバランスが取れているチームだと思うのだ。
控えの選手達のハマりやすい個性も戦力を底上げしている。
シンデレラボーイになりそうなアセンシオは、どの試合でも問題なく起用できそうだ。
トップ下のないシステムで、サイドアタッカーにも向かないハメスは、このチームで一番使い所が難しいが、先のCLの初戦、後半ロスタイムでのモラタの逆転弾のクロスをあげたのはハメスだった。クラッチ的な働きをできるその創造性は確かなモノ。攻撃のスイッチとしては最高のカード。それを本人が満足するかはわからないが。
エーデゴーアやエンツォといった若いタレントも、プレッシャーの少ない試合でプレー時間を確保できる様になれば、主力も休められるいいローテーションにもなる。
そのやりくりが去年のジダンは全て途中からだったのだ。
リーガ優勝が難しくても狙わなくてはならない、ペース配分も何もない状況で戦わざる負えなかった。
今年はプレシーズンから様々な選手を起用し、シーズンを戦うというプランにおいて、自分の中で比重を置く部分をある程度見据えながら戦える。
リーガ奪還ももちろん狙っているが、連覇への気持ちも強いはず。
自分が選手の時に何度も何度も経験した戦いの経験をどう活かすかのか。
選手マネジメントの手腕が問われるし、ジダンならきっとやってくれるはず。
そしてロナウド。
最後に触れるのはやはりエースの存在。
ユーロ決勝で、負傷もあり戦えなかったが、あの存在感。
実力での貢献度はもちろん、何かと画になるのだ。これがレアルには必要なのだ。
その点では、メッシよりも上。
アンビバレントな魅力と能力が人を惹きつける。
もうベテランに差し掛かる中、ヨーロッパ最高の舞台で今年も輝いてほしいのだ。
いかがでしたでしょうか?
また日程が進めば、お気に入りのレアルについて書いていこうと思います。
何かお気に入りを見つけて追っかけるのも、CLを楽しめる要素になるので、何か決めて見ていくのも面白いですのでおススメです!