Football soundtrack 1987-音楽とサッカーに想いを馳せる雑記‐

1987年生まれサッカー・音楽(ROCK)好きがサッカー・音楽・映画などについて思いを馳せる日記

【春のベスト!サッカーに合うロック音楽18曲】春に合うフットボールサウンドトラック18曲-ロック・パワーポップ-【500時間聴きながら蹴って選んだサウンドトラック集】

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500時間聴きながらボールを蹴ってわかったサッカーに合うロックサウンドトラック集’春’ロック・パワーポップ編‼︎

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サッカーとロック音楽を繋ぐサウンドトラック・プレイリスト企画春のロック・パワーポップ編!

これはロック音楽好きでサッカー好きな僕が500時間くらい聴きながらボールを蹴って個人的に吟味した、サッカーに合うオルタナティブなロック音楽集になります。

今回は春!特集という事で、春らしいロック・パワーポップを集めてみました!

 

【ベストはこちら!!】

www.footballsoundtrack.com

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自分が好きだからってのはあるけど、ロックン・ロールの身体を自然に動かし、音が空間に乗るドライヴ感フットボールとリンクする瞬間があると思うのだ。
手軽なBGMになった、アプリで詰め合わせたポップスを何となく聞くのはつまらないし、ズンズンとここはクラブじゃねぇって音楽流してるとこもある。
ストリートなインディー感、紳士なスタイリッシュ感、ロックの肉体的なエネルギーがビッグなメロディーで、センチメンタルにもメランコリーにも映り変わる生の音の揺らぎ。
流れてきて、おっ、と、もうちょっと走れる様な、エネルギーと幸せが湧き上がる様なサウンドトラック。
 
今回は'春'をテーマに、そんなサウンドトラックをチョイスしてみました。
ロック的なドライブにポップの瑞々しさが混ざり合うパワーポップを中心に、抜群に耳かかりの良い18曲を集めてみました。
おもいっきり屋外で聞きたい煌めく眩しさ。
この為に外に出ても全くおかしくない、自然と足を外に向けられるアツい曲達。
是非聞きながら読んで頂けると幸いです!
 
 

1.Sugarcult 'Saying Goodbye'


Saying Goodbye by Sugarcult. [Lyrics]

まずは切れ味するどいポップパンクバンド、シュガーカルトのパワーポップソング。

軽やかなリードギターの浮遊感、ノイジーで歪んだリズムギターの抱擁感。

ツインギターが織りなすドライヴなサウンドは、ノイジーでも爽やかな開放感が満載。

ティムのハスキーな声で艷やかに引き締まり、どこかロマンチックな聴き心地になるのもシュガーカルトらしい甘い魅力である。

 

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2.Third Eye Blind 'Semi-Charmed Life'


Third Eye Blind - "Semi-Charmed Life" [Official Music Video]

サード・アイ・ブラインドの記念碑的なオルタナティヴの名曲 。
誰もが口ずさめる、ど定番のキラーアンセムこそ、春の爽やかさにぴったりだ。
瑞々しくフワフワと漂うような、それでいて爆発的なグルーヴから、飛び跳ねるようなポップなメロディーの煌きは不朽の色合いである。
口笛でコーラスを吹いたりしながら、弾むように歩きたい季節だ。
 

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3.ELLEGARDEN 'Perfect Days'

Perfect Days

Perfect Days

  • ELLEGARDEN
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
エルレガーデンのパワーポップ的な側面は今でも色褪せずに聴かせる大きな要因の一つだ。
メロディアスなフレーズを描くギターが何よりも耳を惹くこのナンバーは、シンプルなパワーポップサウンドの展開の中歌うようにメロディーを奏でる。
澄み切っていながら迫力あるロックサウンドに、甘くロマンティックで爛漫の声。
音もボーカルも、バンドのドライヴで開花してく幸福に満ちた鮮やかな一曲だ。

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4.Something Corporate 'I Woke Up In A Car'


