Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【バンドレビュー】Thrid Eye blindに想いを馳せて-セミチャームドライフな音楽たち‐【トラック集】

90’sオルタナティブロックの風-Thrid Eye blindに想いを馳せる

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僕がThrid Eye blindというバンド名を知ったのは10年位前
大学の時にバイトの先輩にCDを勧めてもらったのが最初だ。
「一発屋だけどね」と断りを入れられて、勧められるがままに1stアルバムを借りて聴いた僕は、semi-charmed lifeを聴いて決定的な衝撃を受けた。
 
オルタナのオの字もしらない当時の僕でも聞いたことがあった、そして一曲まるごと聞いてみると寸分の隙もなく超絶かっこいい
その数分だけで人を音楽世界に引きずり込める歴史的名曲が持つ引力。
グリーンデイのバスケットケースとか、オアシスのドントルックバックインアンガーとかそういう類のものに近い、強烈な引力がsemi-charmed lifeにもあったのだ。
 
そんなThrid Eye blindが今年SUMMERSONIC2016にやってくる。
見た事がないからというのもあるけど、正直なところweezerよりもoffspringよりも楽しみでしょうがない。絶対に被らないでくれ。
今この自分的に最高なタイミングでThrid Eye blindに想いを馳せるコラム。
曲紹介もしていくので是非ご覧ください。
 
 

1.バンドプロフィールとバンドの位置づけ

まずはバンドプロフィールを振り返ってみる。

サードアイブラインドはアメリカのカリフォルニア出身の4人組バンド。

ボーカル・ギター・ベース・ドラムの基本的な構成で、現在ももちろん活動中なのだが、脱退・加入を繰り返し今ではオリジナルメンバーはボーカルのスティーブンしかいない。

西海岸らしいカラッとしたサウンドとは裏腹な派手なメンバー遍歴。

1990年代彼らが高校生の頃に結成し、長い下積みを経てアルバムデビューは1997年。
当時伝説的な人気を確保しつつあったoasisの前座を射止め、話題のバンドとなったところでの1stアルバム’Third Eye Blind’デビュー。
 
semi-charmed lifeを始めとする、弾ける様なポップネスを感じるキラキラしたグッドメロディー×軽快で開放的なロマンチックなグルーヴという、ありそうでなかったかけ合わせ。
同時に各要素を成立させるメロディーセンスが驚異的だし、歌詞の内容に散りばめられた狂気的な感情の違和感が、同時に甘い痺れみたいになって耳に届き心を躍らせる。
  
セミチャームド以外にも’jumper’,’graduate’,’how's it going to be’,’burning man’,などなど、オルタナの名曲揃いの快作1st。
当時の評価はもちろん、今でも時代を超えてタイムレスな魅力を感じるグッドナンバーが揃う。
そのポップセンス×グルーヴというポジティブな音作りは、当時の音楽シーンを席巻した。
全世界で700万枚を売り上げ、日本でも話題となり、一躍時のバンドとなったのだった。

 

一般的な捉え方でのバンド黄金期はこの1stアルバムの時期に集約されていた。

この後のバンドは1stの亡霊にもとりつかれ、作曲を担っていた中核のメンバーの脱退もあり、2年後に2nd,さらにその4年後に3次ぐアルバムもセールス面ではついに1stを抜くことは出来なかった。

その後は充電期間も経て、4、5枚目のアルバムを5.6年置きに発表するに留まる。

ここまで紐解いてみれば確かに一発屋と揶揄されるのもわかる。

個人的にも、もちろん1stは至高のアルバムだし、彼らの最高のアルバムであることに異議を唱えたりはしないし、semi-charmed lifeへの愛も変わらない。

が、一度フラットに光を当てて聴いてみると、なるほど悪くない。というか凄いオルタナ感にあふれている彼ららしいトラックも随所に輝いていて、とても良曲揃いなバンドなのだと思った。

なので5枚のオリジナルアルバムの中から、フラットに何曲か紹介していき、彼らの魅力を紐解いていこうと思う。

 

 

2.その音楽性。メロディーセンスとオルタナらしさ

速やかに耳に良く馴染むドライヴィンなギターサウンドが、とにかく心地いい。
それでもただの爽やかギターロックで終わらないのは、少しウェットな漂う様な静かなメロディーラインから、一気にギアチェンジして弾ける様に襲いかかるグルーヴ感あってのモノ。
ヒップホップ、パンク、ブルース、レゲエ、サーフの多彩な要素をミックスアップし、それを集約し曲としてブレンドできるポップセンスでオルタナティブ=新しいものへと昇華できる。
そのバランス感覚と、親しみやすさでいっぱいのメロディーセンスが彼らの真髄だと思うのだ。
 