Something Corporate - I Woke Up In A Car

ピアノ・エモバンド、サムシング・コーポレイトの代表的な一曲。

リードするピアノサウンドの浮遊的な高揚感はそれでしか味わえないものだし、じっくりと惹きつけて弾けるように飛び出すバンドサウンドの開放感もまた、ピアノの旋律の存在あってこそ。
ベースラインにはアグレッシブなギターも映え、ドラマチックなフレーズがこれでもかと刻まれつつ、美しく浮遊し続けるピアノエモの妙技だ。
 

5.Brendan Benson 'The Alternative to Love'


brendan benson-the alternative to love

オルタナティブ界屈指で異端なシンガーソングライター、ブレンダン・ベンソンのラブソング。

カントリーチックなアコースティックギターが先行し、強烈なアイデンティティ持った声に揺らめくメロディーが心地いい。

ただ音を紡ぐだけでなく、徐々に磁気を帯びる様にロックと溶け合う展開は大胆不敵であり繊細なバランスを崩さない、まさにパワーポップな展開。
彩り豊かな音が跳ねまくりつつも、凄く均整のとれた芸術性は随一だ。

 

6.The Offspring ' Nothingtown'


The Offspring - Nothingtown

現代パンクロックバンドの頂点の一つ、オフスプリングの爽やかな一曲。

実は彼らが得意なさわやかなロックチューン。

ヘヴィなソニックを存分に感じるギターサウンドが軽やかにリズミカルに跳ねる。
ハイトーンのデクスターのボーカルが鮮やかに力強く空気を切り裂いて行く爽快感もたまらなく僕らを煽る。
目を向けられない程の眩しさは、タフな彼らのサウンドだからこそのパワーだ。

7.The All American Rejects ' My Paper Heart'


My Paper Heart official video - The All-American Rejects

独特のイイ香りを持ったポップパンクバンド、オール・アメリカン・リジェクツのリードトラック。

アコギの心地良い風のようなメロディーをベースに、咲き乱れる様なロックサウンドとセクシャルなボーカルが引っかかるパワーポップの名トラック。

南国のトロピカリズムの様な、満天の星空の下の様な、キラキラしたメロディーは凄く透明性を持って、聞き手それぞれの光景に映えるはずだ。

繊細でか細い様なイメージも有るが、ダイナミックに弾けるエモーショナルな衝撃波が、聴き応えも抜群なものにしている。

 

8.Beady Eye 'Millionaire'


BEADY EYE - 'MILLIONAIRE'

オアシス後、リアム・ギャラガーがノエル抜きで結成したビーディー・アイのロックナンバー。
クラシカルな趣きあるアコースティックギターが柔らかな日差しの様な聞き心地で幕を開け、その陽だまりの中に溶け合う様に暖かく、それでも芯は全くブレないリアムの声を存分に感じられる。
比較的オーソドックスにストレートなメロディーだからこそ、春っぽい淡く眩しいイメージが合うし、柔らかい質感のリアムの声はいつもより少し纏いやすいはずだ。
 
 

9.Motion City Soundtrack 'Last Night'

Last Night

Last Night

  • モーション・シティ・サウンドトラック
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

世界で最も泣けるエモーショナルなパワーポップバンド、モーション・シティ・サウンドトラック

舞い上がる様に軽くて、しっかりと潤いのあるメロディーが容赦なく涙腺を襲うエモーショナルな渦になって心を震わせるのだ。
頼りなくも、確実に心の共振を誘うナードでセンチメンタルなボーカルとコーラスは、別れを吹っ切れず、それでも前を向きながらトボトボでもいいから歩き出した姿だ。
 

10.Fountains Of Wayne 'Leave The Biker'


Leave the Biker.

生涯モノのバンドだろうな、と心から感じるパワーポップバンド、ファウンテンズ・オブ・ウェイン

音もリズムも雰囲氣も、全てがカチッと音を立ててハマる様で、メロディーにゾクゾクする感覚はあまり出会えない。

ディストーション効いたギターがベースでスモーキーかつラフだが、どこまでも透明なメロディーの質感はいつまでもポップだ。

圧倒的な光景を前にした感動の様に、じっと浸れる一曲だ。
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11.Rentals 'Waiting'


The Rentals - Waiting (Video)

元ウィーザーのマット・シャープ率いるオルタナロックバンド、レンタルズ

フワフワの音のグルーヴがロックのドライヴを持って実に豊潤に空間を満たす、インディーパワーポップ。

ケミカルでダイナミックな不可思議世界の強烈なポップネスは、浮遊感だけでなく確実にロックアウトさせるパワーもある。

マット・シャープのボーカルのなんとも素朴な声も、いい味だ。

 

12.The Strypes 'Easy Riding'

Easy Riding

Easy Riding

  • ザ・ストライプス
  • オルタナティブ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

恐るべき子供達として世界を席巻したブルースロックバンド、ストライプスの最新モードから一曲。

レトロでクラシックな時代と地続きの音が、色鮮やかに鳴るのも、彼らの驚くべき音楽的理解力による所が大きいし、それを感じつつ聴くのも実に面白いのだ。
若さゆえの碧さ、しかし群青の様に濃いロックンロールを感じられる凄い一曲。
 

13.Lemonheads ' Mrs. Robinson'


Lemonheads - Mrs Robinson

アイドル的な人気を誇ったパワーポップバンド、レモンヘッズの代表的なカバーソング。

サイモン&ガーファンクルの名曲のカバーは現代パワーポップとして色づいた。

全く力の入っていない声にカラフルなベースとスライド・ギターの疾走感で、あっという間に通り抜ける風の様なカバー。
 

14.Hi-STANDARD 'New Life'


Hi-STANDARD - New Life [OFFICIAL MUSIC VIDEO]

ハイスタンダードはいつだって僕らの生活で響くのだ。
新しい生活には欠かせないポジティヴィティーの塊。
ユニークなメロディーラインはファニー&パンキッシュで何年経ってもこんな街に行きてぇと色褪せない永遠のテーマソングになり得るのだ。

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15.The Wellingtons ' Come Undone'


The Wellingtons - Come Undone

オーストラリアのパワーポップバンド、ウェリントンズ
レフティーのギターは日本人メンバー。パワーポップファンはボーカルのギターストラップに目が行くはずだ。
アイドルチックなキラキラの中、油断ならない超ブーミーな強靭なバンド・サウンドが吹き荒れる快感。
紅一点の女性ギターのコーラスにも惹かれる、引っかかり多めの多彩なバンド。
 

16.Blur 'Girls & Boys'


Blur - Girls And Boys

最もハジケていたブラーの名曲。

一音目から超マジカルなポップな音世界。

サイケでトリッピーながら、一端にロックバンドとしてのエッジを込めたサウンドは唯一無二の空気感を産む。

 

17.Velvet Crush 'Drive Me Down'


Velvet Crush - Drive Me Down

90年代を揺らめく様に活動し走り抜けたヴェルヴェット・クラッシュの名チューン。

繊細で壊れそうに美しいギターの音が全面に出たギターチューン。

暖かい春の雨に傘もささずに打たれているような、陰も陽も内包した包容感が曲全体を覆う。

 

18.Weezer 'El Scorcho'


Weezer - El Scorcho (Director's Cut)

最後はウィーザー

穏やかにヘンテコで超かっこいい彼らの数多くのトラックの中でも異彩を放つキラーチューン。
フリーキーでファニーなギターリフ中心のゆったりとしたグルーヴに包まれ、弾けすぎて不揃いなメロディーが阿吽の息で何故か合うバンド・サウンドの盛り上がりは驚異的。
転調を繰り返し、ナイーブとパワフルを揺蕩うようなリバースのボーカルも彼らしい。
まるでたくさんのファンと一緒に歌っている様な、超陽性な一曲だ。
 

春を、もう少しだけ色鮮やかに

以上、ご覧いただきありがとうございました!
もう人生で何十度目かの春は、今年も色鮮やかに色づき始める。
少しだけ、聴いてる音楽もシフトすれば、多幸感が何重にもなって返ってくるのだ。
 
それではまた別の記事で。