1.semi-charmed life 1st alubum

一曲目はこれ。

もう琴線を刺激しまくりの極上のメロディーに、ヤバいほど快感指数の高いグルーヴの高鳴り。

何年たってもオシャレに感じちゃうのが、タイムレスな魅力を持つ、歴史的名曲って事なのだろう。

 

2.graduate  1st alubum

美しいギターの旋律を急にぶち破る本能的なシャウトから始まる狂気を感じるナンバー。

ドライヴィンで弾む様にノれるギターに変わりはないんだけども、随所に攻撃的な前のめり感を感じるアグレッシブなサウンドが、彼らの隠れた激情を感じられてより1stぽくてスゴク好きな一曲。


Third Eye Blind - Graduate

 

3.London   1st alubum

グランジを彷彿とさせるサウンドが異色なコアなナンバー。

終始疾走感に溢れる、彼らには珍しいピッチの曲で、聴き終わりの程よくヒリヒリとする感触がとても良い。

代表曲ではないけど、いい味出してる一曲。


Third Eye Blind - London

 

4.Never Let You Go 2nd alubum

2枚目のアルバムの代表的な一曲。

リードギターが抜け、1stの混乱の中で作られたアルバム。

繰り返される臆面のないポップなギターリフに、ファルセットのボーカルが怖いくらい美しい。

底抜けに明るいわけではない、ちょうど良い陰鬱さがあって、いい雰囲気。


Third Eye Blind - Never Let You Go

 

5.1000 Julys   2nd alubum

80年代のハードロックの風も感じるロックナンバー。

ドライヴィンなリフに、キャッチーなメロディーを乗せるという構成は変わっていないけど、より深くハードな音がもっともっと縦に体を動かさせる。

逆にここでこそ彼ららしい優しい耳触りのおかげで、すんなりと心に入ってくる。


Third Eye Blind - 1,000 Julys

 
6.Forget Myself 3rd alubum

3枚目のアルバムからロックバラード。

これが彼らのバラードでは一番好きかもしれない。

複雑に美しく重なり合うギターが、表情豊かに一曲通して鳴り続ける。

繊細なスティーブンの声が、コズミックに広がる彼ら史上最も壮大なバラード。


Third Eye Blind - Forget Myself

 

7.Wake For Young Souls   3rd alubum

アコースティックで素朴な素の彼らを感じる良曲。

特に何のしがらみも感じず、フレンドリーさすら感じるボーカルがとってもポジティブ。

素だからこそメロディーセンスが光る、エヴァーグリーン的な心安らぐ一曲。


Third Eye Blind- Wake For Young Souls w/ lyrics

 

8.Bonfire   4th alubum

充電期間を経て、発表された4枚目のアルバムから。

メランコリックさが加わった彼らの真骨頂の静的なグルーヴがとても鮮やかに刺さる。
哀愁漂うメロディーに、彼らの重ねてきた年輪みたいなものを感じて、深みを感じる曲だ。


Bonfire-Third Eye Blind

 

9.Dopamine  5th alubum

昨年出されたばかりのアルバムからタイトルトラックになっている一曲。

年を重ねるにつれて丸みを帯びたボーカルに合わせるように、ソフトに軽快なサウンドが目立つ。

ロマンティックなポップネスは全く衰えていない。 


Third Eye Blind - Dopamine w/ Lyrics

 

 

3.少しだけ魅力的な曲達

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いかがだったでしょうか?
前述の一発屋という印象もいなめないんだけれども、ここまで好きになってしまった今、感情論としてそれには異議を唱えたい。 

 

上にも書いたけど、彼らの魅力は、ポップだしロックなんだけど、そのどちらにも魅力を少しだけ加えたような甘いメロディーにある。

聞かれたら相手に「へぇ」って思わせる様な、ちょっとズレていてかっこいい感覚。
それがThrid Eye blindの魅力なのだ。
semi-charmed lifeから入るのに何の問題もないけど、それ以外を流し聴くにはあまりにも勿体ないパワーソングばかり。
是非聴いてみて欲しい。
 
semi-charmed life=今からほんの少しだけ魅力的な生活、僕にはそれに Thrid Eye blindが欠かせないのだ。
 
【Thrid Eye blindのアルバム】

 

Third Eye Blind

Third Eye Blind

  • サード・アイ・ブラインド
  • オルタナティブ
  • ¥1600
Dopamine

Dopamine

  • サード・アイ・ブラインド
  • アダルト・アルタナティブ
  • ¥1500
Out of the Vein

Out of the Vein

  • サード・アイ・ブラインド
  • ロック
  • ¥1600
Blue

Blue

  • サード・アイ・ブラインド
  • ロック
  • ¥1600
Ursa Major

Ursa Major

  • サード・アイ・ブラインド
  • ロック
  • ¥1500